原因がはっきりしない不調が続いているとき、
それは身体や気分の問題ではなく、「感情の処理」が関係している可能性があります。
特に、日常の中で後回しにされた感情が積み重なると、
気づかない形で心身に影響が現れてくることがあります。
原因がはっきりしない不調が続いているとき、
それは身体や性格の問題ではなく、
「未処理の感情」が影響していることがあります。
その影響はひとつではなく、
身体・思考・行動・人間関係など、さまざまな形で現れます。
ここではまず、どのような変化が起きるのかを見ていきます。
一部の症状については、今後の記事で詳しく説明する予定です。
当てはまる項目の多い方は、
2-5:感情消化メソッド 実践ガイドで
紹介した方法で未処理感情の解消を検討してみてください。
未処理になった感情は、なくなるわけではなく、
身体や思考の中に残り続けます。
それらは、さまざまなきっかけで
- 脅威に備える反応(脅威反応・防衛反応)
- 自律神経の警戒モード
- 慢性的な緊張状態
として現れ、さまざまな不調に繋がっていきます。
感情が処理されずに溜まると、
身体は常に「身構えている状態」「備えている状態」になります。
その結果、リラックスできず、回復が間に合わなくなっていきます。
▼身体の不調
以下のような状態が続いていないか、確認してみてください。
- いつも身体のどこかに力が入っている
- 睡眠の質が悪い
- しっかり眠っても疲れが取れない
- 呼吸が浅い、声が小さいと言われる
- 歯ぎしりや食いしばりをすることがある
- 胃腸の調子が安定しない
▼凝りや痛み
緊張が続くことで、痛みの感じ方も変わっていきます。
- 肩こり・首こりが慢性的にある
- 頭痛が繰り返し起きる
- 腰痛や四十肩を何度も繰り返す
未処理感情は、身体だけでなく、感じ方や考え方にも影響を与えます。
外からの刺激に対して、過敏または鈍くなっていきます。
▼反応が過敏になる
- 突然の出来事に強く動揺しやすい
- 大事な場面で緊張しすぎる
- おどおどした反応になりやすい
- 小さなことでイライラしてしまう
▼楽しい感覚が薄れる
- 楽しいはずの場でも盛り上がれない
- やりたいことが思い浮かばない
- 食べたいものすら決めづらい
▼気が休まらない
- 理由がないのに不安がある
- 問題がなくても落ち着かない
- 常にどこか気を張っている
- 休もうとすると逆にそわそわする
未処理感情があると、脳のリソースは警戒に向けられるため、
それ以外の感覚・集中力・判断へのリソースが不足します。
▼感覚が鈍る
- 気付きが減る
- 感覚が鈍る
▼集中力・判断力が鈍る
- 注意が散漫になる
- 忘れ物やミスが増える
- 物事を決めるのが難しくなる
こうした状態が続くと、行動や人間関係にも影響が出てきます。
▼行動や意欲の低下
- 家にこもりがちになる
- 新しいことに消極的になる
- 何かに熱中することが減る
▼孤独を感じやすい
- 独りでいるときに孤独を感じる
- 人を増やしても孤独が消えない
- 孤独の埋め方が分からない
▼人間関係の問題
- トラブルに巻き込まれやすい
- 攻撃的な対応を受けやすい
- 人との距離がうまく縮まらない
ここで挙げたものは、すべて別々の問題ではなく、
未処理感情が形を変えて影響しているものです。
もし当てはまるものが複数あるようでしたら、
未処理感情の蓄積の有無を考えてみましょう。
関連記事:
1-2:未処理感情の蓄積が人生の質を落とす
1-3 :未処理感情を生む抑圧と回避
2-2:未処理感情の特徴
今後の記事として検討させていただきます。
