"頑なさ" な、ある考えに "しがみつく" ことで生まれ、心や人生の不調の原因になります。
その "しがみつく" のは、そうせざるをえない "恐れ" が心の中にあるからです。

 
 
"しがみつき"  の裏にある "恐れ"

 


"勝ち" にこだわり過ぎると勝てない」 で考察したように、
「絶対勝ちたい!」という気持ちの背景に
「負けてみじめな思いはしたくない!」という
ネガティブな気持がある場合があります。

つまり、「みじめな思いをする」を恐れています。



このように、何かの考えに "しがみつく" 時は、
そうせざるをえない "恐れ" があります。

あなたが分かってくれないのが悪いのよ!
私の気遣いが無駄になったら、みじめな気持ちになっちゃうでしょ!
分かってもらえないと、さみしい気持になっちゃうでしょ!


やらなくちゃ!
これをやらないと怒られて、みじめな気持になっちゃうよ!
これをやらないと孤立して、さみしい気持ちになっちゃうよ!


私が正しいのよ!
私が間違っていたら、私の人生が無駄だったことになって、みじめになっちゃうよ!
間違いを認めたら、私のやりたいようにできなくなって、苦しくなっちゃうよ!


あーっ、ギャンブルをやりたい!
やらないとイヤのことを思い出して苦しくなっちゃうよ!
暇になったら、さみしくなっちゃうよ!



という感じです。
 
 
"恐れ"  ていると "しがみつく"

 


逆にこの "恐れ" が強かったり、
いつまでも消えないと、何かに "しがみつき" たくなります。

怒られて苦しいのはいつまで続くんだ!
私の正しさを証明しなきゃ!

この寂しさはいつまで続くんだ!
何かに没頭しなきゃ!

"恐れ" を振り払うためです。
でも、ここにワナがあります。
 
 
ワナ

 


「みじめな思いになる恐れ」や不安を 振り払うために、ある考えを使おうとします。

つまり、ある考えにしがみつく動機の元は恐れです。
恐れを振り払うための考えを強くするには、動機となっている恐れを強くすれば良いわけです…


あれ?
おかしくないですか?
恐れを振り払うために、恐れを強くする?



そう・・・
恐れや不安を振り払うために、考えに頼ろうとするとうまくいかないのです。
 
 
 
体の中で感じ取れる

 

何かの考えにしがみ付いている時、心のどこかでは気付いていて、感じ取っています。


ピリピリする感じ。
ドヨンとする感じ。

人によって感じ方は、違うかもしれませんが、体の中に意識を向けることに慣れてくると気づけるようになります。
 
これは、考えの矛盾やしがみついてる考えの背後にある "恐れ" に心が気づいているためです。
 
 
 
でも、考えや感情に巻き込まれ、どっぷり浸かってしまうと、心がせっかく気付いているこの感覚に気づくことができなくなります。
 
 
対処の仕方

 

 "みじめさ" 、"さみしさ" 、"苦しさ" を恐れている自分に気付き、そんな自分を
「イヤだったね。頑張ってきたね。」と認めてあげられると、"しがみつき" が解けて心が緩みます。

それらを恐れるのを止めると、苦しいさから解放されます。

そもそもの"みじめさ"や、それを恐れ振り払おうとした考えからも解放されます。
考えが無くなるというより、気にならなくなるという感じです。
 
もしくは、「心の中に"みじめさ"を嫌がっている部分があるけど、"みじめさ" に遭遇しても動じないと思える」という感じです。


実は、"みじめさ"などの不快な感情そのものが苦しいわけではなく、それらへの恐れが苦しいのだと思います。
 
そしてその恐れが、心の自由を奪います。

 

 
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