毎週土曜日の午後は、都立高校の合格を目指す中学3年生を対象に、土曜日特別講座を開講いたします。今日はその2回目です。
※前回の様子はこちら↓↓
https://ameblo.jp/selmo-okura/entry-12823566987.html
今日は4名の中3の生徒たちが集まってくれました。
第1志望を都立高校にするのか、私立にするのか、推薦入試を受験するのかどうかなど、受験方法はさまざまですが、高校受験を経験するという意味では誰もが通る道です。
私は、塾長をやって10年目を迎えましたが、この高校受験を通じて、生徒たちの成長を見届けてきました。そしてこれからも見届けていくつもりです。
中学3年生、14から15歳の子どもたちは、体も心も最も成長する時です。
教え子たちには、この最も成長する時に、高校受験を通じて、大きく成長してほしいと願っています。
ここで、成長とは、自己ベストを更新することです。
11月中旬には、受験の持ち点である内申点に直接影響のある大事な期末テストが控えています。この、期末テストでは、教え子たち全員が、自己ベストの更新を実現してほしいです。
一方で、この土曜日の特別講座は、2月に実施される、都立高校入試の学力考査の対策に特化した講座です。
ここでの自己ベストとは、模試や学校で行われる実力テスト、そして、12月以降セルモで実施する、受験対策FINALでの合計点や偏差値です。
今日は、以下のテーマについて、点数をUPするための講義と解説、演習を行いました。なお、カッコ内の数字は、都立高校入試(500点満点)の配点です。
国語:200字作文(10点)
英語:リスニング(20点)
英語:長文読解(56点)
国語の200字作文は、10点の配点です。まず、気を付けなければならないのは、0(ゼロ)点にならないようにすることです。
200字を越えてしまったり、文章を最後まで書き終えないと、点数は0になってしまいます。どんなに時間が足りなくても、最後は、句点(。)で終わるようにしましょう。
次に、テストは減点方式です。漢字の間違いなども減点されてしまいます。自信のない漢字はひらがなを使いましょう。
そして、最も大事なことは書く内容についてです。
200字作文では、おもしろい内容はすばらしい文章の点数が高いわけではありません。以下の内容がきっちり書かれているかどうかです。
・筆者の意見をどう思うか
・あなたの意見
・意見の根拠となる具体的な体験
ここで、書き方のコツは、体験について、より具体的に臨場感を持って書くと、説得力のある文章になり、高得点が取れると思います。反対に、自分の意見について、理由を書き連ねるとただの一般的な正論になってしまい、点数は伸びません。
200字作文は、限られた時間内に、上記の要件を満たした文章を書くことが求められますので、一夜漬けで出来るようにはなりません。セルモでは、期末テスト終了後(11月中旬以降)は、毎週1回をメド(本番までに少なくとも10回以上)に200字作文の小テストを実施していきます。
次に、英語のリスニングについてです。
リスニングは、配点が20点ありますので、とても大きいです。問題は5問あり、最後の1問は記述式のため、難易度が高く、正答率も低いのですが、それ以外の4問はすべて4択問題であるため、ポイントを押さえて聴けるようになれば、16点は十分狙えます。
リスニングの4択問題を正解するコツは、事前に選択肢に目を通しておくことです。
英語のリスニングテストは、試験開始と同時に実施されます。いきなり放送が流れますので、ここで冷静に、選択肢に目を通しておくことがポイントです。この放送ですが、開始から2分間程度は、出題形式や解答方法についての説明なので、聞く必要はありません。この間に、選択肢を確認して、リスニングでは何を確認すべきか把握しておくのです。
次に、リスニングは2回聴くチャンスがありますが、ここで最も注意して聴きとらなければならないのは何でしょうか。
それは、クエスチョンです。
リスニングの問題とは、クエスチョンの正しい回答を選ぶことです。
そのため、クエスチョンを聴き取ることが最も重要なのです。
クエスチョンは、必ずメモを取るようにしましょう。その時には、必ずしも英語でメモを取る必要はありません。カタカナ英語でも構いませんし、日本語でもOKです。
とにかく、クエスチョンに全精力を傾けてメモを取りましょう。
その上で、2回目の対話を聴くのです。
