というわけで今日から自転車通勤を始めました。

横浜市の自宅から恵比寿にあるオフィスまで、片道22kmぐらい。


ずっと自転車自体は好きで乗っていたんだけど、大体週末に50kmをこぐぐらいのライトユーザーでした。

ただ、自転車も好きなんだけど、ここ1年ぐらいは自転車ではなくて、ジムで筋トレをするのがメインでした。


今年の1月にふと思い立って自転車に乗ってみたら、明らかに1年前と違っていました。

多分筋トレ、特に上半身の筋肉がついたこともあって加速と最高速度がずいぶん違う。

以前は60kmぐらいでいい感じの運動だったのに、その日はかるーく70km。でもまだ時間的にも体力的にも余裕がある。

これは。。。と思って日曜日にちょっとだけ早起きして会社まで自転車で来てみたら、かなり道に迷いながらも80分で到着。

電車だとDoor to Doorで70分程度なので、これだったら自転車でもそん色ないなあと思い、自転車通勤を決意しました。


さすがに自転車通勤を始めても、仕事に支障があるようでは意味がありません。

平日の午前中を並べると

月曜日:10時から東南アジアと電話会議

火曜日:11時から日本オフィスの営業会議

水曜日:アメリカとデータ分析についての電話会議

木曜日:Free

金曜日:たまにアメリカと電話会議


という感じで、木曜日ならある程度無理ができそうだな、ということで、まずは週一回、木曜日に自転車通勤をしてみることにしました。

んで今日がその初日。


結論から言うと、いいですよ。自転車通勤。

かなりすっきりした気分で仕事に取り掛かれます。

すぐにおなかがすきます。高校以来の早弁の誘惑に駆られました。

最近ヘッドハンターから頻繁に電話がかかってくる。

外人のヘッドハンターってことはおそらく外資系企業からのヘッドハンティングだと思う。

おそらくG社かB社だろうな。。。とか大体想像がついてしまうのがこの業界の怖いところ。

しかしいとも簡単に情報ってのは漏れるもんだねえ。


大体勤務中に電話かけてきて、興味ありませんか?とか言われても、

はい興味ありますなんて言えるわけもなく。

確かにいい条件で自分を雇ってくれる会社があれば、それは話を聞いてみたいとは思うけど、

かといって勤務中にそんな話はできないし、したくないでしょ。


常日頃から情報交換をするヘッドハンターは2名。アメリカ人と日本人。

海外向けと国内向けなんだけれど、これ以上付き合うヘッドハンター増やすのも大変なんだよね。

ニュースソース


おもろいというにはやや不謹慎か?


キャリア形成、という観点で言えば、一度はその業界の最大手で働いてみる、ってのはいい経験だと思う。

ただしGoogleっていうのは、ある意味で特殊なんだろうなあと。


われわれGoogleで成功できなかった者たちは、自身について実に深刻な疑問を投げかけられている。他の人たちが同じ問題に突き当たっていくのを見るだけでかなり安心できる。Googleは一種のパラダイスのはずだから、そこで幸せになれければ一体どこでなれるのだろう。そこは技術資源の究極の源泉であるはずだから、そこで成果を上げられなければ一体どこで上げられるのだろう。


こんなことを思いながら仕事はしたくないなあ。

Googleがパラダイスなはずないじゃんか。GoogleだってYahoo!だってMicrosoftだってそれなりにいい会社で、フィットする人はフィットするし、そうでない人はフィットしないってだけなのに。

そういう意味でGoogleという「偶像」につぶされてしまう人たち、ってことなんだろうかね。


ふとこんな話 を思い出した。

ニュースソース


古巣の記事です。


昔からよく思っていたんだけど、やっぱりインターネットってなんだかんだで個人のメディアなんだと思うんです。

BlogとかYoutubeなんかない、HTMLタグの手打ちをやっていた時代であっても、それは一種のCGMであり、個人が主役になりうるメディアっていうのがインターネットなんだろうと。

そういう意味でこのニュースって非常に興味深い。


なんかGoogleの登場以降、ともすれば検索がインターネットの主役、見たいな言い方をされているような気がするんだけど、本質は違うよなあ。やっぱりインターネットのハブとして検索エンジンは必要不可欠なインフラだけど、あくまでハブだよなあ。


そういう意味でCGM各社にはぜひがんばってほしい。

http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20385701,00.htm

去年の記事だけど。


DoubleClick, AdSenseをあわせても57%って予想以上に低い数字。


Attributorのデータは、DoubleClickとAdSenseが間違いなく異なる市場を相手にしていることを示している。DoubleClickはより大規模なサイトを対象とした市場を独占し、AdSenseはより小規模なサイトを対象とした市場で優位に立った。


そうね。ここは最初のポイントだね。


しかし、Googleにとって必ずしも良いニュースばかりではない。Attributorが前回の1月に広告配信サーバへのコールを調査した際、GoogleのAdSenseとDoubleClickは69.7%のシェアを占めていた。これは13%以上の落ち込みである。


これも意外な数字。まあシェアのカウント方法にもよるんだろうけれど。

Yahoo!はRightmediaの分が入ってるだろうし、AOLにはAdvertising.comの分が入ってるよね。

そういう意味でAOLのシェアは予想以上に低いなあ。


Googleは、MicrosoftやYahooにシェアを奪われたのではない。MicrosoftやYahooもシェアを落としている。その代わり、Googleは他の多くの競争相手にシェアを少しずつ奪われた。この競争相手には、AOLやRevenue Science が含まれている。Revenue Scienceは10月の市場シェアで6.7%を獲得し、上位5番手に躍り出た。


いいねえ。Revenue Science。地味ながらもがんばってる感じ。上位シェアを食ってほしいなあ。

ニュースソース


本家Blogじゃかけないことでも、ここなら平気で書けるかも。

いや、下ネタって意味じゃないよ。


調査対象となった女性の46%が、インターネットを失うよりはセックスを失ったほうがましだと考えているのに対して、同じように考える男性の割合は、今回の調査では30%だった。


おーい。ほんとかよお前ら。

30%の男性がインターネットを失うよりもセックスを失ったほうがましだという事実、これはどうなのよ?


