札幌の

脳にアプローチする治療家

ブレインコントロールコーチ

の荒井隆秀です。

 

 

前回は

 

 

整体院を無事開院。

 

 

ところが患者さんにあまり改善が

見られずに、

 

 

「自分は整体に向いていないんだ」

という自己否定の感情を持った…

お話をさせて頂きました。

 

 

※まだ読まれていない方はこちらからどうぞ

『第43話:自分の可能性の否定』

 

 

チラシを配布しても、

新規に来院される患者さんが

急に増えることもなく、

 

 

相変わらず少ない来院でしたが、

 

 

それよりも何よりも、

患者さんを治せない…という

 

 

自分に対しての自信が全く持てずに

いましたので、

 

 

その方がかえって精神的には

負担が少なかったと思います。

 

 

多くの患者さんが来られて、

改善させることも出来ないのなら、

 

 

自分の存在が崩れて、

消えていく感じを抱いていましたから。

 

 

 

そんなある日、

少ない患者さんの1人である、

30代の主婦の方が来院されました。

 

 

彼女はあちこちの病院や治療院に

行ってましたが、

 

 

一向に良くならず、もう諦めかけている

状態での来院でした。

 

 

自宅から僕の治療院までは

車で40分近くかかる遠い場所から、

ひとりで運転して来られていたのです。

 

 

 

「先生、私先生に出逢えて本当に

 感謝してるんですよ」

 

 

ポカンとしている僕に

 

 

「先生は覚えてないかも

  しれないけど、

 私は諦めかけて来た最初の時に、

 

 大丈夫、今が最悪の時だから、

 これからはそれ以下は無いし、

 きっとどんどん良くなっていくよ。

 

 一緒に頑張ろうね。

 

 って言ってくれて、

 私、あの帰り道、嬉しくて、

 泣いて運転して帰ったんですよ」

 

「あれからとっても良くなっている

 感じが自分でも解るし、

 

 先生の所まで来る間、毎回、

 私、テーマ曲を作ってあって、それを

 聞きながら、楽しみに来てるんです」

 

 

 

あっけにとられました。

 

そして、僕の目には熱いものがこみ上げ

つい患者さんに背中を向けてしまいました。

 

 

 

「俺、何やってんだ

 こんな思いで遠くから来て頂いて、

 

 自分は整体に向いてない?

 自分は治せない?

 

 こんなに信頼して来てくれているのに、

 それを裏切るような思いでいたなんて…

 何やってんだ!!」

 

 

目の前の患者さんの気持ちを一切

考えないで、

 

 

自分は、自分は…。

 

 

あまりにも自分勝手な姿を

思い知らされました。

 

 

そしてその夜、

お湯の中にもぐり、、、

 

 

思い切り泣いたのです。

 

 

 

かつて秋田の恩師の先生に、

「ありがとうございます」って

患者さんが涙を流しながら言っていた。

 

 

それを見て感動し、憧れて

この整体の途に入ったのに。

 

 

愛を感じて、

この途に入ったのに。

 

 

いつしか一番大切な

愛を置き去りにしていた。

 

 

そんな僕に、

彼女は深い愛を投げかけて

くれたのです。

 

 

あの日の、あの瞬間のことは

鮮明に覚えています。

 

 

そして今でも、

 

 

どんなに思い通りの結果が

得られなかった時でも、

 

 

彼女の愛を思いだし、

 

 

ただただ目の前に集中し、

自分を認め、

目の前の患者さんを愛する。

 

 

治療家である前に、

人としてどうあるべきかを

学ばせて頂いた気がします。

 

 

今日もここまでお読みいただき、

ありがとうございます。

 

~つづく~

次回:『第45話:リスクを取る』

札幌の

脳にアプローチする治療家

ブレインコントロールコーチ

の荒井隆秀です。

 

 

前回は

 

 

引き寄せは起こっていたんですが、

ただ、引き寄せる対象を僕が

間違って描いていたんですね。

 

 

という話でした。

※まだ読まれていない方はこちらからどうぞ

『第42話:夢の実現』

 

 

あなたがもし正座が出来ない人で、

 

 

やっと、

自分が求めていた仕事に

出逢えた時に、

 

 

残念ですが、

正座が出来ない方は

この仕事は出来ません!

 

 

と言われたらどうします?

 

 

未来の可能性が全て断たれますよね。

 

 

実は、長年デスクワークばかりで

運動もろくにしていなかった僕は、

 

 

整体を習い始めるときに、大きな

壁が立ちはだかりました。

 

 

なんと!!!

 

 

足首の関節が固くなってしまっていて、

正座が出来ないカラダだったのです。

 

 

幼少期、祖父に書道を習っていた時は

毎日正座ばかりさせられていたのに。

(そのせいで短足ではあります 笑)

 

 

学んでいた整体は、基本が正座の

体勢で施術します。

 

 

ところが、その肝心の正座が出来ない。

 

 

え?!ひょっとしたら

僕は整体の先生になれない?

 

 

「無理なんでしょうか?」

 

 

すがる僕に、

 

 

先生は、

 

 

毎日お風呂に入って、

正座をしていれば時期に柔らかく

なるから大丈夫ですと。

*:・( ̄∀ ̄)・:*:

 

 

1ヶ月ほどでやっと

正座が出来るようになり、

ほっと一安心しました、

 

 

が。。。

 

 

さて、

患者さんがあまり来ない状態で

スタートした訳ですが、

 

 

最初のお一人目は、

今でも鮮明に覚えてますが

本当に緊張しまして手が震えていました。

 

 

少しずつ患者さんが来院するようになり、

安心したのもつかの間。

 

 

腰痛・肩こり・足のしびれ・ヘルニア…

実に様々な患者さんが来院されます。

 

 

ところが、

 

 

しっかり習ったはずの技が

そんなに効果を発揮してくれていない

様子。

 

 

学んだ事が書いてあるノートを見ては、

何でなんだ?どうして?

