幸せになるための教えやノウハウが沢山ありますが、それらの "考え" にしがみ付くと、
どんなに素晴らしい教えであっても、副作用の方が強くなってきます。

例えば、「あるがままに受け入れなきゃ!!」と強く考えると、その姿勢そのものが「あるがまま」ではなくなっています。

 
 
「正しいと思う」と「しがみつく」は違う

 


あるノウハウを「正しい」と思うことと、そのノウハウにしがみつくのは違います。

「しがみつく」と、心や思考の自由を奪い、自分や他人を裁く材料にしてしまいます。

例えば、「あるがままにうけいれる」という教えがりますが、「"あるがまま" にできなかった」という考えと一緒にがっかりした気持ちがでてきたら、自分を裁く材料にしているということです。
 
「あの人は、こんな大切な教えを知らないんだ」と思う場合は、他人を裁く材料にしています。

どちらも「あるがままに受け入れる」という教えにしがみついている状態で、あるがままから離れています。


「"あるがまま" にできなかった」ということを、冷静な気持ちで受け入れられた時、"あるがまま" に生きることができています。


あるノウハウを「正しい」と思いながら、それができない自分や他人も、違うノウハウも受け入れられる心の状態が望ましいと思います。
 
 
 
教えを心に刻もうとしない

 


良い教えをよく覚えておいて、必要な場面で使えるように心がけるのは有効だと思います。

でも、強く念じて心に刻み込むようなやり方は、注意が必要です。
そのやり方が、自分で"しがみつく" ようにしている可能性があるからです。


また、人生が上手くいかないように感じている時、"みじめさ" を恐れている時、教えが救世主に見えて、その教えに "しがみつき" たくなります。

そのように、しがみついた教えに従うと、教えの恩恵よりも "みじめさへの恐れ" からの悪影響を受けやすくなります。
 
 
 
"しがみつく" ときの弊害

 


教えに "しがみつく" も、これまでにいくつかの記事でお話をした「考えにしがみつく」 と同じことになります。



そもそも、教えに "しがみつく" と、その教えの本意を取り違いえることが多くなります。

例えば「やりたいことをやる」というときの"やりたい" は、「本当の自分の心からくるもの」という前提があります。

不安や恐れから駆り立てられるものを"やりたい" と勘違いして従うと、生きづらい環境を作ってしまいます。


こうなるのは、恐れから教えにしがみつく時、視野が狭くなっていて、物事の本質が見えづらくなっているからだと思います。


また、教えにしがみつくと、教えを実行しようとする度にその裏にある恐れが邪魔をして、そもそも実行できなくなる場合もあります。
 
 
対処の仕方

 


教えにしがみついている自分に気づき、その "考え" との心の距離感を整える必要があります。

慣れてくると、心を静かにしてからその教えを想像した時の体の中の感じ方で、"しがみつき" に気付けるようになりますが、それまでは以下のような方法があります。


体の中に感じる感覚に注意を払いながら、以下の質問に答えてみてください。
  • その教えを守れるようになったら、どのようになれますか?
    そうなったとき、どのように感じますか?
  • その教えを守れなかったら、どのようになりますか?
    そうなったとき、どのように感じますか?
  • その教えを実行するときに、障害になるのは何ですか?
    障害に対してどのように感じますか?
 
ある考えで感じ方が変化したら、しがみついている考えか、しがみつかせている振り払いたい考えです。

その感じ方が変わった考えについて、「辛い考えから解放される方法を行いましょう。



また、本やネットで教えを学んでいる時に、心が動いたり、体の中に感じが変わったのを感じたら、その本の内容やその時に頭に浮かんだ考えについても、「辛い考えから解放される方法」を実行してみましょう。


教えにしがみつくことなく、教えを実行しやすい心の状態に近づきます。

また、教えとは関係のない恐れも減っていきますよ。
 
 
 
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