アンタレスSについて、「馬主秘書のJさん」から届いたお宝情報 | 小西聖一(元調教助手・元厩務員)のブログ

小西聖一(元調教助手・元厩務員)のブログ

調教助手として、厩務員として、競馬と長く関わってきた私が、ファンの皆様に「役立つ情報」をお伝えしたいと思って始めました。

必見!

「馬主や厩舎OBがブ厚く勝負するガチンコ買い目」は、
下記のリンク先で確認できます(完全無料)。
↓↓↓↓↓
★ ここをクリック ★

・・・・・・・・・・

全国の競馬ファンの皆さん、おはようございます。
小西聖一と申します。



菊川正達厩舎のオセアグレイト(牡4歳・父オルフェーヴル)は、次走の予定が、5月9日(土)のメトロポリタンS(東京・芝2400m)です。

この馬は、デビューしてから今までに、芝2400mで4戦して、「2勝・2着1回・3着1回」という安定した成績を残しているんですよ。

知っている方もいると思いますが、オセアグレイトを管理している菊川先生は、メジロティターン(1982年の天皇賞・秋など重賞3勝)などでお馴染みの尾形盛次厩舎から、1982年に乗り役としてデビューしました。

1988年には、盛次先生の息子さんの尾形充弘厩舎に移って、1998年には柴崎勇厩舎に移っていて、その年の4月に乗り役を引退するまで、通算63勝という成績を残しています。

それから菊川先生は、柴崎厩舎の調教助手をやって、2000年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しました。

最初の年は、「3勝・獲得賞金6279万円」という数字でしたけど、それからは順調に成績を伸ばしていて、2010年には、コスモヘレノスを使ったステイヤーズSで、乗り役時代には縁がなかった重賞を初めて勝っていますし、他も入れると、先週までに重賞を3勝、JRA通算で265勝を上げています。

そして、2014年には、22勝を上げて、「3億3705万円」という、開業してから一番の賞金を稼いでいました。

でも、去年までの5年間は、

2015年→10勝・獲得賞金2億3720万円
2016年→16勝・獲得賞金2億3878万円
2017年→13勝・獲得賞金2億8282万円
2018年→13勝・獲得賞金1億8439万円
2019年→18勝・獲得賞金2億5178万円

と書けば分かる通り、成績が伸び悩んでいましたし、今年に入ってからも悪い流れが続いていて、先週までが「2勝・獲得賞金5986万円」という成績で、まだ去年の2割くらいしか稼げていませんから、今の先生は、「賞金の高いレースを勝って、一気に稼ぎたい」と考えている筈ですよ。

そこで、1着賞金が2600万円のメトロポリタンSに向けて、菊川先生がオセアグレイトをどう仕上げてくるのか、注目したいところです。

ここからは、昨日までも書いていますけど、もっと皆さんに私のことを知ってもらえるよう、自分自身について、改めて詳しく書いておきますね。

私は、日本獣医畜産大学を卒業してから、中央競馬で調教助手と厩務員をやっていました。

昔の写真を載せておきますね。



馬の前に立っているのが私です。

競馬の世界で働くようになったきっかけは、父が騎手と調教師をやっていたからです。

私の父は小西喜蔵という名前で、長く競馬をやっている方でしたら、きっと知っていると思います。

何しろ父は、まず騎手として、セントライトで1941年の牡馬クラシック三冠を勝っていますし、調教師としても、1957年の菊花賞を勝ったラプソデーや、1961年の天皇賞・秋を勝ったタカマガハラや、1965年の有馬記念でシンザンの2着だったミハルカスなど、走る馬を何頭も育て上げていますからね。

その息子として生まれた私が競馬の世界に入ったのは、ごくごく当たり前のことでした。

私は、大学を卒業してから、すぐ父の厩舎に調教助手として入り、1989年の3月に父が定年で引退するまで、ずっと小西喜蔵厩舎にいました。

先ほど書いた通りで、父は、騎手と調教師として、私が大学を卒業するまでに、もう素晴らしい実績を残していましたから、その厩舎に私が入ってから、馬について父から教わったことは、とても役に立ちましたね。

