原因がはっきりしない不調が続いているとき、
それは身体や気分の問題ではなく、「感情の処理」が関係している可能性があります。
特に、日常の中で後回しにされた感情が積み重なると、
気づかない形で心身に影響が現れてくることがあります。

 

 

未処理感情を解消する
感情消化メソッド

目次

シリーズの概要

第1部:心の仕組み

 苦しさと解消の仕組み

第2部:感情消化メソッド

 未処理感情解消の考え方と手順

第3部:未処理感情の影響

 未処理感情の体調・欲求・人生への影響
 未処理感情をためやすい人の特徴

第4部:人生の問題の解消 
 問題を作っている未処理感情の働き

 トリガーのヒント

 

 

原因がはっきりしない不調が続いているとき、
それは身体や性格の問題ではなく、
「未処理の感情」が影響していることがあります。
 

その影響はひとつではなく、
身体・思考・行動・人間関係など、さまざまな形で現れます。
ここではまず、どのような変化が起きるのかを見ていきます。
 

一部の症状については、今後の記事で詳しく説明する予定です。

 

当てはまる項目の多い方は、
2-5:感情消化メソッド 実践ガイド
紹介した方法で未処理感情の解消を検討してみてください。

 

 

 

 

概要
 

未処理になった感情は、なくなるわけではなく、
身体や思考の中に残り続けます。
 

それらは、さまざまなきっかけで

  • 脅威に備える反応(脅威反応・防衛反応)
  • 自律神経の警戒モード
  • 慢性的な緊張状態

として現れ、さまざまな不調に繋がっていきます。

 

 

    身体への影響
     

    感情が処理されずに溜まると、

    身体は常に「身構えている状態」「備えている状態」になります。
     

    その結果、リラックスできず、回復が間に合わなくなっていきます。

     

    ▼身体の不調
    以下のような状態が続いていないか、確認してみてください。

    • いつも身体のどこかに力が入っている
    • 睡眠の質が悪い
    • しっかり眠っても疲れが取れない
    • 呼吸が浅い、声が小さいと言われる
    • 歯ぎしりや食いしばりをすることがある
    • 胃腸の調子が安定しない

     

    ▼凝りや痛み
    緊張が続くことで、痛みの感じ方も変わっていきます。

    • 肩こり・首こりが慢性的にある
    • 頭痛が繰り返し起きる
    • 腰痛や四十肩を何度も繰り返す

     


    感じ方の変化
     

    未処理感情は、身体だけでなく、感じ方や考え方にも影響を与えます。
    外からの刺激に対して、過敏または鈍くなっていきます。

     

    ▼反応が過敏になる

    • 突然の出来事に強く動揺しやすい
    • 大事な場面で緊張しすぎる
    • おどおどした反応になりやすい
    • 小さなことでイライラしてしまう

    ▼楽しい感覚が薄れる

    • 楽しいはずの場でも盛り上がれない
    • やりたいことが思い浮かばない
    • 食べたいものすら決めづらい

    ▼気が休まらない

    • 理由がないのに不安がある
    • 問題がなくても落ち着かない
    • 常にどこか気を張っている
    • 休もうとすると逆にそわそわする

    感覚や判断力が鈍る
     

    未処理感情があると、脳のリソースは警戒に向けられるため、

    それ以外の感覚・集中力・判断へのリソースが不足します。

     

    ▼感覚が鈍る

    • 気付きが減る
    • 感覚が鈍る

     

    ▼集中力・判断力が鈍る

    • 注意が散漫になる
    • 忘れ物やミスが増える
    • 物事を決めるのが難しくなる
     

    人生への影響
     

    こうした状態が続くと、行動や人間関係にも影響が出てきます。

     

    ▼行動や意欲の低下

    • 家にこもりがちになる
    • 新しいことに消極的になる
    • 何かに熱中することが減る

    ▼孤独を感じやすい

    • 独りでいるときに孤独を感じる
    • 人を増やしても孤独が消えない
    • 孤独の埋め方が分からない

    ▼人間関係の問題

    • トラブルに巻き込まれやすい
    • 攻撃的な対応を受けやすい
    • 人との距離がうまく縮まらない
     
    まとめ
     

    ここで挙げたものは、すべて別々の問題ではなく、
    未処理感情が形を変えて影響しているものです。
     

    もし当てはまるものが複数あるようでしたら、
    未処理感情の蓄積の有無を考えてみましょう。

     

     

    関連記事:
    1-2:未処理感情の蓄積が人生の質を落とす
    1-3 :未処理感情を生む抑圧と回避
    2-2:未処理感情の特徴

     

     

     

    ●リブログ歓迎します。ご自由に使ってください。
    ●感想や質問のコメントをいただけたら、
     できるだけお返事します。
    ●扱ってほしいテーマや心のお悩みもお寄せください。
     今後の記事として検討させていただきます。