アルコール依存症に陥った中年(45)です。
断酒開始から丸4年。
すっかり酒のない生活が普通になった。
2018年、依存症治療の権威である
久里浜医療センター(神奈川県横須賀市)の減酒外来に電話したら
予約が2か月待ちだと言われて諦めたことが
たぶん今に繋がっている。
ただ、たとえ今のクリニックではなく
久里浜に通院していたとしても
最終的には同じように
断酒を選択したんじゃないかと思ってる。
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きっぱりやめてしまえば
今日は飲むか、飲まないかで逡巡する時間がないのがいい。
たとえ睡眠不足だったとしても
朝起きるのがそんなにつらくないのがいい。
酒くささを気にしなくていい。
大量にあった髪の毛のアホ毛が減ったから
まとめ髪にヘアスプレーを使わなくなったのがいい。
一方、デメリットはないかと思いきや
砂糖中毒気味になったり
わたしの場合、今でも
飲み会や食事の誘いを断らざるを得ないという現実。
長いこと人と一緒に食事=飲酒メインという考えだったため
その思考がいつまでたっても抜けずに無理である。
なげーなおい!
先日は大好きな同僚(酒豪ワーキングマザー)からの飲みの誘いを
初めて本当の理由を言って断った。
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そんなだけど
コロナで勤務先が休業・自宅待機中に開始した断酒が
たまたま続いたわたしは運がよかったと言える。
コロナ禍前の職場関連の歓送迎会などは積極的に参加
酒で陽気さを武装して、人と仲良くなれた。
そしてコロナ以降、従業員が大幅に減ったこともあって
歓送迎会が一切なくなる。
おまけに、断酒補助のために処方された
新薬(セリンクロ=本来は減酒薬)が自分に合った。
という幸運に改めて気がついたのだ。
こんなラッキーなタイミングだったからこそ
継続してこられた断酒を
手放したくないという気持ちが強い。
しかしこの先、万が一にでも
病気等で自らの命に限りがあるとわかった場合には
再び酒、ただしこれまでのストロングゼロとかじゃない
ちょっといいやつを飲み始めると思う。
そのくらいには未練がある。
最後に戒めとして、今から8年前
当時のバイト仲間12人で出かけたバーベキューで飲みすぎ
酔いつぶれた様子を貼っておきます。
こんなパリピっぽいイベントに参加できたのも
酒のおかげと言えばそのとおりであり
お世話になりました。
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