「力む」「緊張する」を考える時、心、筋肉、姿勢が関係します。

 

これらを以下の視点で考えてみたいと思います。

  • 筋肉の力みグセ(緊張グセ)
  • 体の姿勢
  • 心の力みグセ(緊張グセ)
  • 心の姿勢

 

いつも仕事や家事の追われていたり、重たい悩みを長い間持ち続けていると、これらが歪んで緊張が慢性化します。

 

これらは、相互に関係しあっているので、その関係を整理したいと思います。

 

 

 

体と心は相互に関係する

 

体の力み・緊張と心の力み・緊張は、互いに関係しています

 

「あー間に合わない!」「なんとかしなきゃ」という場面では、心に焦りが生まれて、肩に力が入ります。

 

逆に、体が緊張していると、不安や怒りを感じやすくなります。

温泉に入ったりマッサージをしてもらって体がほぐれると、ほっとした気持ちになったり優しい気持になるのでもわかります。

 

力みや緊張というのは、心と体が相互に関係しています。

 

 

ということは、どちらかの緊張を緩めると一方も緩むこともありますし、どちらかを緩めても一方が改善しないと緊張に戻りやすいこともあります。

 

また、心の緊張から体の力みグセに気付いたり、体の緊張から心の力みグセに気付くことができます。

 

 

姿勢、筋肉、心

 

ハンナソマティクスに、赤信号反射、青信号反射というのが出てきます。

 

細かい説明があるのですが、雰囲気をお伝えするために、ざっくり整理すると以下のようになります。

 

 

もともとは、人が生物として身を守ったり、獲物を狩ったりするための反射ですが、これが継続し常態化すると、脳はその緊張状態が普通の状態と勘違いして、いつも緊張した状態を維持しようとしてしまいます。

 

脳の勘違いで体が緊張した状態を維持すると、心はこの表で表した状態になりやすくなってしまいます。

 

ハンナソマティクスでは、エクササイズによって、脳にリラックスすることを思い出させるように促すことで改善します。

 

 

 

また、アレキサンダーテクニークでは姿勢の悪さが不要な緊張を生むことにも着目していて、正しい姿勢を思い出すための着眼点などについて説明されています。

 

例えば、人は急いでいる時は重心が前に行きがちで、重力に逆らって立っている状態を維持するために、不要な筋肉に力が入り緊張します。

 

人の骨格の特性にあった姿勢にすると、筋力をあまり使わずに立つことができ、体はリラックスします。

 

 

 

これらのように、筋肉の力み・緊張と姿勢も深い関係にあります。

 

 

心の力みグセ

 

さて、このブログでメインに扱う心の方を整理してみましょう。

 

気分よく、より良い人生を送ること考える時、以下に分けて考えるのがよいと思います。

 

 ①思考や心のより良い使い方のコツ

 ②より良い生き方・とらえ方の学び

 

スポーツや武道で例えると、①体の使い方コツ、②良いフォームの学び、ということになります。



ここで、「①思考や心のより良いつい方のコツ」の邪魔するのが、「心の力みグセ」で、

  • 熱くなる・感情的になる
  • 執着する・拒絶する
  • 急ぐ・焦る

などです。

 

この「心の力みグセ」があって「①思考や心のより良いつい方」ができないと、「②より良生き方、とらえ方」も正しく学べないと思います。

 

「②より良い生き方、とらえ方」を、物事に対する姿勢つまり「心の姿勢」ととらえると、「筋肉の力みグセ」と「体の姿勢」とよく似た関係になります。
 
心に力みグセがあると、生き方・とらえ方が歪んで「認知のゆがみ」になってしまうわけです。