また、クエスチョンを聴き取る際に、誰の質問なのかを確認するかも重要です。対話文では、男性と女性が交互に会話をしていることが多いです。質問されているのは、男性のことなのか、女性のことなのか、それともどちらかの家族のことなのか、このあたりがポイントになります。
リスニングも国語の作文同様に、一夜漬けが通用するものではありません。
模試を受験すると、模範解答とともにリスニング音源と全文の台本がついてきます。本日も音源と台本をお渡しいたしますので、必ず復習して、練習を繰り返しましょう。
最後に、長文読解についてです。
これは、52点と最も配点が高く、英語の点数は、この長文読解ができるかどうかで大きく左右されます。受験の合否が決まるといっても決して過言ではありません。
そのためとても重要です。
この長文読解は、絶対に一夜漬けはできません。
ただし、効果的な学習方法があります。
※長文読解の学習方法については別途詳しく書かせていただきますので、ここでは具体的な内容については書きません
セルモでは、長文読解の達人という問題集を使います。この問題集は、全部で61ページなのですが、まずは、これを年内に終わらせることが目標となります。
今は、10月の半ばですので、今年はあと2か月半、75日程度です。期末テスト前、2週間を除くとちょうど、1日1ページです。1日1ページというのは、毎日1ページでもよいのですが、3日に1度、3ページでもよいですし、1週間に1度、7ページでも構いません。
ただし、10日以上開いてしまうと、まとめて学習するのはしんどいですよね。自分で計画を立てて、実行することが必要です。
この問題集は、必ずノートに学習してください。問題集に直接書き込んではいけません。そして、やったところは、自分で採点をして、それを私に見せてください。
正しく長文が読めているかどうか、正しい学習方法を実践しているかどうか、塾長の私が直接確認して、その場で指導します。
ですから、問題集をやらなければ、そして、そのノートを持ってきて、私に提出しなければ、長文読解の指導はできません。
英語の点数を伸ばしたいのなら、ぜひ、今日からこの問題集に積極的に取り組んでほしいと思います。
以上で、本日の特別講座は終了です。
来週の土曜日は、リスニングテスト模試のため、特別講座は開講いたしませんが、日曜日には模試を受験する子が多いと思います。
今日学習したことをしっかり活用して、今度の模試では、自己ベストを更新しましょう。
《秋の受験対策『土曜日特別講座』開講中》
※お申込みは一括もしくは、10月分と11月分の2回に分けて受付いたします。
※10月分申込期限:10/6(金)
※11月分申込期限:10/27(金)
○受講料:1日3時間 3,960円
※初回の受講日までにお支払いいただけますようお願いします
※中学の臨時登校や高校説明会など、特別な場合を除きキャンセルは出来ません
○対象科目:国語・数学・英語・社会・理科
※受験や直近の模試に合わせた実践的な対策講座を実施します
※定期テストの直前は、テスト対策講座(3時間)と致します
○日程:毎週土曜日、14時から、もしくは17時から3時間
※10/21(土)スピーキングテスト模試を実施予定のため開講しません
※10/28(土)は学芸発表会(合唱コン)のため、10/29(日)開講と致します
※時間割については、必要に応じて別途調整させていただきます
セルモについてもっと知りたいみなさまは体験授業(無料)にご参加願います。
↓↓英語の教科書ガイドの購入はこちら↓↓
◎学習アプリのご紹介◎
スタディプラス
Android版はこちら↓↓
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.studyplus.android.app&hl=ja
iPhone版はこちら↓↓
https://apple.co/3iM9M5I
※スタディプラスについての以前のブログ記事はこちら↓↓
https://ameblo.jp/selmo-okura/entry-12618897491.html
ランク順アプリ
Android版はこちら↓↓
https://play.google.com/store/apps/details?id=air.jp.co.gakken.ranknyushi
iPhone版はこちら↓↓
https://apps.apple.com/jp/app/id1337675174
※ランク順アプリについての以前のブログ記事はこちら↓↓
https://ameblo.jp/selmo-okura/entry-12568532056.html
◎学習書籍のご紹介◎