過去に我慢して抑え込んできた感情は、出口を探していて、それと似た場面で出てきます。

これが、現実を歪んで見せたり、過剰に反応する原因になっています。

 

今の現実に感じているのとよく似た感情を持った過去の場面を見つけて、その時の感情をしっかり感じ切りましょう。

 

どんどん気持ちが軽くなって、勝手に現実に適した行動をとるようになります。

つまり、「なんか、うまくいく」状態になります。

 

その手順についてお話します。

 

 
 
 
つらい過去からの影響

 

例えば、失恋した直後は、恋愛に臆病になったりすることがありますね。

次の恋愛ができるようになる時は、前の失恋を振り返っても「あの時は絶望の淵って感じだったけど、すっかり平気になった」と感じるようになっていたりします。

 
 
辛い過去を受け入れられないうちは、影響を受けます。
そして、受け入れられたときに影響がなくなります。
「現実を受け入れましょう」というのは、こういうことです。
 
 
受け入れられていない辛い過去を思い出そうとすると、キューンとかザワザワした感じがします。
そして合わせて、後悔、憎しみ、悔しさ、などが浮かんできますね。
 
これを、しっかり感じ切ると、感情が和らいでいき、その過去をさわやかに思い出せるようになってきます。
 
つらい過去を感じ切る

 

何か一つ辛い思い出を思い出して、その時に感じた様々な感情を味わう方法と、思い出した感情に近い感情をいろいろな出来事で味わう方法の二つの方法があります。

 

過去の思い出で感じていた感覚を感じづらい場合は、とりあえず怒りや不満の形でゴネまくってみるという方法があります。

  • その思い出の中の誰かに怒りをぶつける。
  • その思い出の中で不甲斐ない自分に怒りをぶつける。
この時に、感じる感情や、ザワザワ感、キリキリ感をしっかり観察し感じ切ります。
しばらくすると、その感情や感覚が和らぎます。
 
そうしたら、また別の怒りをぶつけてみましょう。
 
これを繰り返していると、悲しみやみじめさが出てきたりします。
そうしたら、それをしっかり感じ切ります。
 
 
 
過去の経験に、今と類似の感情を探す

 

今感じている感情と、よく似た感情を感じた様々出来事をさがして処理する方法についてもご紹介しましょう。

 
なかなか思い出せない辛い過去の思い出を思い出しやすくなります。
 
 
前までの記事で、今の人間関係で感じてる感情の処理について書きました。
その方法で、ネガティブな感情・感覚・衝動などに気づいたら、いったんしっかり感じ切ります。
 
次に、過去に同様な感情を感じた場面を思い出してみましょう。
 
似た性格の人との経験。
似たように困った状況の経験。
 
そのような経験の中に探してみましょう。
みつけたら、その時の感覚をしっかり味わいます。

 

なるべく、つらい経験を思い出します。

思い出したくもない辛い経験かもしれません。

 
でも、頑張ってその経験に向き合ってみましょう。
「思い出したくな経験」こそ、今に影響を与えている未処理の感情があるからです。
 
可能なら、親との関係や家族との関係で、同じような感情を感じた場面がないか探してみましょう。
 
そこに類似の感覚が見つかったら、それがその感情の大元かも知れません。
 
 
つらい経験を思い出した時の感覚

 

トラウマになっているような強い感情を伴う過去に向き合うのは、苦しいかもしれません。

 

私は、心がボロボロだった時、妻との関係に数年間大きな問題を抱え、鬱っぽい状態になっていました。

 

その妻との関係で感じる辛い感情に取り組んだ時は、気持ち悪くなったり、頭がクラクラして座っていられずに横になったりしていました。

 

 

幼少期に辛い思いをしていた人も、その幼少期に取り組むと同様のことが起こるかもしれません。

 

 

少しづつでよいので、そのような辛い過去に取り組んでみましょう。

少しづつ自分の心に優しさや、余裕が戻ってくるのが実感できると思います。

 

 
私の場合は、職場での人間関係がどんどん良くなっていきました。
人間関係のための特別なことはしていません。
 
ただただ、職場の人に感じるネガティブな感情に向き合い、過去の辛いの感情に向き合っただけです。
お勧めの方法です。
 
 
では、妻との関係はというと・・・
それは、次の記事で。