強い感情や考えが頭から離れず、苦しさが続いていませんか?
本記事では、「問い直し」というシンプルな方法で、思い込みのリアリティをゆるめるやり方を具体的に解説します。
「感じ切る」と組み合わせて、心の反応を自然に落ち着かせたい方におすすめです。
紹介した感情消化メソッドの中で、
「問い直し」はとても重要な役割を持っています。
毎回やる必要はありませんが、
強い感情や反応が続くとき、
ただ感じ切るだけでは変化しにくい場合があり、
そんなときに効果を発揮します。
特に、「感じ切る」との併用によって効果が大きく高まることは、
私自身も体験しています。
(詳しくは【1-1:私の体験・メソッドの原点】)
「これしかない」と感じている考えを緩めて、
考え方を変えるものではありません。
「自分の考えはあるけれど、それそれ。
と、感じられるようになります。
また、これらの考えは、未処理感情による恐れを感じないようにするための回避になっていることが多いので、問い直しに取り組むことで未処理感情を感じやすくなり、未処理感情を収束しやすくなります。
これは「理屈で、理解する」とは違います。
そう "感じられる" ようになる。
- 本当にそうだろうか?
- その考えがなかったら、どう感じるだろう?
といった問いを通じて、
考えと現実の結びつきを一度ゆるめ、
新しい視点や余白を生み出します。
私は、強い苦しさを感じていた時に、
バイロン・ケイティの「ザ・ワーク」に出会いました。
この問い直しの手法を取り入れたことで、
心の改善が急速に進み、
1か月程度でウツのような症状のほとんどが消えています。
次に、感情・身体感覚が変化に気付い時に「感じ切る」をしながら、以下の手順を行います。
- 強い感情を伴い、リアリティーの強い考えを選ぶ
- その考えがなかったら、
どうなるか?どう感じるかを想像する - 反対の意味にしてみる
- 主語や動詞を変えてみる。
- その他の可能性を考える
「山田さんが絶対に悪い!」を例に問合せをすると以下のようになります。
- 「山田さんが絶対に悪い」という考えがなければ、
何が変わるか?
どう感じるか? - 「山田さんは悪くない」(山田さんを私を助けようとした?)
- 「私が絶対に悪い」(私が勘違いをした?)
それぞれの手順で、違和感やイヤな感じがしてくると思います。
それを感じ切ります。
この手順は、「考え方を変えろ」とか
「別の可能性を検討しろ」というものではありません。
それぞれの場合を想像して、どう感じるか?
を観察し、感じ切るだけのものです。
- 考えと感情の結びつきがゆるみ
- 「絶対にこうだ」と感じていたリアリティが下がり
- 身体や心の反応が自然に収まっていく
といった変化が起こりやすくなります。
特に、「感じ切っても強い反応が残る」
「考えが頭から離れない」というときに有効です。
「感じ切る」との併用で、
より深い変化が起こりやすくなります
(詳しくは【1‑8:考えが苦しさを生む仕組み【RFT】】)。
それまで、「そのせいで、私が苦しい」と
感じていた考の意味が下がり
ただの「考えの一つ」、「情報の一つ」と
自然に感じられるようになっていきます。
- 考えを一つの見方として扱う
- 身体や感情の反応を観察する
この2つを組み合わせることで、
考えと現実の距離が自然に取れるようになり、
心身の変化が起こりやすくなります。
重要な基本姿勢である
マインドフルな姿勢について説明します。
今後の記事として検討させていただきます。

