再生整体 輪(りん)の樋口です
今回はミトコンドリアについてです
人間には37兆個とも60兆個とも言われている細胞があります
そして一つの細胞にミトコンドリアは数百～数千あると言われています
ということは体の中にはものすごい数のミトコンドリアがいてるのですがそれらがうまく機能しているかどうかが健康に繋がっているようです
ミトコンドリアの役割を例えるなら火力発電所です
そして発電所で働く人にあたるのが酵素です
原料になるのが酸素（さんそ）と食べ物で
発電所を動かす電気の代わりがコエンザイムQ10です
発電所の設備が老朽化していたら発電効率が悪くなってしまいます
そしてそこで働く人が少なければ機能を使いきれません
いくら栄養のいい物を食べても酸素（さんそ）が少なければうまく発電しません
建物が新しくても電気が来なければ動きません
というように全てが関連しています
酸素（さんそ）や食べた物はミトコンドリアまで運ばれてそこでATP（アデノシン三リン酸）という筋肉を動かす時のエネルギー源を作り出します
先ほどの発電所の例えの様にどこかで噛み合わないと元気がなくなっていきます
まず発電所で働く人にあたる酵素
酵素は数千種類あるらしいのですがそれぞれ一つの仕事しかできないとのことですので酵素の役割は様々です
酵素の働きの一つは体温程度の低い温度でも酸素と有機物とを反応させてATPを作り出せること
これは反応の速度と合わせて燃焼とは大きく違う酵素の役割です
こちらもご覧ください
酵素と老化について
酵素が不足する理由の一つが食べ過ぎです
量を多く食べるとそれだけ多くの酵素が必要になります
多く食べすぎると酵素を作るのが追いつかなくなって不足します
それと加熱調理された食べ物には酵素がありませんので加熱した物ばかり食べると外から酵素を取り込めません
自分の体でも酵素は作れるのですが年齢を重ねると酵素をつくる力が弱くなってきます
ですので外からも摂る必要があります
酵素不足による疲れとは食べ過ぎで酵素が追いつかなくなったり加齢で酵素の数が減ったりで食べたものが十分に分解されなくなってうまくエネルギーが作れなくなるということです
対策は腹八分目にすることと新鮮な生の食べ物を食べることです
次に原料になる酸素（さんそ）と食べ物
酸素（さんそ）については呼吸が浅い人が多いです
詳しくはこちらをご覧ください
呼吸について
しっかり呼吸するためには
そして食べ物は先ほどと同じで腹八分目にすることとバランスが大切です
栄養についてはこちらをご覧ください
栄養について☆
発電所を動かす電気の代わりコエンザイムQ10についてです
コエンザイムQ10は体で作られるので通常不足することはないそうですがビタミン・ミネラル不足や加齢によって生産が低下するそうです
もう一つの原因がコレステロールを減少させるスタチン系の薬だそうです
これはコエンザイムQ10の生産を大幅に低下させるとのこと
ということはコレステロールが多いのであれば薬を飲むのではなくコレステロールが多い食品を摂らない方がいいですね
最後にミトコンドリアを活性化させるためにはいつもより少ししんどいことを続けると喜ぶそうです
他にも自律神経免疫療法の「湯島清水坂クリニック」より転載
ミトコンドリアを喜ばせる６条件
酸素が多いこと
体温が高いこと
腹八分目
軽い運動
日光を浴びること
野菜に含まれる微量放射線（カリウム40）があること
これは免疫学の医学博士 安保徹のガンに対する4治療ともよく似ています
・温める
・深呼吸する
・小食にする
・ガンに感謝を送る
いつもより少ししんどいオススメの運動はゆっくり動くことです
速筋線維はミトコンドリアが少なく遅筋線維や心筋はミトコンドリアが多いのです
ですので呼吸と合わせてゆっくり動く太極拳のような動きをするとミトコンドリアが活性化します
運動についてはこちらをご覧ください
意識する内容について
自分で体を動かす
まとめますと毎日適度に運動してしっかり呼吸して腹八分目にバランスよく食べるといつまでも健康でいられるということですね
健康に良い習慣を!