瞑想と悟り
 

 

前回は、瞑想のやり方に共通していることについて書きました。

何かに意識を向けて、  
それていることに気づいて、  
また戻る。

評価せずに、今の自分の状態を観察する。

やり方は違っても、瞑想でやっていることは、  
とてもシンプルだという話でした。

今回は、そうした共通点を踏まえたうえで、  
代表的な瞑想をいくつか紹介してみます。

 

 
瞑想には、いくつか代表的なやり方がある
 
「瞑想」とひとことで言っても、  
実際にはいろいろなやり方があります。

呼吸を使うもの  
言葉を使うもの  
体の感覚を使うもの

それぞれ、入り口は違いますが、  
どれかが「正解」というわけではありません。

大切なのは、そのときの自分に合っているかどうかだと、思います。
 
 
マインドフルネス瞑想(呼吸瞑想)
 

いちばんよく知られているのが、呼吸に意識を向ける瞑想です。

鼻を通る空気の感覚  
胸やお腹の動き

そうしたものを、評価せずに感じていきます。

しばらくすると、  考えごとが浮かんできます。

でも、それで失敗ではありません。

「あ、今考えていたな」  と気づいて、また呼吸に戻る。

第2回で書いた  「それて、気づいて、戻る」を、そのまま繰り返していく瞑想です。

 

 

 

宝彩瞑想(マントラ瞑想)
 
次に紹介したいのが、  宝彩瞑想とも呼ばれるマントラ瞑想です。

これは、  特定の言葉を心の中で唱え続ける瞑想です。

私自身は、  考えが多く、頭の中が忙しいタイプなので、  
呼吸だけに意識を向け続けるのが  
少し難しく感じる時期がありました。

そんなとき、言葉があるこの瞑想の方が、  
取り組みやすく感じました。

考えが浮かんでも、それに入り込まず、  
またマントラに戻る。

ここでもやはり、やっていることは同じです。

 

 

 
ヨガニドラー
 
ヨガニドラーは、厳密には瞑想とは少し違うかもしれません。
 
こちらは音声ガイドのアプリがあります。
私は、cocorusというものを使っています。
 
 
横になって、音声ガイドに従いながら、体や感覚を順番に感じていく方法です。

音声ガイドがあるので、初心者でも取り組みやすく、リラックスを感じやすいものです。
また、睡眠の改善にもつながるとされています。

ヨガニドラーには、体の各部分に注意を向けていく「ボディースキャン」が出てきます。
たとえば、
足の重さ
手の温かさ
背中が床に触れている感じ
そうした感覚を、良い・悪いと評価せずに、
ただ「今、こう感じているな」と観察していきます。

私自身は、このヨガニドラーを通して、
「観察する感覚」を養う練習ができたように感じています。

何かをコントロールしようとするのではなく、
ただ気づいて、感じて、眺める。

第2回で書いた「評価しない。ただ観察する」という姿勢を、
体の感覚を通して練習できる方法だと思っています。
 
私が取り組みやすいのは・・・
 
当初は瞑想がよくわからず、ヨガニドラーから始めました。
いまでも、緊張があったりして、他の瞑想に取り組みづらい時は、ヨガニドラーを使います。

頭が忙しいことが多いので、マントラ瞑想が私にはあっていると思いますが、
何かの本番前などには、呼吸瞑想が取り組みやすいので、それを使っています。
 
どれを選んでも、やっていることは同じ

ここまで見てきたように、  
やり方は違っても、やっていることはとても似ています。

意識を向けて、それていることに気づいて、また戻る。

評価せずに、今の自分を観察する。

どの瞑想を選んだとしても、この点は共通しています。

だから、「これで合っているのかな?」  
と迷いすぎなくて大丈夫です。
 
次回:悟り ~素敵な感覚

次回は、瞑想を続けていく中で語られる  
「悟り」というテーマについて書いてみます。

少し不思議に聞こえるかもしれませんが、  
特別な人だけの話ではなく、心のスキルの延長として  
整理できるものだと思っています。
 

 

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