卒業式
昨日亜細亜大学の卒業式が行われました。い~天気でした。
セパタクロー部で4年間を過ごしてきたみんな、とてもいい顔をしていました。
大学では高校までと違って、やる事、やらない事、ほとんど自分で決めていきます。何をするしないも自由です。 自由な大学生活ですが、部活動に所属し専念すればするほどアルバイトや自由時間は制限されていきます。(現在どこにも所属しない学生も年々増えてきているようです)
そのため時には練習を休みたいと思うこともあるはずです。しかし部活をしていなければ経験できない事、チャレンジ出来ない事はたくさんあるはずです。なにより、自分自身で探し出し見つけた場所で、最後までやりぬいていくという事の大切さ。これは簡単ではありませんが、達成できたならそれは大変意義があることです。 一つの目的に向かってチームみんなで葛藤していき、辛い事、楽しい事を繰り返し経験していく事で、たくさんの事を学び得ていくことでしょう。 中には色んな事情により部に所属できない人もいると思いますが、とにかくそれぞれの環境で自身で決めた事に対して一生懸命活動し、毎日を充実させる事が大学生活では重要な事だと思います。
卒業生の皆さん、、そんな経験をそれぞれの新しい道で大いに生かして活躍していってください。おめでとー!
自分にしか、その時にしかできないことがあります。そんな目的(夢)、場所を見つけ出せることができれば幸せですね。
代表強化合宿 in 渡嘉敷島
沖縄本島から船で30分の距離にある渡嘉敷島。人口約750人の小さな島の山頂にある国立青年の家に1週間お世話になりました(渡嘉敷村の皆さん有難うございました!)。
上の写真のような砂浜にいく機会はほとんどありませんでしたが、毎日山の上から海を眺めながらトレーニングに明け暮れました。
日中は20℃を超える暖かい気候の中、身体は軽く練習ははかどりました。当然日に日に疲れはたまっていきましたが、じっくり集中して練習が出来る事に充実感は日に日に増していきました。
短期間ではありましたが、技術アップを実感できる充実した合宿になり満足しています。
自然はもちろんすばらしかったし、村の人々も皆人間味あるれる自然体であたたかい方ばかりで、やさしく接していただきました。
毎朝ランニングで山頂に上がり、海からの日の出を眺める事で一日がスタートしました。
効率良い身体操作
今回は体力的なトレーニングを中心としたメニューが予定されていますが、ただ身体を追い込んで疲れさせて練習した気になるのではなく、あらゆる動きに対して効率の良い身体操作を意識していきたいと思っています。
効率の良い動きとは、、、
簡単に説明すると、どんなに筋力があっても、使い方に無駄があればそれは十分発揮できません。逆に、筋力が劣っている人でも全身が上手く連動していれば大きな力を生む事が出来ます。 ものすごく強い格闘かが意外に重いものを持ち上げられなかったり、 高年齢で腰の曲がったおばあさんが分厚いガラス戸に気付かずぶつかって破壊してしまう、 という話もあります。
身体を動かす という事は考えれば考えるほど奥深い事です。
「ただ歩くという動作も、最大限無駄を省いて効率よくするなら頭の上下運動は無くなり、氷の上を滑っているような状態で、なおかつ腕の振りはほとんど無くなる」 これは“古武術”の「ナンバ歩」きで言われているもので、無駄にふんばったり、うねったり、ためたりしていることが効率の悪い身体動作を生んでいるとうことです。 あのアニメの宮崎駿先生はあまりにも無駄の無い古武術の動きを見て 「手抜きのアニメ映画のような動き」、と表現されたそうです。
古武術に関しては個人的に勉強し、納得できる部分がたくさんあったのでイメージを取り入れて競技力向上に生かそうとしています。
今自分の動きにはたくさん無駄があります。
元々運動神経が優れているとも思っていません。そんな普通の運動能力である自分が世界で戦うためには、常に 「考える事」 そして 「人一倍の努力」 しかないはずです。
理想の身体操作を求めより無駄な力を省き、大きな運動成果を生みだしていくことで、競技力の向上につなげていきたいと思っています。
沖縄行ってきます!3月14日夜、東京に戻ります。
亜細亜大学セパタクロー部
昨日合宿から帰ってきましたー。毎年お世話になっている合宿所で、緑に囲まれた山のふもとに位置しており、かなり寒かったですが清々しい施設で気持ちよく過ごしました。山道を走っている時は景色を見てる余裕は無かったですが、、(笑)。
今回は自分の練習というよりも、コーチとして(普段あまりコーチらしくないので、、(笑) )みんなをバックアップしたいという気持ちで1週間過ごしました。
合宿には約20人が参加。練習は朝は7時半から体操・ジョギング。午前は9時~12時まで。午後は14時~17時。夕食後19時半頃~21時までと、一日の内ほとんどの時間を体育館で過ごしました。
内容はとにかく基礎。かなり単調な練習を長時間行った事で、疲労は日に日に強く現れていましたが、その場のやさしさで楽をさせてあげるよりも、後に訪れる充実感や喜びを得てもらうために、ぐっとこらえて厳しい練習を継続させました。
そのかいあってか、合宿後半は疲れがたまっているにもかかわらず、取り組む姿勢や表情がどんどん変わってっているようでした。みんなの地道でがむしゃらな姿は逆に自分を励ましてくれているようでした。
現在大学でスポーツをする人数が減ってきていると聞きます。どこにも所属せず、なんとなくアルバイトしながら過ごしてしまう大学生活を想像すると、個人的にはすごくもったいないと考えます。
自分は亜細亜大学セパタクロー部で4年間過ごした事で、プレー以外でもたくさんの事を学びました。
高校と違い、自分達自身でルールを作り活動していくため、厳しくするも、楽するも自分達次第。楽したりごまかした分だけマイナスな時間が訪れるし、厳しくてもやり通した分だけ喜びや充実感が訪れる。こういったことを部活で学べた気がします。
好き嫌いせず、慎重に計画を立て、人とのつながりを大切にし、感謝の気持ちをもって行う団体活動は、社会に出て行くための学び場となっているはずです。
今の学生には良い仲間と同じ場で目的を持って楽しく充実した大学生活を過ごし、人間的にも大きく成長するものであってもらいたいです。
自身もまだまだ未熟ではありますが、、、先輩としてのささやかな願いです。
楽だから楽しい、ではなく、厳しいからこそ楽しさを感じられる毎日を
報告1,2,3
その1)
先週の新人大会では全国からチームが多数参加し、大変盛り上がってました。特に女子の試合は元気が良くて、見ているほうもかなり楽しみました。2日間ずっと会場にいて自分の試合が無いのはちょっと暇でしたが、みんなの懸命なプレーを見れたことで充実できた気がします。
北海道の選手が年々増えています。今回もホームで試合をしているかのようにたくさんいました。今後もすごい楽しみです!
