秋の受験対策講座：５回目

毎週土曜日の午後は、都立高校の合格を目指す中学３年生を対象に、土曜日特別講座を開講しています。

土曜日の特別講座は、今日で５回目。秋の受験対策講座としては、今回がラストです。

※前回までの様子はこちら↓↓
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https://ameblo.jp/selmo-okura/entry-12824504154.html
https://ameblo.jp/selmo-okura/entry-12826530249.html

https://ameblo.jp/selmo-okura/entry-12829163972.html

今日は、国語・社会・理科のテストと解説、これからの学習方法等についての講義を行いました。
※先週は、数学・英語のテストを実施しました

テストはＷもぎの過去問を用いて、実際の模試と同じように行います。テスト結果については、対策シートに記録しますので、来週の、国語、社会、理科と合わせれば、模試を受験するのと同じように、現時点での自分の学力を分析することができます。

加えて、その場で解き方の解説と、その後の学習方法や学習の取り組みについての指導を行いますので、模試を受験するよりも、より実践的な学習効果が期待できます。

都立高校の入試問題は、毎年出題形式や出題傾向が同じであるため、対策の効果が表れやすいのです。

国語については、まずは、時間配分が大切です。

大問５の問題は、古文（漢文）について、複数の人物が意見を交わしている文章であるため、時間に追われてしまうと正解することが難しくなってしまいます。時間に追われず冷静に読み進めれば、それほど難しい問題ではありませんので、早め（漢字を解いてすぐ）に問題に取り掛かるのが得策です。

また、作文については、時間があればあるだけ費やしてしまうので、最後に取り掛かり、時間内に書き上げるようにしましょう。

なお、２００字作文は、点数を取るコツがあります。

まず、作者の意見に対する自分の意見、その根拠となる体験を書くことが求められるのですが、根拠となる体験については、それとわかるように、実際にあった出来事を具体的に臨場感のある表現で、過去形を用いて書きましょう。現在形で抽象的な表現の文章を書いてしまうと、体験とは認められなくなってしまい、大きく減点されてしまいます。

２００字のうち、１２０～１４０字程度具体的な体験を書き、意見は４０～６０字くらいでまとめると、説得力のある文章にまとまります。

また、国語の作文にはＮＧワードがあります。文のはじまりに「なので」を用いると、減点されてしまうのです。「○○なので、××です」という使い方が正しい表現です。文頭に使用したい場合は「だから」を用いましょう。

社会、理科については、どれだけたくさんの基礎知識を身に着けるのかが、勝負になります。

高校入試の問題は、学校の定期テストとは異なり、中学３年間で学習したすべてが試験範囲です。そのため、必要な知識の量がとても多いのです。

受験まで長丁場になりますが、まずは、必要な知識を１つでも多く身に着ける努力をしましょう。

その上で、社会や理科の入試問題には、知識をあまり必要としない問題も出題されます。具体的には、資料の読み取り問題です。

理科では実験結果やグラフの読み取り、社会では、地図や表、グラフ、文章の資料からわかることを解答するのですが、とりわけ、社会の記述問題では、資料に書かれていることを、そのまま素直にまとめるだけで正解となるケースもあります。

知識がないからわからない、とか、記述問題は難しい、といった先入観にとらわれないように、これから多くの模試や入試問題の過去問を解くことで、入試問題の解き方に慣れ、点数アップを実現できるようにがんばりましょう。

なお、受験対策講座は、１２月からは「土曜日特別講座ＦＩＮＡＬ」として、５時間のテスト＆講義を行ってまいります。

セルモは、ガンバる受験生たちと保護者のみなさまを応援します。ともにガンバりましょう！

《受験対策『土曜日特別講座ＦＩＮＡＬ』開講します》

※お申込みは一括もしくは、12月分と1-2月分の2回に分けて受付いたします。
※12月分申込期限：11/30（木）
※1-2月分申込期限：1/5（金）

○受講料：1回5科目テスト（5時間）　6,600円
※初回の受講日までにお支払いいただけますようお願いします
※中学の臨時登校や高校説明会など、特別な場合を除きキャンセルは出来ません

○対象科目：国語・数学・英語・社会・理科
※都立入試の過去問、および模擬テストの過去問によるテスト（各50分）
※カンタンなポイント解説を行います