パンツを買う。
春だし、サイト的にはもちろん、自転車用です。(笑
今回買ってみたのは、
リラクシーカーゴパンツ。
衣料チェーンのライトオンの自社ブランドのひとつ、
BLUCK NUMBERの製品です。
まるで、スキニーのような履き心地です。
(いや、スキニーは履いたことないけど)
他にも、EDWINが作っている「ジャージーズ」も類似の製品なので、
こちらの方が、身体のラインに馴染む場合もあるので、
お店で色々と履きくらべてみるといいかもしれません。
★ おすすめな点
・ 好きな服装で自転車に乗れる!
・ 履き心地が楽。
・ 関節が良く動かせるので、デニムよりはるかに動きやすい。
回し蹴りは言うに及ばず、
カカト落しまで決められるんじゃないか?
というくらい関節が稼働できます。
一番のメリットは、好きな服で乗れることでしょうか。
★ おしい点(自転車的に)
・ 綿素材(75%くらい)なので、速乾性が悪い
⇒汗をかく運動には不向き。
・ 体型がモロに出る。
ジャージのようにダボッとも着れないし、難しいところです。
濡れたままの服は体力を奪いますし、動きも悪くなるし、
健康面でもいいことはひとつもありません。
で・す・が、
好きな格好で気楽に自転車に乗れるのは楽しいと思います。
いかにもな格好も嫌いではありませんが、
せっかく見つけたお店に入りにくくもなりますし、
やはりポタリングにはカジュアルさも大事です。
さ、春だし、次はどこ行こうか。
海へ。
ご無沙汰しております。
2014年に変わり、もしかして初めての投稿かもしれません。(そうです)
ここのところ、
持ち帰りの仕事ばかりの中間管理職を地で行っていまして、
相当に煮詰まっていました。
「も~~、あかん! たまには海が見たいぜ!」
みたいな調子で、ふらっと外に出ました。
海はというと、家からは直線で片道7㎞くらいです。
これとは別ですが、
仕事のお客様でよくしていただいている方が、
新しくアトリエを構えられたと伺っていたので、
今日の目的地はそちらの見学も兼ねてとのことで、箕沖町にしました。
まっすぐ行ってもつまらないので、いつも通りふらふらします。
福山市にはいくつか大きな公園があります。
そのうち、地元の大きな祭りのひとつ「ばら祭」の会場になるのが、ばら公園とみどり町公園です。
この「みどり町公園」を経由して、街中を南下していくルートを採ります。
この公園の傍に、大好きなパン屋があります。
「格太郎と麦」
というパン屋ですが、ここのクリームパンとイタリアンサンドが好きです。
細かいことは省略します(笑)が、寄り道を終えて目的地を目指していきます。
まだ行ったことはないのですが、福山にも「コメダ珈琲」がオープンしました。
場所は、西新涯町でテレビで特集を組まれるほどのお店です。
(味というより、居心地とサービスの面が優れたお店のようです)
こちらの前を通り過ぎ、くわい畑を横切り、工業団地のなかへ進みます。
箕沖町は住宅もありますが、鉄鋼関係を中心とする企業がぼちぼちあります。
▲ 変電所の鉄塔。夕方なのと、カメラのせいで色がこってり。。
この近くにもカフェが何件かあります、今日は行かずに置きます。
アトリエもこの近くですが、許可を取っていないのでナイショです。
「風の時計」を下ったところ、やっと海です。
この辺りは、特に眼を引くものがあるわけではないのですが、
10年ほど前の台風で防波堤が補修されてから、随分と道が良くなりました。
車どおりも思ったより少なく、防波堤の横でボーっとしやすいので、
昔は車でよく来て、シートをフルフラットにしたうえで、窓全開で本を読んだりしていました。
なんだか心が荒むことが多いですが、
空が広かったり、海が見えるところでボーっとしてると、
いろんなことが、「まぁ、いいか。そんなこともある」と思える瞬間があり、
現状は何ひとつ変わりませんが、少し救われます。
このトシですし、自分で気持ちに決着つけるには行動あるのみですね。
PMナントカも心配ですが、また外には出かけたいです。
しまなみ海道を渡って、松山まで。
今治~松山は、標識通りならば30㎞超といった距離で、
「あ~、福山市から三原市くらいね。車で50分くらいじゃない」
と考えたのですが、当然甘々な思考だったわけです。
普段なら、絶対に30㎞を自転車で行かないだろう?
