天皇賞・秋とスワンSに感じる、「大井競馬と関わりが深い先生」の勝負気配 | 小西聖一(元調教助手・元厩務員)のブログ

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調教助手として、厩務員として、競馬と長く関わってきた私が、ファンの皆様に「役立つ情報」をお伝えしたいと思って始めました。

全国の競馬ファンの皆さん、こんばんは。
小西聖一と申します。



今、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」は、先週、

菊花賞
馬単5220円6点的中

富士S
馬単5550円4点的中

ブラジルC
3連複11130円5点的中

新津特別
馬連11130円5点的中

大阪スポーツ杯
馬連7430円5点的中

といった結果を残しています。

そしてこの中で、「富士S」で2着だったサトノウィザード(最終的に9番人気)については、10月18日(月)に「パーフェクトホースマンズ」のホームページで、

【 こちら 】

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里見治(はじめ)オーナー(馬主名義は株式会社サトミホースカンパニー)の本業は、「セガサミーホールディングス株式会社」(東証1部上場)の代表取締役会長です。

なお、同社の代表取締役社長グループCEOは、長男の治紀(はるき)氏が務めております。

「住友不動産大崎ガーデンタワー」(東京都品川区西品川)に本社を構えている同社は、パチンコ・パチスロの「北斗の拳シリーズ」などで有名な「サミー株式会社」や、ゲームソフトの開発・販売を手掛け、アミューズメント施設の開発・運営では業界最大手の「株式会社セガ」や、「名探偵コナン」や「それいけ!アンパンマン」や「ルパン三世」といったアニメ作品の制作を手掛けている「株式会社トムス・エンタテインメント」や、宮崎県にある日本有数の複合施設・「フェニックス・シーガイア・リゾート」などを傘下に収めており、2021年3月期に於けるグループ全体の売上高は、「2777億4800万円」という数字を記録しておりました。

したがって、同社を上記のように成長させた里見オーナーのことは、誰もが「日本経済を牽引する重要人物の一人」と認めているのでしょう。

馬主としては、確か1992年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに300頭以上を所有しており、2016年までの4年間は、

2013年→31勝・獲得賞金6億1314万円
2014年→35勝・獲得賞金7億7958万円
2015年→39勝・獲得賞金9億1041万円
2016年→43勝・獲得賞金15億9004万円

という「完全に右肩上がり」の成績を残しており、特に2016年は、勝ち星と賞金のどちらも過去最高でした。

しかし、その後の4年間は、

2017年→39勝・獲得賞金11億8721万円
2018年→36勝・獲得賞金9億0674万円
2019年→41勝・獲得賞金7億6786万円
2020年→41勝・獲得賞金9億6202万円

という形で伸び悩んでいた上、今年に入ってからも悪い流れは続いており、先週までに獲得した賞金が「6億7824万円」と、まだ2016年の4割ほどに留まっているため、現在の里見オーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。

また、オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年も、

■5月21日(金)の「千葉サラブレッドセール」→1頭を3377万円で落札
■7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」→13頭を7億8870万円で落札

と、計14頭を総額8億2247万円で落札しております(落札価格は全て税込表記)

当然、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金が5900万円(馬主の取り分は8割の4720万円)の富士Sにサトノウィザードを登録しておりますので、私が関係者であれば、同馬を預けている宮田先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。

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といった、「馬主のTさん」の見解を紹介していましたから、この内容を確認していた方は、私達と同じように、サトノウィザードを絡めた馬券を買って、「富士S」でオイシイ思いができたのでしょう。

もちろん、今週のレースでもいい結果を残せるよう、力を入れて情報を集めていますし、そこで掴んだ情報はこのブログでも紹介しますから、楽しみに待っていてください。

そして今回は、栗東の矢作芳人厩舎が登録している、天皇賞・秋のコントレイル、スワンSのホウオウアマゾンについて、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のHさん」から届いた報告を紹介しておきますね。

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地方の大井競馬で調教師をやっとって、2000年から2009年まで、「全国公営競馬調教師連合会」の会長を務めとった矢作和人さんの息子として生まれた矢作芳人君は、毎年、東大に何人も合格者を出しとる開成高校を卒業した後、大学には行かんで競馬の世界に入ると、オーストラリアで馬のことを勉強して、それから菅谷禎高(さだたか)厩舎とかで調教助手をやっとりましたな。

彼は、厩舎を開業した2005年に15勝を上げると、5年目の2009年に、47勝を上げて調教師リーディング2位になっとりましたし、2013年の7月28日(日)には、「今までで2番目の早さ」でJRA通算300勝を達成したんですわ。

しかも彼は、厩舎の仕事で忙しい中、自分の経験を題材にした、「開成調教師」、「開成調教師の仕事」っちゅう2冊の本を出しとって、スポーツ紙のコラムも書いとるんやから、物書きの才能もあるんでしょうな。

ちなみに矢作君は、「管理馬をできる限り多くのレースに出して、馬主さんにガッチリ賞金を稼いでもらいたい」っちゅう考えなんで、毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ。

実際、去年は「504戦」もしとって、2番目に多い清水久詞厩舎が「427戦」やったんやから、ズバ抜けて多かったんがよう分かりますな。

そんで、2014年は、「54勝」を上げて、念願の調教師リーディング1位になっとったし、2016年は、今までで一番の「57勝」を上げて、また1位になっとりました。
その後の3年間は、

2017年→47勝・獲得賞金10億8918万円(リーディング7位)
2018年→54勝・獲得賞金14億0757万円(リーディング3位)
2019年→54勝・獲得賞金19億1331万円(リーディング2位)

っちゅう形で1位になれなかったんやけど、去年は、「53勝・獲得賞金20億3556万円」っちゅう成績で、50勝で2位の友道康夫厩舎に3勝差を付けてリーディング1位やったし、賞金も、「15億9603万円」で2位の国枝栄厩舎に「4億5963万円」の差を付けて1位やったんや。

せやけど、今年は先週までが「40勝・獲得賞金9億9517万円」っちゅう成績で、「調教師リーディング」は、1位の中内田厩舎と3勝差の3位やし、賞金は、「12億2046万円」を稼いで1位の手塚厩舎に「2億2529万円」の差を付けられた6位やから、今の矢作君は、「勝ち星と賞金の両方で1位になるためにペースを上げたい」と考えとるんやろ。

そんな中、今週は、1着賞金が1億5000万円の天皇賞・秋にコントレイル、5900万円のスワンSにホウオウアマゾンを登録してきましたんで、「どっちも勝負懸かり」とワシは見とります。

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矢作芳人厩舎が登録している、天皇賞・秋のコントレイル、スワンSのホウオウアマゾンについて、「元調教師のHさん」から届いた報告は以上です。

そうそう、昨日までのブログでも書いていることですが、今の私は、「パーフェクトホースマンズ」に所属していて、ここでは、ホームページとブログなどで、馬券に役立つ色々な情報を公開しています。

ですから、このブログを読んでいる皆様は、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主で、一口馬主クラブの代表も務めていた小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんのブログも読むと、「万馬券が取れる」など、もっといいことがある筈ですよ。

★ パーフェクトホースマンズのHPはこちら ★

★ 元JRA馬主・小栗範恭のブログはこちら ★

★ 元JRA調教師・山田要一のブログはこちら ★

では、また次回。

小西聖一でした。