体を意識で制御しようとすると、
ぎこちなくなって、かえって動きがおかしくなります。
例えばゴルフの打ちっぱなしで練習している時に、
そばで、「ああせい」「こうせい」と言われると
体のパーツの動きがバラバラになって感じで
統一感が感じられなくなったりします。
アドバイスが無くても
自分で細かく意識の力で
体の動きを変えようとすると、
こうなることがよくあります。
多くの方がこのような経験をしていると思います。
では、どうするのがよいのでしょうか?
実は、感じることを優先すると、
スムーズな動きが戻ってきます。
これは体だけでなく、心でも同じです。
もう少し、体で説明します。
感じること優先するというのは
ゴルフでいうと、こんなことに意識を向けるということです。
・クラブの重さ
・足にかかる体重
・体の緊張
・クラブ振るときに感じる感触
・クラブがボールにあった時の感触
などなど。
体のセンサーの働きを確認するように
感じているものをチェックしていきます。
これだけで良い動きができるようになります。
それでは、なぜそうなるか考えてみましょう。
人が何か動きをするとき、
多くの筋肉とセンサーが働き、
それらが連携して一つの動きになります。
これは意識で制御できる数ではありません。
ですが、意識で動きを変えようとすると
以下のようなことが起きます。
・バランスが崩れる
・センサーが鈍る
これで、動きがおかしくなってしまうのです。
自分が感じていることが、
しっかりと脳に伝わると
脳の機能が、目的に合うように、
うまく調整をしてくれます。
この仕組みを使って、
体の緊張をとったり、機能障害を直したり、
目的の動きをしやすくするための
エクササイズにフェルデンクライスというものがあります。
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ご興味がある方はこの本も読んでみると
面白いですよ。
これを開発したフェルデンクライスさんは
この方法で、事故で負ってしまった麻痺を
直したそうです。
体の仕組みだけでなく
心の仕組みも同じです。
人は考えや感情を制御していると感じていますが、
実は制御できていません。
思考も感情も自然発生的に湧いてきます。
意識向けているものだけ認識できるので、
自分で制御できていると勘違いしているだけです。
体の仕組みと同じで、考えと感情が微妙なバランスで成り立っているのです。
制御しようとせずに、感じることを優先すると
考えも感情も脳が適切な状態に調整してくれます。
私の紹介するワークはそのような考えに基づきます。
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