メンタルの問題で苦しんでいた私が、試行錯誤の末に少しずつ変化を感じられるようになった体験をまとめました。
どのやり方でかえって苦しくなり、どのように取り組みを変えたことで心に変化が起きたのかをご紹介します。
感情消化メソッドの第1回目となる今回は、
このメソッドの元になった、私自身の体験を整理してお伝えします。
次回以降の記事では、
私の体験の中で実際に起きていたことを、
「心の性質」という視点から説明していく予定です。
当時の私は、学術的な根拠を十分に理解していたわけではありませんでした。
それでも、自分なりに試しながら「効果を感じられた手法」だけを残し、
やり方を修正していった結果、
ウツのような状態から抜け出すことができました。
その後も、心理学を学びながら、根拠となる仕組みを理解しながらやり方を改善したり、いろいろな課題解決への応用をしていきました。
まずは、苦しさの解消を中心にお話ししていきます。
ある時期の私は、次のような複数の問題を同時に抱えていました。
- 妻との関係が悪化し、離婚を避けようと悩み続けていた
- 子どもたちに会えない状況が続いていた
- 仕事が思うように進まず、自己評価が下がっていた
- 単身赴任による孤独感も重なっていた可能性がある
仕事自体は最低限こなせていましたが、
人との雑談が極端に苦手になり、
飲み会などの場ではほとんど話せませんでした。
次第に家に閉じこもる時間が増え、
激しい反芻思考(いわゆる「ぐるぐる思考」)にも苦しみ、
眠れない日も時々ありました。
それでも、状況を変えたい一心で、必死に考え続けていました。
そして離婚を回避するために、妻の言い分を優先し、仕事でのチャンスを広げたいと思い歯を食いしばって、頑張っている…そんな状態でした。
今振り返ると、この頃の私は、
医師による診断ではありませんが、
いわゆる「うつ状態」にあったのだと思います。
ワークショップやカウンセリングなども試してみました。
しかし、当時の私には、
はっきりとした改善を感じることができませんでした。
私は、考え方や心の状態を「ポジティブに変えよう」としていましたが、
それでは効果が出ず、
状況はむしろ悪くなっていき、心の苦しさは増すばかりでした。
このままでは潰れてしまいそうだと感じるようになり、
感情手放し(セドナメソッド)に手応えを感じたことをきっかけに、
感情解放系の方法を本格的に調べ始めました。
その後私は、「感情開放」「感情手放し」「感情を鎮める」といった方法を、
書籍やインターネットで調べ、実際に試していきました。
効果を感じたものは残し、
物足りなさを感じると別の方法を探す、という形で、
少しずつやり方を修正していきました。
最終的に、継続して行うようになったのは、次のような非常にシンプルな手順です。
- 感情が大きく動くトリガーを書き出す(苦手な場面、つらい記憶など)
- その場面を頭の中で具体的にイメージする
- 湧き上がる感情や身体感覚を、変えようとせず評価もせず観察する
- トリガーの意味を少し変えて、再度イメージと観察を行う
- 感情が自然に鎮まったら、次のトリガーへ移る
当時の私は、
「どんな効果があるだろうか?」
「自分にどんな変化が起きるだろうか?」
という実験のような感覚で取り組んでいました。
- 心が軽くなり、気分が爽快になる
- 体がリラックスし、声が自然に響くようになる
- 人に会うと、声や態度が柔らかくなっている
この感覚が心地よかったため、
時間があれば自然と取り組むようになっていきました。
継続した結果としての変化
- 1か月ほどで気分が安定してきた
- 不快な現実を以前より受け入れられるようになった
- 「楽しい」と感じられる時間が増えた
- バンド活動という新しい趣味を始めた
- 友人関係が自然に広がっていった
- 頭が激しく震える
- 強い引きつり
- 苦しくなって横になる
- 吐き気や気持ち悪さ
最初は不安もありましたが、
これらの反応が出た後のほうが、
気分の改善を強く感じられることに気づきました。
後から理論を調べてみると、
病的な異常ではなく、
一過性の生理現象だと理解できました。
この体験の中で私に起きていたことを、
「心の性質」という観点から整理して説明していきます。
今後の記事として検討させていただきます。
