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滋賀解放同盟お弁当の猫きのこのkairuです🐾
理想の美女車に翻弄されて、銀行のマイカーローンを通すまで至ったのですが、この美女が実は赤ん坊少女たまみちゃんの逆バージョンだったと言う事に気付いて、逃げ出すと言う所まで書いたつづきの⑦です。
それにしても、堂々と虚偽の走行距離を記載しておいて、「委託車なので分りません、こちらは現車確認しろと言ったのに、しなかったそっちが悪い。」で押し切れると思ったこの売人の神経が分りません。
その方式で行くなら、その辺のボロ車を拾って来た人から預かった車を｢委託者がこれポルシェだと言ったからそのまま書いただけですが、なにか？｣と代理店が言い放って、それが通用する事になります。
まあ、騙される方がアホだと言うのはよ～く分ります
←アホ
もしかしたら、メーターの改竄なんてこの業界では今まで当たり前にされてきたのかも知れません。
私とハルさんは走行距離さえ合っていれば、うちに来て頂いて、後はなんとかしようと決心していました。
言うなればあのビジュアルで、そこそこエアコンが効いて、後はたったこれだけ【走行距離6.2万キロであること】がこちらの希望だったのです。
さすがに、10万越えでも対象外なのに、20万越えの可能性のある車を大金をはたいて引き取る勇気がありません。
ずっと惚れた車の写真を眺めて、その車を実際に直におさわり出来る日を信じて待っていたアタシとハルさんにはすごく辛い決心でしたが、やっぱりきっぱりと断ることにしました。ハルさん相当がっかりしてました･･･
アタシモ相当がっかりしました･･･
後になって考えて見ればかえって良かったのですが、だいたい、売買契約どころか、取り置きすらして貰ってないんだから、この時点でなんの責任もこちらにはありません。
ところが「銀行さん相手に、社印を押した見積もり書に堂々と虚偽の記載をしておいて、これって銀行相手の詐欺じゃないんですか？」と私が怒り狂って今後の取引を断っているにも関わらず
＞おはようございます 不愉快なたいおうで、申し訳ありません お互いの信用で、よろしくお願いします
つきませては、本日中に契約書送ります 登録される本人様の住民票送ってください 登録いたします
希望ナンバーが、ございましたら お知らせください。
＞今後も宜しくお願い致します。
「つきませては」ってなんやねん！！
どうやら、やっとアプリを通したメールの方が届いて時間差で融資の話が伝わり、こちらの本気度が伝わったらしく、すごい勢いで頭のピントがあったのか、動き出した売人ですが、その時、アタシは蛙化現象が起こってすっと冷めかけていました。
はっきりと、「お互いの信用ってなんやねん。そちらの信用はすでにもうマイナスやわ」ってのをオブラートに包まないメールで送って、きっぱり取引は白紙だと言い切ったのに･･･
呆れることにその数日後、この使い回しの封筒に入れて、よく分らない書類一式が入っているらしいものが届いたのです。
宅配の方には申し訳ないのですが、受け取り拒否して持って帰って貰い、中古車販売のアプリのお問い合わせにクレームを入れました。
なお、これだけはこのブログを書いた目的とは大きくかけ離れてしまいますので、申し上げて置きたいと思います。
私はただのビジュアルが好きなものを側に置いておきたい願望の強いド素人ですが、ハルさんも実は車がらみの職人です。
この我が家の家宝のアイアンバードはハルさんの手作りで、羽は裏から均等に手で打ち出しているのです。
今は3Dプリンターがありますが、もう無くなってしまった古い車の部品などは手作り出来る腕があります。
だから、古い車を完全に整備して乗る腕はありませんが、ビジュアル担当の車関係なのです。
で、何が言いたいかと言うと、姫路市に住んでいた時のハルさんの知人の中古車屋さんもそうですが、車関係の方々はみんな本当に良い人たちでした。
アタシと比べたら、天使みたいな心の綺麗な優しい人たちでした。
アプリの中古車販売紹介サイトも、ただただ、紹介するだけのシステムなのか、どう言う契約か分りませんが、情報が正確かどうかくらいの審査はして欲しい旨のお願いをしまして、こちらの受けた酷い対応をしっかりと伝えておきました。
