I神戸-伊賀FC戦と同日web公開で両方のレポートは、正直しんどい。
コーナーキックレベルの高そうなこちらを優先しました。
 
両軍攻撃力不足で、なかなかチャンスを作れない中、後半開始直後のコーナーキックの得点を、ジェフが守り切って勝利。
 
最後はノジマのPKをSAVEしたところで、タイムアップという、劇的な試合でした。
これで、ノジマは8位のままだが、ちふれに勝ち点で並ばれ、クビのあたりがちょっと冷たくなった。
 
47分(YouTube  51:58~)
 (右CK)J鴨川(ローボール・ニア)J櫻本(シュートムリ・モドシ)J鴨川(クロス・ファー)
 N長澤(ヘッド・コボレ)J上野(左60°15mシュート)GK(パンチ・コボレ)J西川(右ポスト前2mシュート)
 
→:普通のパス ~:ドリブル
 
ノジマとジェフLとの比較では、走り回る守備とあまり強くない攻撃という面では同じ。
そのため、前半は両チームほぼ互角で、チャンスらしいシーンが本当に少ない。
ノジマには12分(YouTube 17:30~)、ジェフLには35分(YouTube 40:10~)
くらいしか得点の臭いのするシーンはなかった。
 
しかし、ノジマは前戦のタレントが乏しく、一人でなんとか出来る選手が居ないので、一気に攻めるか、パスを数本繋ぐことで時間を作って押し上げるか、いずれかの攻撃。
一方、ジェフLの攻撃は前戦で時間を作れる成宮選手がいる分、わかりやすい。
オープンスペースに蹴って成宮選手に預けておけば、時間を作ってくれるので、
その間に押し上げられる。
徐々にノジマの守備にスペースが出来てきて、後半47分の得点後も、ジェフが優勢に進めた。
 
47分(YouTube 53:08~)、58分(YouTube 1:03:56~)と惜しいシーンが続く。
後半のノジマは完封されていたので、このまま終わるのかと思っていたら、最後の最後、+92分(YouTube 1:38:01~)、南野選手のミドルがバーを叩き、池上選手が詰めてPK。
GKに阻止されて、惜しくも引き分けには持ち込めなかった。
 
では、いつもの通り、コーナーキックを分析していく。
と言っても、ここのカメラや、カメラスタンドの性能が低いので、
メインスタンド側のコーナーキックで全体を撮影できない・鮮明度が低い甘いなど、難点がある。
出来る範囲で分析した。
選手の特定は画像の鮮明性不足で、ゼッケンが読み取れていない可能性もあるので、間違いがある可能性も否定出来ません。
間違っていたらゴメンナサイ。お許しください。
 
(1)両チームのディフェンスシステム
 
両チーム、マンツーマン主体で2・3名のゾーン固定配置。
ただし、ノジマは、ゴール前に一人相手選手が入ってきても、
そこには、マンツーマンディフェンスは付けない。
ゴール正面の選手が、ゾーンで守りつつ、その選手をケアしていた。
おそらく、味方選手がGKの出足の邪魔にならぬよう配慮してのことだろうと想像する。
 
イメージ 1
 
 
(2)統計
 
例によって、私が採っているSTATSを紹介します。
ただし、ノジマの2本とジェフLの1本のコーナーキックでは、
ゴール前の駆け引きが映っていないので、ピックプレーの有無は不明。
 
                 ノジマ     ジェフL
コーナー本数         4        5
得点(1次攻撃)        0        1
 
センタリング→シュート  1/0     1/0
センタリング→パス    1/0     1/0
ルーズボール          0        1
クリアー              1/0     1/0
キーパーパンチ         0        0
キーパーキャッチ      1/0       0
オフェンスファール       0         1
ディフェンスファール      0         0
* フリー/競り合い
キックミス               0        0
ショートコーナー不発     0         0
フリーになった選手    2/0     2/3
   (ボール受け/ボール来ず)
ピックプレー:推定含む  2/0     3/0
   (成功/不成功)

(3)特記すべきプレー
 
両軍とも工夫を見せている。
撮影機材に不満があるのが承知の上で、この試合をYouTube観戦した甲斐があった。
 
まずノジマは、全てのコーナーキックでショートコーナーを臭わせた。
そのためジェフのニアポストにゾーン固定で張り付いていた10深澤選手はその対応で、引っ張り出されている。
そこで手薄になったニアサイドを、ゴール前に2人配置して攻めている。
また、完成度は低いが、ピックプレーを絡めている。
 
