亜細亜大学セパタクロー部 | 翔蹴る  セパタクロー 寺本 進 

亜細亜大学セパタクロー部

 昨日合宿から帰ってきましたー。毎年お世話になっている合宿所で、緑に囲まれた山のふもとに位置しており、かなり寒かったですが清々しい施設で気持ちよく過ごしました。山道を走っている時は景色を見てる余裕は無かったですが、、(笑)。

 今回は自分の練習というよりも、コーチとして(普段あまりコーチらしくないので、、(笑) )みんなをバックアップしたいという気持ちで1週間過ごしました。

 合宿には約20人が参加。練習は朝は7時半から体操・ジョギング。午前は9時~12時まで。午後は14時~17時。夕食後19時半頃~21時までと、一日の内ほとんどの時間を体育館で過ごしました。

 内容はとにかく基礎。かなり単調な練習を長時間行った事で、疲労は日に日に強く現れていましたが、その場のやさしさで楽をさせてあげるよりも、後に訪れる充実感や喜びを得てもらうために、ぐっとこらえて厳しい練習を継続させました。

 そのかいあってか、合宿後半は疲れがたまっているにもかかわらず、取り組む姿勢や表情がどんどん変わってっているようでした。みんなの地道でがむしゃらな姿は逆に自分を励ましてくれているようでした。



 現在大学でスポーツをする人数が減ってきていると聞きます。どこにも所属せず、なんとなくアルバイトしながら過ごしてしまう大学生活を想像すると、個人的にはすごくもったいないと考えます。

 自分は亜細亜大学セパタクロー部で4年間過ごした事で、プレー以外でもたくさんの事を学びました。

 高校と違い、自分達自身でルールを作り活動していくため、厳しくするも、楽するも自分達次第。楽したりごまかした分だけマイナスな時間が訪れるし、厳しくてもやり通した分だけ喜びや充実感が訪れる。こういったことを部活で学べた気がします。

 好き嫌いせず、慎重に計画を立て、人とのつながりを大切にし、感謝の気持ちをもって行う団体活動は、社会に出て行くための学び場となっているはずです。

 今の学生には良い仲間と同じ場で目的を持って楽しく充実した大学生活を過ごし、人間的にも大きく成長するものであってもらいたいです。

 自身もまだまだ未熟ではありますが、、、先輩としてのささやかな願いです。


 楽だから楽しい、ではなく、厳しいからこそ楽しさを感じられる毎日を


新幹部のみんな(がんばれ~!)


   最終日、山の妖精に遭遇
寝ている間に、、キミ誰?