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前回、バナナと米粉を使ったレシピに挑戦しましたが、今回は絹ごし豆腐を加え、ベーキングパウダーを使わずにふっくらさせる方法として、蒸しパン風に仕上げることを目指しました。
材料
・バナナ(1本)
・米粉
・きな粉
・絹ごし豆腐(1丁・水切りなし)
・豆乳
・塩(ひとつまみ)
まず、バナナをフォークでつぶしてペースト状にし、絹ごし豆腐を加えてよく混ぜます。
さらに、米粉、きな粉、塩を加え、豆乳を少しずつ加えながら固さを調整しました。
この生地をタッパーの半分くらいまで流し入れ、トントンと机に当てて空気を抜き、厚みを均一にします。
次に、鍋に水を1~2センチほど入れ、蓋をしたタッパーをセットして弱火でじっくり15分蒸しました。
(タッパーのサイズは高さ約4.5センチ、縦8センチ、横12センチ。水位はタッパーの半分より少し下あたりにしました。)
ところが、15分経っても上部が半生のままで、5分ずつ延長しながら合計30分蒸しても完全には火が通りませんでした。
おそらく生地の厚みが2センチほどあったため、火が入りにくかったのだと思います。
試行錯誤の末、タッパーから生地を取り出してひっくり返し、さらに5分蒸してようやく半生の状態を脱しましたが、この方法ではガスと時間をかなり消費してしまいました。
そこで、もうひとつの方法として、小鍋に米油を塗り、蓋をしてそのまま焼いてみました。
片面7分ずつ焼いたところ、しっかりとした生地になり、箸でもひっくり返せるほどの硬さになりました。
焼き色もきれいにつき、見た目も良く、さらに時間も短縮できました。
今回の生地は水分を控えめにしたので、絹ごし豆腐のやわらかさはあまり感じず、もちもちとした食感になりました。
味の方はバナナときな粉の自然な甘みがしっかり出ていて、そのままでも十分美味しく、素朴な味わいが楽しめました。
最初に作った蒸しパン風は厚みがあり、食べ応えがありましたが、焼き色がないため見た目はやや地味でした。
ただ、もちもち感が強く、ボリュームもあり、腹持ちが良かったです。
ちなみに、ふっくらさせたり短時間で仕上げたりするには、ベーキングパウダーを使ったり電子レンジを活用する方法もあります。
ですが、ベーキングパウダーは体に悪そうなので使いたくありませんし、電子レンジは栄養素が減るのが気になるため極力避けています。
そのため、なるべくガスで火を通す方法を模索していますが、今回のレシピではタッパーはあまり向いていないと感じました。
ただ、ボリュームがあり腹持ちが良い点は気に入ったので、今度は別の方法でアレンジしてみようと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。