自分の気持ちとちゃんと向き合ない人は、他人の気持ちがわかりません。
幼少期につらい思いした人は、人間関係に問題を抱えることがありますが、その原因としてつらい気持を封じ込めるクセが考えられます。
そうではない人も、自信のなさや不安を無視し続けていると、他人の気持ちがわからなくなります。
これには、共感が関係します。
では、共感とは何でしょう?
相手の気持ちがわからないとき、自分の中の感情にも鈍感になっていることが考えられます。
せっかくミラーニューロンが相手の感情を写し取っても、それを感じられないからです。
自分の中で別の強い感情を感じている時、相手の感情が自分の中で生まれても気づけません。
いつも何かに不安を感じている
いつも何かに追われて焦った気持ちになっている
いつも何かに怒っていている
これらの感情は刺激が強く、それ以外の機微な感情に気づけなくなります。
これはわかりやすいと思います。
もう一つ、自分の中の心の痛みを抑えつけ無視している人は、他人の心の痛みに気づけません。
つまり、悲しみを避けようとする自己防衛の強い人は、共感しづらい状態だと言えます。
「腹を割って話せる人がいない」と感じている人は、自分が自己防衛の気持ちが強く、相手と共感しづらい状態なのかもしれません。
KYと言われることが多く、コミュニケーション術を学んでも効果を感じられないのであれば、心の中を整えるべきなのかもしれません。
KYと言われなくても、いろいろな人と関係がギクシャクしている人は、自分の心を見直した方が良いのだと思います。
例えば、強い感情が頻繁にわくのであれば、感情を整えことを覚えるのがよいのかもしれません。
自己防衛に固まっている人は、自分のネガティブな感情と向き合って自己防衛を解いていくのが良いのかもしれません。
共感の機能が戻らなければ、コミュニケーションはうまくなることはありません。
私が心がボロボロだった時、家族のことで悩み、自分の周りできている現実を受け入れられず、自分の中の悲しみも受け入れられませんでした。
他人との会話も楽しめず、孤独感も強く感じていました。
心の苦しさを乗り越えるためにネガティブな感情に向き合い続けましたが、それだけで徐々に人と会話が楽しくなっていき、人間関係が円滑になっていきました。
意識はしていませんでしたが、共感の力が戻ったのだと思います。