そして、こちらのクレームにはしっかりと反応して下さり、間違った表記は随時訂正して行ってくれるとのお返事を頂きました。
結果、このサイトでは販売終了となっていました。
そもそもはこの仕事に携わっている人達は車が大好きで、心から車を愛するところからこの仕事を選ばれた方がほとんどだと思います。
なのに、一番ショックだったのはそんな中、過去に何があったのか知りませんが、ウソを付いて自分の考えるところの元の値打ちよりも少しでも高く売りつけて、自分が利益を得られたらそれで良いと思っている人がいたと言うところ。
運悪くそう言う人に出会ってしまったのは悲劇としか言いようがありません。いや、どっちにしろこの走行距離だったら無理だったので、むしろ運がよかったのかも･･･
私の感覚では、こう言うアフターケアの必要な古い車は、大事な娘を嫁に出すように、今後のサポートに必要な情報は徹底的に正直に婚家に伝え、後の幸せを託すと言うのは普通のことだと思うのです。
しかし、この売人、まるで女衒か美人局。
あの車をこのお店に委託している人は自分の大事な車がこんな扱いされていることを知っているのでしょうか？
こんな変なケチをつけておいて、誰でも良いから維持も出来ない客に売りつけておいて(レストア→リビルトの間違いでした。)、その後の車の運命の事を全然想像できなかったのでしょうか？
虚言癖があり、息を吐くようにウソをつく人がいますが、そんな人の情報だけを頼りにして我が家にあの貴重な車をお迎えする勇気は持てませんでした。
今回たまたま出会ったのがとんでもない人だと言うだけなのかもしれませんが、こんな人がいるから、折角ネットが普及しても本当に欲しい車が遠方で見つかっても、勇気を出して購入する人が少ないのだと思います。
新車や高級車に価値を見出だし、それをポンと買える方々は関係ないのかも知れませんが、←アタシはシャネルやグッチと同じで、プリウスやベンツやフェラーリやポスシェは全然魅力を感じませんし、乗りたいとも思いません。中古車屋のビッグモーターの件もありますし、ほんと油断も隙もありゃしない。
それでもあの車はどんなに考えても最高に美しいビジュアルで、今でも欲しい気持が裏切られて悲しさと寂しさでいっぱいです。
手を伸せば手に入れられるところまで来ていたのに･･･
エンジンをオーバーホール出来て、維持できる無尽蔵な資金や知識があれば、やっぱりあれ、欲しかった･･･いや、我が家の優先順位ではそこまでして維持することは出来なかったと思います。
ここまで理想が立っている車は過去見たことがありませんでした。
ふと、あの美女の横に立っている自分を想像してしまいましたが、きっと分不相応な夢の車だったのでしょう。
どなたか、彼女の真価を真っ直ぐに見いだして、大事にしっかりと手を入れながら、いつまでもいつまでも乗ってくれる方に出会い、日本のどこかを今でも走っていることを切に願います。
そして、これがブログを書いた目的ですが、もっとしっかりとした共通の審査機関が存在して欲しい。
そして知識の無い古い車好きが、誰でも安心して古い車を購入できるような日が来ることを切に願います。
折角私たちのようなものに融資をしても良いと言って下さった銀行のマイカーローン担当の仕事が早い赤楚さんには知識が無いせいで、本当に申し訳無いことをしてしまいました。
お詫びを言って、「新たに車探しの旅に出るので、条件にかなう車が見つかったその時は宜しくお願いします。」と申し上げて、断腸の思いで融資をなしにして貰い、この初めて見た儚い夢は終わりを告げたのでした。
車のことはほとんど知らないので、大筋はクレームを入れても反論が来なかったので大丈夫だと思いますが、細かい部分については変な思い込みや、間違いがあったらごめんなさい。
私にとってはローバーミニ仕様のウォークスルバンとか言うレプリカではなくて、あれは唯一無二の紛うこと無きホンモノだったのです。
ただただビジュアルが好きな車と一緒にいたいと言うお年寄りの、執念に浮かされた長い長い愚痴のようなブログにお付き合い頂きまして有り難うございました。
また、いつか、今度は正真正銘経歴詐称してない愛あるご家庭からお輿入れしてくれる、一生を共に出来る美女を手に入れたいと思います。
▇今日のにゃんこ
動物病院の2ヶ月毎の検診から帰って来たミルさんが
なぜか、まんぷぅのダンボール箱の周りを
うろうろして嫌がらせをしているところ･･･