「本当の自分の力を取り戻す」って
難しいことではないですよ。
でも、コツを知る必要はあるかもしれません。
そのためには、「本当の自分」って
何かをちょっと考えてみましょう。
本当の自分=観察する側
真我という言葉をご存知ですか?
自分の中心の中心にある
ホントのホントの "私" という意味です。
まず、 真我について考えてみましょう。
分かりやすいように "私" と書きます。
"私" というのは、この世界を観察する側です。
見たり、感じたりできるものは "私" ではありません。
体は "私" でしょうか?
違いますね。
形が見えますし、痛い・かゆいって感じられますし、
そもそも、一部が無くなっても "私" は変わりません。
考えは、"私"でしょうか?
これも、違いますね。
何を考えているか、わかりますから。
それでは、感情は "私" でしょうか?
これも、違いますね?
苦しい、悲しいって感じられますから。
その感情がどのように感じられて、
それによって自分がどうなるか
わかりますから。
真我が主役
「真我の力を取り戻す」というのは
観察する側のポジションをしっかり取り戻すということです。
この世界で起きていることを
しっかり観察できるようになり、
真我の力を信じられるようになると
真我が心や体を調整して、
人生が円滑に回るように上手いことやってくれます。
つまり、真我を主役にするということです。
「考える私」は、真我をサポートする脇役の私です。
「考える私」は、真我をサポートする脇役の私です。
ところが、私たちはついうっかり、
この「観察する側のポジション」を失ってしまいます。
感情にのまれてしまいます。
「あ~、どうしよう」
「う~、苦しいよ~」
と。
考えることに没頭し、「考えている」状態を見失います。
「ああなったら、こうなって。でも・・・」
と。
そして、自分で考えたことが正しいと信じて、
その"考える私" を主役にして、
真我の存在を忘れてしまいます。
真我の力を取り戻す
この観察できない真我の力を取り戻すためには
脇役である「考えている私」や
「感じている私」をしっかり観察して
「なるほど、ごもっとも。いつもいつも、ご苦労さん」と
ねぎらう立場になるということです。
この「ねぎらう立場」というのも重要ですよ。
真我は、言争ったり憎んだりしませんからね。
そういうことをするのは「考える私」です。
そして、真我は「考える私」も
「感じる私」も大切にしてくれて、
上手く調整してくれます。
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