瞑想がスピリチュアルなものというより、 心理学や脳科学の分野でも研究されている
心のトレーニングとして扱われていることをお話ししました。
今回はもう少し具体的に、
瞑想の「やり方」に共通していることについて書いてみます。
瞑想には、
- 呼吸を使うもの
- 言葉を使うもの
- 体の感覚を感じるもの
ただ、やり方は違っても、
実際にやっていることはとてもシンプルで、
共通している部分が多いと感じています。
「瞑想」とひとことで言っても、
実際にはたくさんの方法があります。
そのため、
「どれが正解なんだろう」
「ちゃんとしたやり方を知らないといけないのでは」
と不安になる人もいるかもしれません。
でも、 どの瞑想を選んだとしても、 基本的な考え方はそれほど変わりません。
大切なのは、 細かい手順よりも、
どういう姿勢で向き合うかだと私は思っています。
瞑想ではまず、 意識を向ける対象を決めます。
呼吸だったり
言葉(マントラ)だったり
体の感覚だったり
対象は違っても、「ここに意識を向けてみよう」と決める点は共通しています。
ただ、やってみるとすぐに分かりますが、
意識は思った以上に勝手に動きます。
呼吸を感じていたはずなのに、
明日の予定を考えている。
言葉に意識を向けていたはずなのに、
過去の失敗を思い出している。
それは、とても自然なことです。
瞑想で大切なのは、
意識がそれないように頑張ることではありません。
それたことに、
気づくことです。
「あ、今考えごとをしていたな」
と気づいたら、
また最初に決めた対象に戻る。
それだけです。
それて、気づいて、戻る。
この動きを、何度も何度も繰り返します。
集中できなかった、というより、
気づけた回数だけ、
ちゃんと瞑想しているとも言えます。
瞑想というと、
「考えないようにする」
「無になる」
というイメージを持たれがちです。
でも、実際には、
考えが浮かぶこと自体は問題ではありません。
ここでやっているのは、
考えを無理に消すことではなく、
考え続ける流れから降りることです。
考え始めたことに気づいて、
意識を元に戻す。
それによって、
同じ考えを延々と引きずる時間が、
少しずつ短くなっていきます。
瞑想をしていると、
つい評価したくなります。
「今日は集中できていない」
「うまくできていない気がする」
でも、
その評価もまた、ひとつの考えです。
瞑想では、
考えや感情を
良い・悪いと判断せずに、
ただ観察します。
「今、こんな考えがあるな」
「今、体はこんな感じだな」
そうやって眺める姿勢そのものが、
瞑想の時間だと思っています。
ここまで読んで、
「結局、ちゃんとできている気がしない」
と感じた人もいるかもしれません。
でも、うまくやろうとしなくて大丈夫です。
それてしまう
集中できない
雑念が多い
それは失敗ではありません。
気づけたら、もう十分です。
瞑想は、理想の状態を作るためのものではなく、
今の自分に気づくためのものだと、思います。
次回は、私自身が試してきた中で、比較的取り組みやすいと感じた
代表的な瞑想をいくつか紹介します。
- マインドフルネス瞑想(呼吸瞑想)
- 宝彩瞑想(マントラ瞑想)
- ヨガニドラー
