あなたは、自分の理想を求め過ぎてしまったことで、
自分から身を引いたり、
相手に「さようなら」と言われたことはありませんか？
もしかしたら、あなたはアダルトチルドレンの中の
ヒーロータイプかもしれません。
ヒーロータイプの特徴については、下記の記事をご覧ください。
今回は、ヒーロータイプの恋愛についてお話しします。
一般的なヒーロータイプの恋愛は、こんな感じです。
1. 過度の責任感
ヒーロータイプは、恋愛関係においても相手の問題や感情を引き受け、解決しようとする傾向があるため、自分自身の感情やニーズ（望んでいるもの）を後回しにしがちです。
2. 完璧主義
自分に対して高い基準を持つため、恋愛においても「完璧なパートナー」であろうと努力します。
しかし、それが行き過ぎてしまうことで、自分自身も疲弊しますし、相手もあなたに合わせようとすることでストレスや疲労を感じ、関係が悪化してしまう傾向にあります。
3. 承認欲求
子ども時代に家族からの承認を得るために努力してきたため、恋愛においても相手からの承認を求め、無理をする傾向があります。
4. 独立性の強調
他者に頼ることを避け、自分の問題を自力で解決しようとするため、恋愛関係においても相手に頼ることを避ける傾向にあります。
その場合、相手はお互いに支え合うという関係を築きにくく、孤独感や疎外感を感じる可能性があります。
「じゃあ、どうすればいいの？」という声が聞こえてきそうですが…。
次は、健全な恋愛関係を築く方法についてご紹介します。
1. 自己認識と自己ケア
自分の感情やニーズ（望んでいるもの）を認識し、自己ケアを怠らないことが重要です。
2. コミュニケーションの練習
自分の感情やニーズ（望んでいるもの）を適切に表現する練習をすることで、パートナーとより良いコミュニケーションが取れるようになります。
3. パーフェクトでなくて良い
自分やパートナーに対して完璧を求めるのではなく、お互いの不完全さを受け入れることが重要です。
「ダメなところがいっぱいあってもいいよね」とお互いの存在を受け入れられるようになれば、関係はもっとリラックスしたものになります。
4. 境界線の設定
過度に相手の問題に巻き込まれないように、適切な境界線を設定することが必要です。
できないことにノーと言ったり、ノートに書き出して、その内容を相手に伝えることで、（自分の時間、空間、感情、価値観、エネルギー）を守ることができます。
5. 専門家の支援を受ける
カウンセリングやセラピーを通じて、自己理解を深めるとともに、健全な恋愛関係を築くための具体的なスキルを学ぶことができます。
ヒーロータイプは、本来の自分はどんな人間なのかをしっかりと認識し、
そのままの自分を受け入れ、
大切にすることがとても重要です。
自分を大切にできるようになれば、
相手をどうやって大切にすれば良いかが、わかるようになります。
一方通行にならないように、
常に相手とコミュニケーションを取るようにしましょうね。
あなたは、子どもの頃に自分が頑張って良い成績を取った時、
親が喜んでくれたことがとても嬉しかったのではないですか？
それは、子どもなら当たり前のこと。
でも、失敗した時は、親からすごく叱られて、
怖い思いをしたのではないですか？
うまくいった時と、失敗した時の親の対応が、あまりにも違っていたため、
失敗することが恐怖となり、
何をするにも完璧を目指そうと頑張ってきたのではないですか？
実は、「失敗してもいいよね」と思えることがとても重要で、
世間は死んで責任を取れなんて要求しませんし、してはいけません。
もしも、魅力的な相手が見つかったなら、
その相手にだけは自分の弱さを正直に伝えてみてください。
あなたの目に狂いがなければ、
その相手は、
あなたが自分に心を開いてくれたことを
とても嬉しく思うに違いありません。
そもそも、ヒーロータイプは、
相手が喜んでくれることに幸せを感じる心優しい人たちです。
そんな自分の中にある
素晴らしい価値をたくさん見つけてくださいね。
さぁ、あなたも、
この健全な恋愛関係を築く方法を実践してみましょう
何から始めて良いかわからない時は、
心理カウンセラーまたは精神の専門家に相談することをお勧めいたします。
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