 

 

腰痛の場合はこの技で…

肩こりの場合はこの技で…

 

 

復習を一生懸命にするのですが、

数回来てもなかなか改善しないので、

 

 

毎晩恩師の先生に電話をして、

対応すべき技を聞きまくりました。

 

 

同期の先生にも電話して、

状況を聞くと、患者さんはうまく

改善していってる様子。

 

 

同じ事を学んだはずなのに、

なんでこうも成果が違うんだろう。

 

 

札幌の同期の先生と一緒に

練習もさせて頂きました。

(同期といっても20歳位下ですが 笑)

 

 

なのに、どうもうまく改善していかない。

そして、再来院もどんどん減っていく。

 

 

「俺、整体に向いていないかも」

 

 

もともとカラダに無頓着だし、

カラダに興味なかったし、

繊細な感覚なんて持ってないし。

 

 

次々に出てくる

自分の可能性への否定の言葉。

 

 

中学の時にばくてんできたのは

俺だけで、野球部だったし、

 

 

運動神経いいから体操選手になれっ!

て体育の先生に言われてたのに、

 

 

運動神経…関係ない?

じゃ何が悪い?

 

 

分厚い電話帳に髪の毛を1本挟んで、

何ページも上から軽く触れて、

髪の毛を感じる…

 

 

手先の感触を敏感にする練習だって

毎日してる。

 

 

でも、患者さんが改善されない。

 

 

「向いてないんだ」

 

 

患者さんの集客以前に、

 

 

自分に突きつけられた

現実があまりにもむごくて、

 

 

今までやってきたことはいったい

何だったんだろうと、

 

 

途方に暮れたのです。

 

 

患者さんとお話をしていて、

「自分の可能性を自分で否定」

してしまっている方を多く見かけます。

 

 

「もうこの痛みは諦めてるんです」

 

 

そんな時、

あ~、この時の僕の経験が

今活かされるんだなって…。

 

 

あの時の自分に、

今ならこんな言葉をかけて

あげられるって…。

 

 

経験に感謝できるのです。

 

 

今日もここまでお読みいただき、

ありがとうございます。

 

~つづく~

次回:『第44話:深い愛』

札幌の

脳にアプローチする治療家

ブレインコントロールコーチ

の荒井隆秀です。

 

 

前回は

人生そのものが感情による選択

なのかもしれません。

 

 

という話をしました。

※まだ読まれていない方はこちらからどうぞ

『第41話:人間関係のもつれ』

 

 

唐突ですが、

あなたの夢は何ですか?

人生で行きつきたい場所はどこですか?

 

 

改めて、

『自分の夢って、なんだろう』と考えると、

自己啓発セミナーを思い出します。

 

 

あの車が買いたい。

あんな家に住みたい。

あんなリゾートに行ってみたい。

あの人みたいに成功したい。

 

 

書き出して、写真を部屋に

貼りまくってました(笑)。

 

 

僕の場合、そういった夢は

わりと叶うことが多かったように思います。

 

 

ちゃんと引き寄せていた :*:・( ̄∀ ̄)・:*:

 

 

で、

その先にあるのは

何なのよ?

 

 

ってことが明確でないままね。

 

 

車を買って…何?

家に住んで…何?

リゾートに行って…何?

成功して…何?

 

 

秋田への整体を学ぶ旅も終え、

紆余曲折ありましたが、

 

 

卒業試験は、10人のベテラン

整体師の先生方への施術テストで

無事合格させて頂きました。

 

 

さあ、あとは開業するだけだ!

 

 

もともと広告会社だったので、

市場調査(マーケティング)は

自分で念入りにやり、

 

 

来てくれるであろう

高齢者の方々が来やすい場所を

選びました。

 

 

看板、ベッド、待合室のテーブル・椅子

お渡しする印刷物、BGM、香り…

などなど、

 

 

やることはたくさんあるのですが、

とにかく開院できる嬉しさで、

もうワクワクしっ放し。

 

 

遠足に行く前の日の気分でした音譜

 

 

院の周りに

4000件のポスティングも

自分の足で数日かけて投函しました。

 

 

 

そして「開院」。

 

 

 

多くの関係する方々からも

花を沢山頂きました。

 

 

僕のこれまでの苦労は報われ、

夢が叶ったのです!!!

 

 

そう、

治療院の開院が念願の夢

でしたから。

 

 

 

ん?!

 

 

 

ところが、

患者さんからの予約の電話が

さっぱり鳴らない。

 

 

あんなにチラシを巻いたのに?

昔とったきねづかで、カラーでデザイン

した綺麗で解りやすいチラシなのに?

 

 

患者さんがいない

ガラ~ンとした治療室で、

 

 

ただただ現実に打ちのめされ、

茫然としていたのです。

 

 

話しが違うじゃないか…、

あんなに必要とされていた整体が…、

人に感謝されるはずの整体が…。

 

 

そして僕は、多くの人の

愛を受け取れるはずだったのに。

 

 

 

今だから解るのですが・・・

 

 

治療院を開院してからが

本当の夢へのスタートだったのに、

 

 

僕はあろうことか、

夢を、治療院を開院することにしていた

んですね。

 

 

つまり、やっぱり、

引き寄せは起こっていたんです。

 

 

ただ、引き寄せる対象を僕が

間違って描いていたんですね。

 

 

今日もここまでお読みいただき、

ありがとうございます。

 

~つづく~

次回:『第43話:自分の可能性の否定』