その2)
日曜日に自分が出演したテレビ放送があり、色んな方から反響を頂きました。撮影は少々寒かったですが、、、少しでも多くの人にセパタクローに興味を持ってもらえる事を願ってます。(放送は関東地方だけでした?)。
テレビで自分を見て思ったこと 「痩せた?いや、やつれた」(笑)。
続けて、、その3)
明日から(23日まで)亜細亜大学の合宿に参加します。神奈川の山中にある自然の家で、少々寒そうですが、ガシガシ山道を走ってきます(前回は野生の猿に遭遇しました!)。その後3月8日からは沖縄合宿でこれまた砂浜をガシガシは知ってくる予定です。ハブには遭遇しませんように、、。
週末は新人大会
明日はセパタクロー新人大会があります。場所は 『国立オリンピック記念青少年総合センター』内体育館
http://www.nyc.go.jp/facilities/d7.html 新宿から2駅です。これは大学1,2年生が中心で参加する大会で、自分はコーチとして、審判として、大会運営委員として、、、、要するに試合には出ませんが会場にいます。 可能な方は是非足を運んでみてください。ちなみに朝11時から夜は18時頃までが試合。その後21時まで練習してます。
もう一つ。ホームページでも告知しましたが、日曜深夜24時50分からTBSの 『Body』 という番組 http://www.tbs.co.jp/program/body.html で出演する予定です。夜遅い時間ですが、よかったらこちらもどーぞご注目下さい!
「日本」 「スポーツ」
オリンピック盛り上がっていますねー。自分も夜遅くまで時間を忘れて見入っています。
国内ではここぞとばかりにものすごい勢いで報道が行われ、選手達に対する期待が日に日に高まっている事が伝わってきます。 しかし、いつもとは違う過剰な盛り上がりに戸惑っている選手は少なくないはずです。実際プレッシャーから普段の実力を出し切れず悔しい思いをしている人もいるのではないでしょうか。 「選手はこのプレッシャーに打ち勝って普段通りプレーしなければいけない!」 と よく言われるし、自分もある程度そうだと思っています。 しかし今回はちょっと違った考え方を抱きました。
テレビや新聞などでは 「日本メダル遠い、どうした!?」 っていうものばかり。この報道になんだか寂しさを感じてます。 確かに結果は一番です。しかし、、。
結果は気にしないといっているわけではありません。当然アスリートは結果を求めます。誰よりもメダルを意識します。しかし、メダルなど大きな結果を得るには、その舞台にたどり着くまでの長い時間、そしてたくさんの人の協力、支えが不可欠なんです。
何が言いたいかというと、 大きな大会の時だけメディアが注目したり、メダルという結果だけにこだわって見てしまう状態にあるのは、すごくもったいないと思います。
日本代表といっても普段は決して十分な環境で競技をしている選手ばかりではありません。そんな中大変な努力をひたすら重ねています。その裏側の地道なところからこそ注目し応援していけるような状態があれば、選手はもっと伸びるし、見る側も結果以上の感動を得る事が出来るはずです。
景気の悪さから企業スポーツがどんどん潰れていっている事からも、日本のスポーツに対する考え方が伝わってくる気がしますが、もっとスポーツを大切にしてほしいです。
スポーツは見る人、競技する人問わず全ての人を感動させる力をもってます。競技レベルが高くても、素人レベルでもこれは変わらない事です。
勝つ、負けるということ以上に、チャレンジする事の大切さを、もっとスポーツから学べていけるはずです。
なんだかまとまらない内容で、かなり生意気な文章になってしまいましたが、とにかく、もっと誰でもスポーツを身近に感じていけれるような環境が生まれてくることを心から願っています。
熱海トレーニング
金曜日、朝5時に起きて熱海での日帰りトレーニングに行ってきました。
いつもお世話になっているトレーナーさんのところで、午前は体育館トレーニング、午後はランニング・砂浜トレーニング・プールと、盛りだくさんメニューでした。
普段体育館フロアやコンクリート上を走っているため砂浜でのトレーニングは特に新鮮で、最初は楽しささえも感じてしまいました。しかし同時に、身体のバランスや足腰の筋力がもっと必要なことを思い知らされました。
これから足りない部分をもう一度見直し、教わったトレーニングメニューを取り入れていきたいと思っています。
多少寒さはありましたが天気も良く、海が見える清々しい空間でのトレーニングは疲れを半減させてくれた気がします。