人間関係がうまくいかないとき、原因は相手だけとは限りません。
軽く扱われる・いじられすぎると感じる場合、無意識にその反応を引き出していることがあります。
その背景にあるのが、未処理の感情です

 

 

未処理感情を解消する
感情消化メソッド

目次

シリーズの概要

第1部:心の仕組み

 苦しさと解消の仕組み

第2部:感情消化メソッド

 未処理感情解消の考え方と手順

第3部:未処理感情の影響

 未処理感情の体調・欲求・人生への影響
 未処理感情をためやすい人の特徴

第4部:人生の問題の解消 
 問題を作っている未処理感情の働き

 トリガーのヒント

 

 

人から攻撃を受けやすかったり、
揉め事に巻き込まれやすい、ということはないでしょうか。

 

そこまでいかなくても、

  • いじられ過ぎる
  • 軽く扱われていると感じる
  • なぜか丁寧に接してもらえない

そう感じることが多くありませんか。

 

それは、実は
自分が引き出している可能性があります。
ただし、これはテクニックや振る舞いの問題ではなく、未処理感情の影響かもしれません。

 

未処理感情は、人間関係だけでなく、
睡眠や身体の不調、やる気の状態など、
さまざまな形で影響が現れることがあります。

 

今回は、その中でも
「人との関係にどう影響が出るのか」に焦点を当てて見ていきます。

 

 


 

言葉に出していなくても、内側の状態は伝わっている
 

人は、自分の感情を完全に隠すことはできません。

 

表情や声、ちょっとした間の取り方などに、
わずかににじみ出ます。

  • 声が少し固い
  • 視線が落ち着かない
  • どこか緊張している

本人は普通に振舞っているつもりでも、
その状態はそのまま相手に伝わります。

 

その結果として、

  • 距離を取られる
  • そっけない態度になる
  • 少し強めに出られる

といった反応が返ってくることがあります。

 

 

「こうなりそう」が、そのまま起きてしまう
 

未処理感情があると、
無意識にこんな前提を持ちやすくなります。
  • どうせ軽く扱われる
  • 否定されるかもしれない
  • うまくいかない気がする

この前提は、自分では気づかないまま、

  • 相手の様子を探る
  • 少し引いた関わり方になる
  • 無意識に警戒する

といった形で表れます。

 

すると相手もそれに反応し、

  • 距離を取る
  • 態度が冷たくなる
  • 関わり方が雑になる

という流れが起きます。

 

その結果、
同じような体験が繰り返されていきます。

 

 

感情は、関係の空気そのものを変える
 
感情は、言葉以上に周囲に影響します。
  • 内側にある緊張 → 相手も構える
  • 不安 → 相手も落ち着かなくなる
  • 居心地の悪さ → 会話全体がぎこちなくなる

こうした変化は、意識的にコントロールできるものではありません。

 

そのため、
「特に何もしていないのに、態度が悪くなる」
という体験が起きます。

 

 

関係のパターンが固定される
 
この状態が続くと、関係の中で役割が固まっていきます。
  • 自分が我慢する側になる
  • 相手が強く出る側になる

こうした関係は、言葉にしなくても共有され、
同じパターンが繰り返されやすくなります。

 

 

どこまでOKかが伝わらなくなる
 
未処理感情があると、
  • 違和感を飲み込む
  • NOを言えない
  • 限界を伝えない

といったことが起きやすくなります。

 

すると相手は、
「どこまでしていいのか分からない」
状態になり、結果として踏み込みすぎることがあります。

 

 

意識的なコントロールは難しい
 
ここまでお話をしてきたことは、それぞれが関係しあい複合的に起きています。

 

そして、意識してやっているわけではなく、無自覚のまま起きています。

 

態度や言葉をコントロールしているつもりでも、
その前の段階で、すでに心の反応は起きています。

 

そのため、振る舞いを細かく観察して、
意識的にコントロールしようとしても、うまくいきません。

 

それよりも、
コントロールの前に起きている反応が変わる方が、
自然とうまくいくようになります。

 

 

人間関係を改善の着眼点
 
ここで見てきたことは、
あなたの性格やコミュニケーション能力の問題ではありません。

 

これらはすべて、
未処理感情の影響で、無自覚に起きていることです。

そのため、

  • 話し方を変える
  • 振る舞いを工夫する
  • 気をつける

といった方法では、根本的には変わりません。

 

変わるポイントは、行動ではなく
その手前にある「反応」です。

 

未処理感情が解消されていくと、

  • 相手への構えが抜ける
  • 無意識の緊張がゆるむ
  • 距離の取り方が自然に変わる

といった変化が起きます。

 

その結果として、
意識的に振る舞いを変えなくても、関係性が自然と変わっていきます。

 

もし思い当たることがあった場合、
それは「うまくやれていない」のではなく、
内側に、まだ終わっていない反応が残っているサイン
かもしれません。

 

改善の方法
 
人間関係に影響している未処理感情を、
感情消化メソッドで解消していくと、
振る舞いを変えようとしなくても、人間関係が改善していきます。

 

では、人間関係に影響を与えている未処理感情はどのように見つければ、よいのでしょうか?
これは、第4部で詳しく説明していきます。

 

 

まとめ
 
ここまで見てきたように、
人間関係の中で起きていることは、
相手の問題だけでなく、
内側で起きている反応の影響も受けています。

 

もし当てはまるものがあった場合、
それは性格やコミュニケーションの問題ではなく、
未処理の感情が影響している状態かもしれません。

 

そしてこの影響は、人間関係だけでなく、
身体の不調や行動のパターンとしても現れていることがあります。

 

心当たりがある方は、
3-1:未処理感情の蓄積による不調 】もチェックしてみてください。

もしかすると、その他の不調にも気づくかもしれません。

 

気付いたら、是非【2-5:感情消化メソッド 実践ガイド】を試してみてください

 
 

 

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