瞑想と悟り
 

 

前回は、  
瞑想がスピリチュアルなものというより、 心理学や脳科学の分野でも研究されている  
心のトレーニングとして扱われていることをお話ししました。

今回はもう少し具体的に、  
瞑想の「やり方」に共通していることについて書いてみます。

瞑想には、  
  • 呼吸を使うもの  
  • 言葉を使うもの  
  • 体の感覚を感じるもの  
など、いろいろな種類があります。

ただ、やり方は違っても、  
実際にやっていることはとてもシンプルで、  
共通している部分が多いと感じています。
 

 

 

 

瞑想には、いろいろなやり方がある


「瞑想」とひとことで言っても、  
実際にはたくさんの方法があります。

そのため、  
「どれが正解なんだろう」  
「ちゃんとしたやり方を知らないといけないのでは」  
と不安になる人もいるかもしれません。

でも、  どの瞑想を選んだとしても、  基本的な考え方はそれほど変わりません。

大切なのは、  細かい手順よりも、  
どういう姿勢で向き合うかだと私は思っています。
 

共通点①:何かに意識を向けつづける練習


瞑想ではまず、  意識を向ける対象を決めます。

呼吸だったり  
言葉(マントラ)だったり  
体の感覚だったり

対象は違っても、「ここに意識を向けてみよう」と決める点は共通しています。

ただ、やってみるとすぐに分かりますが、  
意識は思った以上に勝手に動きます。

呼吸を感じていたはずなのに、  
明日の予定を考えている。

言葉に意識を向けていたはずなのに、  
過去の失敗を思い出している。

それは、とても自然なことです。

 

共通点②:それたことに気づいて、戻る

 

 瞑想で大切なのは、  
意識がそれないように頑張ることではありません。

それたことに、  
気づくことです。

「あ、今考えごとをしていたな」  
と気づいたら、  
また最初に決めた対象に戻る。

それだけです。

それて、気づいて、戻る。  
この動きを、何度も何度も繰り返します。

集中できなかった、というより、  
気づけた回数だけ、  
ちゃんと瞑想しているとも言えます。
 

 

共通点③:「考え」を消すのではなく、考え続けるのを止める

 


瞑想というと、  
「考えないようにする」  
「無になる」  
というイメージを持たれがちです。

でも、実際には、  
考えが浮かぶこと自体は問題ではありません。

ここでやっているのは、  
考えを無理に消すことではなく、  
考え続ける流れから降りることです。

考え始めたことに気づいて、  
意識を元に戻す。

それによって、  
同じ考えを延々と引きずる時間が、  
少しずつ短くなっていきます。
 

 

共通点④:評価しない。ただ観察する

瞑想をしていると、  
つい評価したくなります。

「今日は集中できていない」  
「うまくできていない気がする」

でも、  
その評価もまた、ひとつの考えです。

瞑想では、  
考えや感情を  
良い・悪いと判断せずに、  
ただ観察します。

「今、こんな考えがあるな」  
「今、体はこんな感じだな」

そうやって眺める姿勢そのものが、  
瞑想の時間だと思っています。
 
うまくやらなくていい、という前提


ここまで読んで、  
「結局、ちゃんとできている気がしない」  
と感じた人もいるかもしれません。

でも、うまくやろうとしなくて大丈夫です。

それてしまう  
集中できない  
雑念が多い

それは失敗ではありません。

気づけたら、もう十分です。

瞑想は、理想の状態を作るためのものではなく、  
今の自分に気づくためのものだと、思います。
 
次回:代表的な瞑想について

次回は、私自身が試してきた中で、比較的取り組みやすいと感じた  
代表的な瞑想をいくつか紹介します。
  • マインドフルネス瞑想(呼吸瞑想)
  • 宝彩瞑想(マントラ瞑想)
  • ヨガニドラー
「どれを選べばいいか分からない」 、という人の参考になればうれしいです。

 

 

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