私は、父が定年で引退した後も、

5年ほど、佐藤林次郎厩舎に厩務員として所属
3ヶ月ほど、高市圭二厩舎に厩務員として所属
4年ほど、嶋田功厩舎に厩務員として所属

といった形で厩舎の仕事を続けましたが、こうやって、ずっと馬に関わる仕事ができたのは、父から色々なことを教わっていたからなのでしょう。

そして今回は、栗東の佐々木晶三厩舎がアンタレスSに使う、「サンデーレーシング」のウェスタールンドについて、私の頼もしい仲間の一人、「馬主秘書のJさん」から届いた報告を紹介しておきますね。

・・・・・・・・・・

「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏は、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーのご子息であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産です。

吉田勝己オーナーが、1988年に「株式会社ダイナース愛馬会」として創設した「サンデーレーシング」に於いて、最近の代表的な存在としては、2011年の牡馬三冠を勝って、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念などを制したオルフェーヴルや、2012年の牝馬三冠を勝って、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念などを制したジェンティルドンナや、2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテなどが挙げられます。

同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」に輝いていた上、2010年から2013年までは4年連続で「リーディング1位」になっており、特にその中でも2012年は、ジェンティルドンナなどの活躍により、重賞18勝を含む118勝を上げ、「38億7944万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。

更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、昨年までも、

2017年→133勝・獲得賞金29億7266万円
2018年→152勝・獲得賞金35億4845万円
2019年→124勝・獲得賞金36億0520万円

と記せば分かる通り、3年連続で「馬主リーディング1位」となっております。

そして、今年に入ってから先週までのリーディングは、

1位:サンデーレーシング→29勝・獲得賞金8億6746万円
2位:シルクレーシング→33勝・獲得賞金7億0892万円
3位:キャロットファーム→29勝・獲得賞金7億0333万円

となっておりますが、2位の「シルクレーシング」との差が「1億5854万円」、3位の「キャロットファーム」との差が「1億6413万円」という状況であり、今後も、高額賞金の懸かったGIレースが続くことを考えれば、決して「セーフティーリード」とは言えません。

そういった中、「サンデーレーシング」は、本日、1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)のアンタレスSにウェスタールンドを出走させますので、私がクラブの関係者であれば、「賞金の高いレースを勝って、下との差を広げたい」と考え、この馬を預けている佐々木先生に、渾身の勝負仕上げを依頼するでしょう。

実際、私の元に届いている最終追い切りについての報告が、

「15日(水)、坂路で一杯に追われて、4Fが53秒5、終いの1Fが12秒9っちゅう時計を出しとりました。力強い脚捌きで駆け上がっとったし、追い切った後もどっしりと落ち着いとったから、エエ状態をキープできとるんやろうな」

というものでしたので、好レースが期待できそうです。

また、「サンデーレーシング」は、本日、1着賞金1億1000万円(同8800万円)の皐月賞にヴェルトライゼンデを出走させますので、この馬についても、全く同じ理由で「勝負懸かり」と見るべきでしょう。

・・・・・・・・・・

佐々木晶三厩舎がアンタレスSに使うウェスタールンドについて、「馬主秘書のJさん」から届いた報告は以上です。

そうそう、昨日までのブログでも書いていることですが、今の私は、「パーフェクトホースマンズ」に所属していて、ここでは、ホームページとブログなどで、馬券に役立つ色々な情報を公開しています。

ですから、このブログを読んでいる皆様は、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA調教助手の鎌田光也(かまたみつや)君のブログも読むと、もっといいことがある筈ですよ。

★ パーフェクトホースマンズのHPはこちら ★

★ 元JRA馬主・小栗範恭のブログはこちら ★

★ 元JRA調教師・山田要一のブログはこちら ★

★ 元JRA調教助手・鎌田光也のブログはこちら ★

では、また次回。

小西聖一でした。