現代社会は、偏桃体を刺激しやすい構造になっています。
つまり、恐れを感じさせる機会がたくさんあるということです。
偏桃体優位な状態は、ウツ・不安症などにも関係しますから、これらの増加と現代社会の構造は関係があると思います。
社会といものは、偏桃体を刺激する要素が沢山ありますが、昔と異なり情報にあふれる現代は、より刺激が増えいてるとおもいます。
例えば、知らない内に恐れを感じさせているものとして、以下があります。
- ニュース
- 競争・他人の成功
- 目標
- 売り込み
- 倫理
これらから恐れを感じて、偏桃体が働きだす人は多いのです。
でも、これらの仕組みそのものが悪いわけではありません。社会を上手く回すのには、とても役に立つ仕組みです。
私たちの心の反応を変えて、偏桃体を働かせず、創造的にこれらの仕組みを利用できるようになりましょう。
最近のニュースは、台風や大雨について、「気をつけろ!」とはやし立てることが多いように感じます。
これは脅威ですから、偏桃体が刺激されやすい情報です。
政府やマスコミは「気をつけろ!」と少しリスクを大目には発信したほうが良い都合があることを忘れてはいけません。
政府やマスコミの報道よりも酷い状況になるとクレームが来たり、責任問題になる場合があるからです。
最近、マスコミの報道は「気お付けろ!」と言い過ぎるように、私は感じていますが、SNSの発達等でクレームを沢山目にするようになったからのように思います。
クレームも偏桃体の働きが関係します。そのクレームがまた別のだらかの偏桃体を刺激する・・・という悪循環のように見えます。
競争や他人の成功は、「負ける恐れ」「負けへの嫌悪」などにつながって、偏桃体が働きだす人は多いと思います。
「優劣に拘ってる」からというよりも、そのように反応するに心にクセがついてしまっている状態です。
そのような人は、勝っている時でさえ「負ける恐れ」かくる衝動のために、人間関係がギスギスしたり、ストレスに悩まされることになります。
偏桃体が静まっていると勝ち負けに執着しませんし、強いプレッシャーも感じません。
社会には競争が沢山あります。学校で成績を比べられたり、社内で同僚との比較、営業の世界では競合会社との闘いもあります。
そして最近は、facebook やインスタグラムで他人の幸せや成功体験を見る機会が沢山あり、これも比較や負けた感を生む場合があります。
競争は、自分の能力を知ったり、課題を知る機会を与えてくれますが、競争で偏桃体が働きやすい人は苦しみにつながります。
競争から逃げるのではなく、競争でも偏桃体が働かないように心にクセをつけるのが良いのでしょう。
新製品の発売やキャンペーンは、ショップでもネットでも年中されていますが、この時に「チャンスを失う恐れ」から偏桃体が刺激される場合があります。
お金に困っている時に特に「せっかくのチャンスなのに」と気分になりやすいのは、お金での悩みで偏桃体が敏感になっているからです。
このようなことで偏桃体が優位になる人は、いらないものまでつい買うことになったり、変えない自分をみじめに感じたいしていしまいます。
同様に、CMやネットでは新製品や新サービスで、楽しんだり、綺麗になったり、快適な生活のシーンを映し出し、「これが無くて、満足ですか?」と問いかけてきます。
こういった情報に、偏桃体が反応するクセがついてしまうと、人生が回らなくなっていきます。
目標は「やる気出すツール」として使われることが多くあります。
目指すべき方向性の明確化として働く場合は有効ですが、「達せられないといけない」と捉えると「達せられない恐れ」が生まれて偏桃体が働きだし、目標に近づくことを邪魔してきます。
テレビやネット、雑誌などでスター選手のプレイを見て参考にするのは有効ですが、「絶対、こうなりたい」と感じはじめると、偏桃体が働いて成長を邪魔し始めます。
「絶対に達成する!」「必勝!」と自分を奮起するのは、偏桃体を刺激して攻撃的な衝動を作って行動を起こすやり方です。
瞬発力はありますが長続きせず、疲労も多く知的な能力が落ちますから効率も上がりません。
目標に向かて行動を起こせない時は、行動を起こさせないように偏桃体が働いているので、それを鎮めると行動が起こせるようになります。
ネッでトは、「こうあるべきだ」「こうすると成功する」というルールやマニュアルのような情報が沢山あります。
これらの情報で、危機感を感じるのは偏桃体の働きです。
「そうしないと、失敗する」「そうしないと、誰かから非難される」という恐れです。
そして、そのような恐れがあると、ルールやマニュアルが欲しくなって、ネットでその手の情報を漁るようになり、また恐れを増すという悪循環に陥ったりします。
SNSで倫理的な正論で世の中の不出来を叩くような情報も沢山あります。これらも同様に偏桃体が刺激される場合があります。
大切なのは、それらに感情で反応しない心を作ることです。
情報を客観視できるようになると、有効な情報になります。
そのためには、いつも自分の心の動きに気を配り、何に反応しているかに気付くことが必要です。
気付いたら、よく自分の体に起きていることを観察しましょう。しばらくすると、心が落ち着いてきて客観的にクールに、それらの情報を見れるようになってきます。
そしてその後に時間ができたら、以下の記事を参考にして心のクセを修正して、反応しない心を作っていきましょう。
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