自宅~しまなみ海道を制覇して、
100㎞走った後にはまっとうな思考力はなかったようです。
13:54
▲太陽石油 工場っていいね。
すいません・・・・。行きの写真はこれだけです。
膝に違和感があったので、ストレッチをしながらゆっくり進んだので、
写真を撮ることを失念していました。
西が開けた海岸線なので、順光で海が見えたり、
夕陽も沈むのでとてもいい海岸ルートなのですが、
思い出は心の中に・・・。(笑)
結局、松山市街地に入ったのは、16:30ごろでした。
このころはまだ明るく、せっかく来たのだからと、
とりあえず道後温泉本館を見に行きました。
▲ 本館前に乗り付ける。(笑)普段なら、人力車が止まってるはず。
車では何度か来た場所ですが、
人力でこの場所に到達できたということは、
何だかとても達成感がありました。
▲ 本館横にて。チンク(FIAT500)です。絵になるクルマですね。
ここからが宿さがしなのですが、
僕の旅では普段からあまり宿を予約しません。
「よく困らないね」と友人には言われます。
ただ、実際には困ることもあり、
過去何度かは野宿をしたこともあります。(笑)
さすがに10月末のこの時期だと、
生命に危険はなくとも安眠はできないかもしれません。
何件かを周りフロントに直接問い合わせます。
自転車もあるので、条件としては、
① 輪行バッグで部屋まで持ち込みができること
② できれば、近くの温泉が利用できること
③ さらにできるなら、日本酒が飲めるところがあること
最後のは、完全に趣味です★
この日は運よく温泉付きで松山城近くの宿が見つかりました。
見た目はよくあるビジネスホテルでしたが、別館に奥道後から温泉を引いているそうです。
まずは、さっぱりしてからご飯にしようと、別館に出向きました。
エレベータで上階へ上がるのですが、
降りてからの造りが一般向けではなく、
勝手な想像ですが、もともとプライベートスペースだった場所を
一般客に解放したような趣の造りでした。
松山城北側の大通りが見える展望露天風呂で、
ここでもやはり貸切・・・やはり平日は素晴らしいです♪
休憩室でお茶を飲みつつ、温泉に出たり入ったりを繰り返していると、
さすが道後のお湯は効果があるようで膝がかなり楽になりました。
---
お酒
風呂から上がるとちょっと疲れが出たので、
ホテルの近くにある飲み屋街を歩いていて見つけた卸酒屋に入りました。
そこで、自宅用に「雪雀」の大吟醸を買い配送手続きを済ませ、
ホテルで飲むために、「梅錦」、あと「春鹿」(これは奈良の酒だけど)の2合瓶を買い込みました。
本当は、居酒屋に入りたかったのだけど、体力的にアウトでした。
どちらも美味しかったのですが、やっぱり居酒屋で出してもらうほうが、
飲み頃を外さなくて済むので、ぜったい美味いと思うのです。
---
帰路について
一泊して、明けた翌日は”雨”でした。
午前中はちょっと薄曇りだったのですが、
午後からの予報が雨だったため、早々に退散の手続きをしました。
松山~福山には、便利な高速バスがあります。
3時間ほどで、松山市駅~福山駅(アイネス辺りに着く)を結びます。
片道3,800円です。
ご存知の方も多いかもしれませんが、
バスの収納スペースはそれほど高さが無いので、
輪行バッグを寝かさないと載せられない場合もあります。
あらかじめ、手荷物として自転車を車内に持ち込めるかどうか、
確認しておくことが必要です。
ちょっとお休み中。。。
書く必要があるのかどうかわかりませんけれど、
松山編を編纂中であります。
意外と、余裕のない旅で、あらためて、
「あんまりなんもしてないな」という感じです。
---
「自分はどこまで行けるのだろう?」
そういう冒険心で向かいはじめた場所なので、
特に目的らしい目的がないのです。
知的好奇心ならもう少し書きやすかったのかな・・・と考えたりもします。(笑
自転車とは無関係ですが、
最近、仕事のお客様のダンナさん(70代)のかたと、
登山も始めました。自転車ネタが減ってしまっていますが、
山に登れない冬にはまたどこか行きたいなぁ。
そんな風に考えています。
しばしご容赦のほど。