悲しい別れは突然やってきてしまった | ~ソウルからのちょっとしたヒトリゴト☆~

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そんなソウル在住 プリンセスベア がお届けするちょっとしたヒトリゴト★
2021年6月からナンピョンの駐在で東京帰国したので、東京生活やソウルの話を混ぜながら書きたいと思います。


お久しぶりです。


久しぶりの更新が、とても悲しい報告になってしまいました…。


4月7日、たった一人の大切な妹が天国に旅立ってしまいました。


1月半ばに体調を崩し救急車で運ばれ以来、約2ヶ月半、集中治療室で、幾度もの山場を乗り越えながら最後の最後まで頑張ってくれたのですが、最終的に敵に勝てずに、皆に見守られる中、逝ってしまいました。


高齢の両親も毎日面会に必ずいき、親戚、従兄弟、みんなが必死に妹が元気になることを祈り病院に足をはこび、応援していましたが、願いは叶うことなく、最後は家族、親戚11人が見守る中、短い人生を終えるという悲しい結果を迎えることになってしまい、今はまだ信じられない気持ちと受け入れられずにいる私がいます。


自分が介護をうけるような年齢の両親が、その年齢で娘を先に見送らなければいけない苦しさは私には到底理解できる範囲をこえていると思います。


特に妹は私にはない愛嬌と素直さをもちあわせた本当に良い子すぎるくらい良い子で怒ったこともみたことがないくらいでした。


普通ではできないくらい毎日両親には愛情表現をし、父親とも最近までも手をつないで六本木を散歩するくらい私には絶対に真似できない純粋さがあり、天然で世間知らずではあったものの、両親にとっては本当に可愛くて絶対にいなくてはならない娘だったのに…。


出来るなら私がかわってあげたかった…、この2ヶ月半ずっとその思いばかりが頭をぐるぐるまわってました。


両親には、昔から言うこともきかないし愛想がない私なんかより、いつも面倒がることなく、話きいてあげて笑っていてくれる妹が癒しの存在だったのに、両親より先にいってしまうなんて悲しすぎて悲しすぎて今はとにかく何も考えられません


特に昔、妹が入退院を繰り返していた時期に、母親は病院にも数ヶ月泊まり込みをし、常に妹の傍らで一緒に闘ってきて、日本にいる間はほぼ毎日のように会っていた母、妹だったので、今の気持ちは誰にも理解できないくらい苦しいかと思うと、私も胸がはりさけそうです。

両親も倒れたら大変なので、私もこの2ヶ月半、食事の差し入れで、なんとか少しでも母親に食べてもらおうと努力していましたが、母親もすっかりやせ細り、今もいつ倒れてもおかしくないような状況なので、すごく心配です。


この先のことはまだわかりませんが、
正直、今までの人生の中で今が一番苦しいです。


悲しすぎて、さみしすぎて、妹に会いたくて、声を聞きたくて、色んな後悔ばかりが頭の中をぐるぐるとまわり、普通に物事を考えられるまでにはしばらく時間が必要かもしれません。


1月半ばからは、自分の生活は全てストップし、100%妹と両親のために動いてきましたが、両親、特に母親が外にでられるくらいの体力と気力を取り戻せるまでは、まだしばらくは家族のために動こうと思っています。


とはいえ、私も歩くことさえ全くしなかった3ヶ月なので体力もすっかり落ちてしまい、精神的にも限界近かったので、なんとか睡眠と食事は無理にでもとって倒れないようにしないと、と思っています。


ただ、何故か私だけはよくも悪くも全く痩せないという…
家にいる時は現実逃避なのかひたすら寝ていて、ほぼ毎日何かしらの運動していた私が全く動かなかったからかな?


本当、明日何が起こるかわからない世の中。

年齢関係なく、突然話せなくなることもあるという事実。


少なくとも妹はまだまだそばにいると思っていたから、これから色々話したり、色々一緒にしたかった。
もっともっと優しくしてあげたかった。
本当に良いお姉ちゃんじゃなくてごめん…。


倒れる前日夜にきた最後のライン。

「今日は10時には寝ます。今日は何時間くらい眠れるかな?😊」


そのまま永遠の眠りについてしまうってわかっていたなら、一言でも返事してあげればよかった…。


まさか両親より先にいくなんて思っていなかった私が馬鹿でした。


皆様も大切な人にはその都度その都度、言葉を伝えてあげてください。

私みたいに後悔で胸が苦しくならないように…


しばらくは、妹の写真の整理などをしたり、両親のそばでケアしてあげるつもりなので、もう少し落ち着いてブログを書く気力がでてきたらまた書けたらと思っています。


お姉ちゃんが会いにいくまでまっていてね。
今度あったら色々一緒にしようね。
ずっと大好きだよ。


優しい言葉、全然かけてあげられなくてごめん。
そんな私なのに、いつも会いたがってくれて大好きだといってくれてありがとう。

絶対会いにいくからね。

たった一人の大切な妹へ。

お姉ちゃんより。