人への関心は2種類あります。

  • 状態や能力への関心
  • 内面や性格への関心

愛に関係があるのは、内面への関心です。

 

これらの違いを知ることで、自分の扱われ方や、自分や相手の心の状態を知る手がかりになります。

 

 
 
①状態や能力への関心

 

相手が健康なのかどうか?
人付き合いが上手くできているか?
仕事や学校がうまくいっているかどうか?
 
このような関心は、主に自分への影響に関心が向いています。
 
家族が病気になったりすれば、看病などの負担が生じます。
家族が近所の人と揉めれば、自分巻き込まれることになります。
子供が学校でうまくいかなければ、親は学校に呼び出されるかもしれませんし、配偶者の仕事がうまくいかなければ経済的な問題を抱えるかもしれません。
 
 
家族・親子・恋人通しといった、共同体のメンバーとしては、ある意味当然の関心ですが、これらは愛からくる関心とは別のものです。
 
こういったことが強く気になっている場合、相手への不信感や自分の将来への不安が強くなっています。
 
 
②内面や性格への関心

 

相手が満足しているか?

苦しい思いをしていないか?

相手が好きなものや嫌いなものは何か?

 

このような関心は、相手の内面や性格への関心で、愛情と深く関係のあるものです。

 

相手の喜びを自分の喜びとして感じられる状態。

相手の喜びに貢献したい気持ちの表れでもあります。

 

 
例外

 

上では、わかりやすさの為に触れませんでしたが、例外もあります。

 

①であげた例

  • 人が健康なのかどうか?
  • 人付き合いが上手くできているか?
  • 仕事や学校がうまくいっているかどうか?

という言葉で語られる関心でも、(それで、つらい思いしていない?)(満足できてる?)というニュアンスが強い場合は、本質的には②の内面への関心でしょう

 

 

②であげた例

  • 相手が満足しているか?
  • 苦しい思いをしていないか?
  • 相手が好きなものや嫌いなものは何か?

という言葉で語られる関心でも、(だから言ったのに)(私が何かしてあげないと)というニュアンスが強い場合は、①の状態や能力への関心になります。

 

 

言葉よりも文脈が大事ということです。

 

 
自分の心を知る手がかり

 

自分の中で、①状態や能力への関心が相手に対して強くなってきたら、自分の心の傷が癒えていなかったり、将来への不安が強くなっていないか、よく観察してみましょう。

 

もし、その感覚を避けようとしていたり、なかったことにしようとしていたら、それをやめて、自分の中の感覚をよく観察して心の傷や不安を癒しましょう。

 

 

相手から、①状態や能力への関心を受けていること気付いたら、自分がダメージを受けていないか観察をしましょう。

 

①状態や能力への関心は相手をコントロールしようとすることにつながります。

他人からコントロールされることが続くと、自尊心が気づき孤独感や憂鬱感につながっていくからです。