人間関係がうまくいかないとき、原因は相手だけとは限りません。
軽く扱われる・いじられすぎると感じる場合、無意識にその反応を引き出していることがあります。
その背景にあるのが、未処理の感情です
人から攻撃を受けやすかったり、
揉め事に巻き込まれやすい、ということはないでしょうか。
そこまでいかなくても、
- いじられ過ぎる
- 軽く扱われていると感じる
- なぜか丁寧に接してもらえない
そう感じることが多くありませんか。
それは、実は
自分が引き出している可能性があります。
ただし、これはテクニックや振る舞いの問題ではなく、未処理感情の影響かもしれません。
未処理感情は、人間関係だけでなく、
睡眠や身体の不調、やる気の状態など、
さまざまな形で影響が現れることがあります。
今回は、その中でも
「人との関係にどう影響が出るのか」に焦点を当てて見ていきます。
人は、自分の感情を完全に隠すことはできません。
表情や声、ちょっとした間の取り方などに、
わずかににじみ出ます。
- 声が少し固い
- 視線が落ち着かない
- どこか緊張している
本人は普通に振舞っているつもりでも、
その状態はそのまま相手に伝わります。
その結果として、
- 距離を取られる
- そっけない態度になる
- 少し強めに出られる
といった反応が返ってくることがあります。
未処理感情があると、
無意識にこんな前提を持ちやすくなります。
- どうせ軽く扱われる
- 否定されるかもしれない
- うまくいかない気がする
この前提は、自分では気づかないまま、
- 相手の様子を探る
- 少し引いた関わり方になる
- 無意識に警戒する
といった形で表れます。
すると相手もそれに反応し、
- 距離を取る
- 態度が冷たくなる
- 関わり方が雑になる
という流れが起きます。
その結果、
同じような体験が繰り返されていきます。
- 内側にある緊張 → 相手も構える
- 不安 → 相手も落ち着かなくなる
- 居心地の悪さ → 会話全体がぎこちなくなる
こうした変化は、意識的にコントロールできるものではありません。
そのため、
「特に何もしていないのに、態度が悪くなる」
という体験が起きます。
- 自分が我慢する側になる
- 相手が強く出る側になる
こうした関係は、言葉にしなくても共有され、
同じパターンが繰り返されやすくなります。
- 違和感を飲み込む
- NOを言えない
- 限界を伝えない
といったことが起きやすくなります。
すると相手は、
「どこまでしていいのか分からない」
状態になり、結果として踏み込みすぎることがあります。
そして、意識してやっているわけではなく、無自覚のまま起きています。
態度や言葉をコントロールしているつもりでも、
その前の段階で、すでに心の反応は起きています。
そのため、振る舞いを細かく観察して、
意識的にコントロールしようとしても、うまくいきません。
それよりも、
コントロールの前に起きている反応が変わる方が、
自然とうまくいくようになります。
あなたの性格やコミュニケーション能力の問題ではありません。
これらはすべて、
未処理感情の影響で、無自覚に起きていることです。
そのため、
- 話し方を変える
- 振る舞いを工夫する
- 気をつける
といった方法では、根本的には変わりません。
変わるポイントは、行動ではなく
その手前にある「反応」です。
未処理感情が解消されていくと、
- 相手への構えが抜ける
- 無意識の緊張がゆるむ
- 距離の取り方が自然に変わる
といった変化が起きます。
その結果として、
意識的に振る舞いを変えなくても、関係性が自然と変わっていきます。
もし思い当たることがあった場合、
それは「うまくやれていない」のではなく、
内側に、まだ終わっていない反応が残っているサイン
かもしれません。
感情消化メソッドで解消していくと、
振る舞いを変えようとしなくても、人間関係が改善していきます。
では、人間関係に影響を与えている未処理感情はどのように見つければ、よいのでしょうか?
これは、第4部で詳しく説明していきます。
人間関係の中で起きていることは、
相手の問題だけでなく、
内側で起きている反応の影響も受けています。
もし当てはまるものがあった場合、
それは性格やコミュニケーションの問題ではなく、
未処理の感情が影響している状態かもしれません。
そしてこの影響は、人間関係だけでなく、
身体の不調や行動のパターンとしても現れていることがあります。
心当たりがある方は、
【3-1:未処理感情の蓄積による不調 】もチェックしてみてください。
もしかすると、その他の不調にも気づくかもしれません。
気付いたら、是非【2-5:感情消化メソッド 実践ガイド】を試してみてください
今後の記事として検討させていただきます。
