【フロの日企画】パタモンのハラマキを手編みしてみた | 星流の二番目のたな

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デジモンフロンティアおよびデジモンアドベンチャー02の二次創作(小説)中心に稼働します。たまに検証や物理的な制作もします。
続き物、二次創作の苦手な方はご注意くださいませ。

4月2日は「デジモンフロンティアの日」!(星流調べ

ということで、去年の「信也の誕生日ケーキ」に続き、今年も企画をやりました!

 

タイトルに挙がっているとおり、「パタモンのハラマキを手編みしてみた」です!

昨年、スカイガーデンからお迎えしたパタモンぬいぐるみ。

 

ですが、出会った時から感じていました。

大事なものが欠けていると。

パタモンの写真

そう!

ハラマキです!

 

このままでは、ただのパタモンでしかないのです。

もちろん、ただのパタモンも可愛い。

ですが、星流はフロンティアオタクです。

我が家にいるパタモンには、あのボコモンとお揃いのピンクのハラマキをしていてほしい!

 

 

しかし、もちろんというか悲しいことにというか、ハラマキをしたパタモンのグッズはこの世にない。

そこで考えました。

 

「編めばいいんじゃね?」と。

 

 

しかしながら、星流は編み物初心者です。

編み物など、中学生の時にガーター編みの単色マフラーを編んだきりです。

あれから既に十……げふん、それなりの時が経っています。編み方など忘れました。

しかも、今回作るのは平面のマフラーではなく、立体のハラマキです。

 

というわけで、編み物の動画やサイトを調べて、必要な道具を揃えました。

輪針の写真

 

まずは「輪針」という編み針。

2本の編み針が、ナイロンコードで繋がっているものです。

これを使うことで、立体的な編み物が可能になるそうです。

今回は、ベビー物、小物用の40㎝、6号という編み針を用意しました。

 

(この「輪針」を知る前に、100均で普通の編み針買ってきちゃったのは内緒)
(更に「編み針ペンチで切って針金をつければ輪針を作れるんじゃね?」と考えて編み針へし折ったのはもっと内緒)
(もちろん上手くいかなかった)

編み針を切った写真

 

次に、毛糸。

手芸店に直接向かい、色はもちろん原作に近いものを探し、細い糸を選びました。

パタモンの手触りの良さを損ないたくないので、手触りも良い糸にしました。

毛糸の写真

 

そして、これを輪針で編んでいきます。

編み方ですが、原作を考えると段々模様を入れたいところ。

ということで、2目ゴム編みという編み方で編んでみました。

編んでいる途中の写真

 

このように、ぐるぐると何周もしながら編んでいきます。編み目の数はキリよく100目にしました。

詳しい編み方は、上手く説明できないので、星流が参考にした動画のリンクを貼っておきます(キリッ

 

2目ゴム編みの編み方

 

 

ちなみに、星流は飲み込みが悪くて、この動画を見ても良く分からず、裏編みの仕方をしばらく間違えていました(キリッ

どうりで動画通りの編み目にならないわけだぜ……。

 

そんな苦戦をしながらも、1か月ほどかけてできあがったハラマキがこちら。

1号作品の写真

 

パッと見は良い!

けど……。

 

曲がった編み目の写真

 

間近で見ると、途中で目が曲がっているのが分かります。途中で目の数が変わってしまったらしいです。

しかもサイズがきつく、お腹の辺りにめりこんでいます。

 

……納得いかん!!

 

というわけで、目の数を100→104目に増やして再度挑戦。

これが2号作品だ!

2号作品の写真

今度は、目がやたら斜めになった(汗)

原因は(初心者なので)良く分からないけど、多分きつめに編んだせいで、毛糸が引っ張られたのではないかと。

 

そして、2号作品まで編んだところで、星流も2目ゴム編みに慣れてきました。

ここで、欲が出てきます。

原作のハラマキは、出っ張っている部分(表編みの部分)が太く、へこんでいる部分(裏編みの部分)が細い。

現状の2目ゴム編みは両者を2目ずつ編んでいくやり方のため、同じ太さになってしまいます。

4,5目表編みをして、1目裏編みをした方が、原作に近い見た目になるはずです。

そこで、原作のハラマキの線から線(つまり裏編みから裏編み)までの長さと、パタモンぬいぐるみの胴回りから、必要な目数と表編みの目数を算出することにしました。

 

ここからちょっとした算数が始まります。

 

まず、原作のパタモンの脇から腹まで(胴回りの1/4の部分)に、線から線(つまり裏編みから裏編み)のセットがいくつあるか数えました。

結果、4セット!

 

次に、パタモンぬいぐるみの同じ部分の長さを測りました。

結果、約12cm!

 

12cm÷4セット=3cm

となり、ハラマキの線から線(裏編みから裏編み)までの長さは3cmにすれば良いと分かりました。

 

編み目は1目0.5cm。

3cm÷0.5cm=6目

ですから、「表編み5目+裏編み1目」をワンセットとすれば良さそうです。

 

そして、胴回りの1/4が4セットであることが分かっていますから、胴回り1周分は

6目×(4×4)=96目

になります。

 

が、1号作品は100目で編んだのにきつめになりました。

そこで、1セット(6目)足して「102目」で、緩めに編むことにしました。

 

そして、最終的に出来上がった3号作品がこちら!

3号作品の写真

これは……きた……!!

若干斜めになってしまったけど、線が太いのもあり、2号作品に比べれば目立ちません。

胴回りを締め付けることもなく、かつ緩すぎない適度なサイズになっています。

そして何より、原作に近いものができた!!!

多分、上級者さんから見ればまだまだなんでしょうけど、これ以上どう改善したら良いか分からないし、星流的にはこれで完成です!

 

裏側から見たハラマキの写真

 

なお、裏側から見るとこんな感じ。(裏返すと亀みたいだな……)

後ろ足の位置が左右でずれているため、幅が細い方(左)の足幅に合わせた長さにしました。

 

1月から編み始めて、延べ3か月近くかかりましたが、満足のいくものができました!

 

これからもよろしくね、パタちゃん。

ハラマキをしたパタモンの写真

 

以上、星流のフロンティアの日企画でした!!!

 

 

来年、世間を気軽に出歩けるようになったら、今回断念したお出かけ企画をやりたいなあ。