いろいろな検査の結果がでた(ドキドキ)
先生は1つ1つ丁寧に時間をかけて説明してくれた。
一番ドキドキしたのが、染色体の検査。確実にそこだろうと先生も予測していたから。
検査結果がファイルから見えないように厳重に紙と紙を内側にして届いていた。
先生は どれどれと、下のコメント欄の内容も見ずに検査の結果の表示された染色体の形を見てこれはこれで、と説明してくれた。私には異常があるような虫の絵にしか見えなかったけど、どうやら夫婦で異常はありません。と言葉をもらった時の安心感は忘れられません。
染色体の異常はこの検査では見られらなかったけれども、もっと詳しく細かくみていくとどこか違うところがでてきたりするのはよくあります。
両親が染色体の異常がなくても染色体異常のある受精卵ができる事は非常に多くある。
この簡単な検査で異常がないとわかったならば、積極的に前をむいていけばいいと言われたような気がします。←ここが一番大切なところだと思うのだが。もう安心感で解放され過ぎっちゃって記憶なし。
最後にこの染色体の検査結果は大変大切なものだから、病院のほうで厳重に管理させていただくとのことで、コピーをもらいました。
取り扱いには十分注意してくださいと言われました。このデーターでクローン人間でも造れてしまうのだろうか?そこは謎。
この先生このときすごい先生だと感じた。染色体の検査結果を見ないで、染色体の拡大した画像の絵だけ見て診断してたよ。
これは何度みてもなかなかわからない。
血液検査、1つ引っかかったぁー。
第X12因子 基準値70~150のところ 69
また同じ結果だ。一番初めに検査した病院でも指摘された。
しかし治療法がちがうぞ?どういう事?
これが不育症専門医とただの医者の違いなのだろうか? 一番初めの病院の医者は産婦人科専門医でもなかった。何を選好していた医者なのかいまだに謎。←これすごく問題だと思う。
治療法としては 妊娠する前の排卵日ころから バイアスピリン バファリンどちらかを毎日一錠飲むらしい。
胃で溶けるのと腸で溶けるのどちらがよいですか?
腸がいいです。と答えて処方されました。たくさん。あーこれでわたしの妊娠生活が維持できるのか?一番始めの病院は妊娠してからすぐに薬飲むように言われていたので。やはりそれでは遅いんだ!ともう治療法が間違っていたんだと思った。そりぁそうだよ、妊娠に気付いた瞬間に流産するんだから。
不育症の人は適切な治療を受ければ70%以上のひとが出産に至っています。←そうかやっと理解できたよ。
これは 適切な というところが肝心で、この一文ひとくくりで考えるとすごく低そうなハードルだけど、すごく高い壁なんだと改めて思いました。
不育症のひとはお友達とか身近な人に理解されるのも大変なのに一番大変なのは医者に理解してもらうことなのかもしれないと思いました。
まだ100%にはなっていないのはやはりまだ医学ではわからないことがあるんだろうな。難しい。不育症って。