対するジェフは、見所が多い。
①ニアサイドのローボールで攻め、走り込んでのシュートを狙ってきたプレーが面白かった。
②PKアークのファーサイドに集団を作った後、選手の走行ラインがクロスするような動きが
  各所で見られ、場合によっては一時停止してピックプレーを生んでいるのも良かった。
③ファーを狙ったときは、あまり複雑なことをしていない。
  身長の優位性を使うためのプランなのか、偶然だったのかは解らないが、
  前者だったら、蹴り手と受け手がコミュニケーション出来ていると言うことで立派。
 
A.ノジマ18分のコーナーキックYouTube 23:23
 
ゴール前にいた11南野選手がスタート。
7鴨川選手の脇を抜けたため、マークしていた2上野選手は立ち遅れてフリーになる。
形的には変則だが、相手選手にピックさせているのでラッシュ&ピックA(2-2:リンク参照)
良く効いていて完全にフリーになっている。
ボールは11南野選手に渡ってシュートしたが、ゾーンで守っていた6西川選手がブロックして防いだ。
このプレーは、大きな動き的にはデザインされた可能性が有るが、細部のピックプレー自体は偶然のように見える。もし、9尾山選手が2上野選手をピックしていたら完全な計画的プレーだった。
 
余談になるが、PKサークル付近で、19高木選手が5國武選手と3石田選手のファー側からニアを目指し駆け込んでいる。形的にはループ(2-6:リンク参照)を使っていることになる。
ただし、不十分な結果に終わっている。
・5國武選手もニアを同時に目指したため、被ってしまいフリーになれていない。
・マークしていた5若林選手が、間を空けて守っていたので、ピックが起こらなかった。
 
イメージ 2
 
 
 
B.ジェフL28分のコーナーキックYouTube 32:49
 
上述のノジマ19高木選手と同様に、ループ(2-6:リンク参照)を使ってミドルシュートを打っているが、こちらの方がピックプレーとして良く出来ている。
明らかにデザインされたプレーである。
 
PKサークル付近ファー側で集団を作り最もファー側の2上野選手がニア側に平行に走り出し、そこにキッカー13瀬戸口選手がローボールを合わせた。
マークの11南野選手は行く手を防がれて、全く追えない。
2上野選手はフリーでシュートに至ったが、15長澤選手が自分のマークを捨てて対応したので、シュートブロックされた。
15長澤選手の対応は、ファインプレーだと思う。
 
ジェフから見れば、惜しいプレーだった。
あと少し、工夫があれば、強烈なシュートがノジマゴールを襲っていたと思う。
①ほんの0.2秒ほど2上野選手のスタートが遅かった
②15林選手はずっと動かなかったが、15長澤選手を引き付ける動作するなどし、
  ニアに出させない工夫をすべきだった。
 
なお、ボールとは全く関係なかったし、偶然のようだったが、
24千野選手とマークの3石田選手の間に、3櫻本選手がマーク選手とともに入り込んだため、クロス(2-4:リンク参照)も発生している。
 
イメージ 3
 
 
 
C.ジェフL46分のコーナーキックYouTube 51:58
 
この試合の先制点で有り決勝点が生まれたので、解析する。
36分のコーナーキック同様、ローボールで攻めている。
この得点は、まず7鴨川選手のコーナーキックを3櫻本選手がニアで受け、それを、もう一度7鴨川選手に戻してクロスを上げてから生まれている。私が解析するのは3櫻本選手が受けるまでの動きについてで、そこまでを図にする。その後の話は詳しくはしない。
①まず3櫻本選手に付いていた10吉見選手?は離してマークしていた。
②そこに2上野選手がマークの11南野選手を連れて近付く。
③次に3櫻本選手がニアにスタート。10吉見選手?はブロックされて追えない。
 ブロック&ラン(2-5:リンク参照)が成立する。
④フリーになった3櫻本選手は、ニアでボールを受けてシュート体勢に入る。
 おそらくここまでがAPプランで計画通りだろう。
 図に示したのはここまで。このまま、シュートが打てれば、教科書モンだった。
⑤8田中選手が出てきたので、シュートを打てないと見て、
 3櫻本選手はボールを7鴨川選手に返す。これはBプランだろう。
⑥7鴨川選手は、クロスを上げる。ファーで競りになったボールが溢れる。
⑦一早く反応した2上野選手がミドルシュート。
 GKが防ぐが、今度はゴール前に詰めていた6西川選手が拾って決めた。
 
このプレーでは2上野選手の大立ち回りを動画で是非確認いただきたい。
ブロックを打って、一旦ニアへ行ってから引き返してシュートを打っている。
また、最初ニアに走った6西川選手、5若林選手?が、自分達にはボールが来なかったにもかかわらず、マークマンをゴール側に押し込め続け、3櫻本選手のシュートスペースを確保しているのも素晴らしい。
イメージ 4
 
 
以上です。
 
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