まあ真剣に論評するのであれば、これは統計の取り方とか対面方式のアンケートなのかどうかとかいろいろあったりするので、必ずしも正しい統計だとは思わないにせよ、この割合はちょっと高すぎだなあ。


この数字は、現代の経済社会における、米国人のインターネット依存度を把握すべく、Intelが企画した幅広い調査結果の一面に過ぎない。


これってインターネット依存って問題なのか?それ以前にもっと本質的な問題だと思うが。


具体的に見るならば、価格比較および最安製品サービスの検索により、インターネットでお金を節約することができたと答える人の割合が、84%に達しているのに対して、クーポンやディスカウント、特別なプロモーションなどを見つけるのに、インターネットが役立ったとの回答者も、65%に上っている。


ネット広告業界人的にはここがポイントかな。

セックス云々の議論ってのは、所詮ネタフリでしかないのです。

ニュースソース


いいニュースだ。いや思考を深める上でいいニュースだ、って意味ね。


いくつもポイントはあるんだけど、CGMのMonetizeという点とWebの広告ビジネスの力学という観点が重要な点かもしれない。


いくつかのアイデアは。。。


インターネット経済圏は基本的にどこまでもユーザー主導。昨今は他の業界もそういうトレンドになりつつあるけれど、特にネットは基本的にはエンドユーザーへの恩恵が他の業界に比べて極端に大きい。


CGMという観点で言えば、このAmebaだって無料でBlogを書いて、写真をUpしてetc...と同時に膨大なPVを支えるためのインフラなどなど、かなりコストがかかってるでしょう。でも無料。でも所詮CGMなので広告媒体としての価値をどう高めるか、って言う点で難しさが残る。


いろいろかんがえよ。

ある意味ですでに死語かもしれないけれど、いわゆるPush型広告とPull型広告について。


自分がPM(Product Manager)としてメインで動いていた検索連動型広告はいわゆる典型的なPull型広告。

ユーザーが検索して初めて広告がPullされる。

語弊がある言い方をすれば、ユーザーが広告を積極的に引っ張り出している、といえるかもしれない(語弊がありますね)。

なので、ユーザーの意図と、広告の内容が近くないと(Relevancyが高くないと)広告としては価値がない。

つまり、クリック率であるとか広告の品質を広告表示のロジックに加味しないと広告商品として広告主とエンドユーザーの両者にとってミスマッチを産んでしまう。


逆にPush型広告はユーザーにAttentionとかInterestを生じさせる広告であって、ユーザーにある意味商品情報をばら撒く広告だといえるかもしれない。つまり何かしらの目的に沿ってさえいれば、例えば俺に高級ランジェリーの広告を見せても、俺がそこで興味を持ちさえるれば広告主にとっては意味があるわけだ(かなり極論だけど)。

その興味って言うのは広告クリエイティブの写真がエロいなーとか(まあ、これは目的に沿ってさえいれば、ってのと反するだろうけれど)、嫁さんにプレゼントしようかなーとか、ひょっとしたらそういう趣味もいいかも、っていう興味まで様々だけど、

仮にそういう結果がもたらされないにせよ、ばら撒くことによって少なくとも社名は見るし、そういう意味での認知度も上昇し、会社としての知名度も上がってくる。


今まで自分は基本的にインターネット広告っていうものを、上記のような分類でもって仕事をしてきたつもり。


ただ最近よく考えるのはBT(行動ターゲティング)やRecommendation(これもBTの一種だが、あえて分けておこう)というのは、かなりPushとPullのクロスオーバー感覚で捕らえないといけないなと思う、というかそれがもっとも「インターネット的」な広告じゃないかと最近思うようになってきた。


つまり上記のランジェリーの例で言えば、俺がランジェリーの会社に興味を持ったところで、どうなんだ、って議論だと思うんだよね。

やっぱりランジェリーの会社ならある程度ランジェリー、しかも高級ランジェリーなのであれば、当然潜在的に興味を持つ層っていうのがあるんだろうと思う。

そうなると潜在的に興味を持っている層に向けての広告配信(BTとかがその一種だな)っていうのがあるわけで、それと単なるYahoo! Japanのブランドパネルの二社をPushだとまとめるのは危険だなと。

かといってそういったジャンルの広告を検索連動型と同じくPullに加えるのも危険で、PushとPullのなだらかなグラデーションを描くような広告商品が今後整理統合されていくんだろうなと思う。単なるBTとかRecommendationとかコンテンツ連動型のようなコンポーネントではなくて、全てが単一のプラットフォームで管理運用されないとだめなんだろうと。

やっぱり普通のBlogをはじめようかと思います。

これでBlog(日記)は

Mixi日記

検索エンジンマーケティング考

Voyage without a chart

の4個になります。


じみーに更新していきます。