ペンギンの日記 -20ページ目
<< 前のページへ最新 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20

アイドルのウエストはなぜ58センチなのか

アイドルのウエストはなぜ58センチなのか -数のサブリミナル効果ー

飯田 朝子著




いちにいさんしいごおろくしちはちきゅうじゅう、これを逆から読むと、

じゅうきゅうはちななろくごおよんさんにいいち。あれ?ですね。

産医師 異国に向かう 産後厄なく 産婦みやしろに 虫散々闇に鳴く

日本語のすばらしいところ?は、数字に対して和語(ひいふーみー)漢語(いちにいさん)英語(ワンツウスリー)とよべるから、語呂合わせの文化があることなのです。そういえば、受験の時は、歴史の年号やら、化学記号やら、暗記ものは得意だったかなあ。結構電話番号なんかは語呂合わせで覚えてますね。ただし、携帯電話のおかげで、最近忘れてますが・・・。

ちなみに、上は、3.14 159265 358979 3238462 643383279(円周率)です。

語呂合わせで8月2日が「ハーブの日」であり、「パンツの日」には笑いました。この日に買うものなのかな?

今回、この本を読んで、昔の数のイメージ、特に(百・千・万)については秀逸でした。

百は(モモ)であり、もろもろであり、具体的な数ではなくて、人がコントロールできる、あるいは数えようと思えば数えることができる範囲の多数。千は物が散る様を表す概念で、散り(チリ)が(チ)になっているそうです。「千の風になって」も概念的には正しくて、万の風にはなりそうもありません。万は(ヨロズ)であり、ありとあらゆるものが寄り集まった多数・大量の概念を表します。万葉集や、万年筆もその流れを組んでいるようです。数についてのイメージは思いのほか、固定概念があるなあ、左右されてるなあ。7はラッキーセブン、八は末広がり、4は「し」と呼べば死のイメージもあり、「ヨ」と呼べば、良いと語呂合わせできます。666はダミアンだとか、999は銀河鉄道だったり、数字について、考えを巡らせると、ほんとに本が一冊書けますね。二番煎じはできませんが。13はキリスト文化圏では最後の晩餐でキリストを裏切ったユダが13番目の使徒であり、キリストの処刑が13日の金曜日のイメージで、遠慮される数字ですが、実は日本では十二支、十二か月が一回りした次の新しい十三は縁起の良いイメージがあるそうです。なんだか、数字の夢でも見そうな勢いです。最後にアイドルのウエストは58センチが多いということですが、8の数字自体がくびれているとは、まあ、あまり関係ないと思うのですが、そんなことを考えると、8が擬態化しそうで、ちょっと照れます。

齋藤孝の速読塾



                     

作者は本の理解力をABCと3段階に分けています。Cレベルでは、読んでもすぐ忘れるレベル、Bレベルでは本の内容を把握して要約できるレベル、Aレベルでは速解力、コメント力、即ち、自分なりの意見をだせるレベルなのだそうです。今の段階ではBを目指すCといったところでしょうか。とりあえず、この本からの学びとして、以下をあげたいと思います。

・「読んだあと、書評を人に言うのだ!」と思って読む。

・本を読むことで、新しい「概念」を獲得する。

・どんな文章でも無理やり起承転結の枠にあてはめてみる。

・著者に憑依して読むとポイントがかぎわけられる。

・本の要約(重要な文章、段落)のベスト3をあげる。

・本一冊につき、引用文を1文選ぶくせをつける。

・目次をコピーして、気になることを書き込む。

・頭には入らないときは「速音読」をすると脳が活性化される。

等々、実践してみようとその気にさせる1冊でした。Aレベルを目指せ!と、志す先から、忘却が押し寄せるので、

また、この本を読みなおすのだろうと開き直っています。良いと思われる本は、実践できるまで、何回読み直しても、良いですよね。



はじめに

まずは、宣言。自分をステップアップするために、ブログを始めることにします。日々の記録であったり、本の感想だったり、自分の考えを文章にできたら良いなと思います。


<< 前のページへ最新 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20