「三冠トレーナー」が、NHKマイルCと京都新聞杯を勝ちたい理由は… | 小西聖一(元調教助手・元厩務員)のブログ

小西聖一(元調教助手・元厩務員)のブログ

調教助手として、厩務員として、競馬と長く関わってきた私が、ファンの皆様に「役立つ情報」をお伝えしたいと思って始めました。

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全国の競馬ファンの皆さん、こんにちは。
小西聖一と申します。



一昨年の札幌記念を勝っている、金成貴史厩舎のサクラアンプルール(牡8歳・父キングカメハメハ)は、次走の予定が、6月2日(日)の安田記念です。

このブログを熱心に読んでいる方なら、よく知っていると思いますが、学生の頃、馬術部に入っていた金成先生は、私と同じ、日本獣医畜産大学(今の日本獣医生命科学大学)を卒業しているんですよ。

この大学を出ている先生と言えば、私がすぐに思い付くのは、1981年の桜花賞を勝ったブロケードなどでお馴染みの高松邦男先生や、1992年と1993年の安田記念を勝ったヤマニンゼファーや2014年の皐月賞を勝ったイスラボニータでお馴染みの栗田博憲先生や、2013年のNHKマイルCを勝ったマイネルホウオウでお馴染みの畠山吉宏先生や、2015年の毎日杯を勝ったミュゼエイリアンや2016年のエルムSを勝ったリッカルドでお馴染みの黒岩陽一先生あたりですね。

大学を卒業してからの金成先生は、まず「ノーザンファーム空港」で働いて、1997年に競馬学校の厩務員課程に入ると、その年の10月から鈴木清厩舎で厩務員をやって、同じ年の12月から矢野進厩舎で調教助手をやっていました。

その後、2008年の2月に矢野先生が調教師を引退したので、3月からは、粕谷昌央厩舎に移って調教助手をやっていたんですよ。

そして、2011年に調教師の試験に受かった金成先生は、次の年の3月に自分の厩舎を開業してから一昨年まで、

2012年→6勝・獲得賞金8084万円
2013年→8勝・獲得賞金1億3175万円
2014年→18勝・獲得賞金2億2018万円
2015年→17勝・獲得賞金3億2343万円
2016年→17勝・獲得賞金3億3919万円
2017年→22勝・獲得賞金4億7109万円

と、順調に数字を伸ばしていました。

でも、去年は、「17勝・獲得賞金3億2603万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいましたので、今年の先生は、「必ず巻き返したい」と考えているのでしょうし、実際、今年に入ってから4月29日(月)までの成績は、「10勝・獲得賞金1億5501万円」というもので、去年のペースを大きく上回っているんですよ。

もちろん、今の金成先生は、「賞金の高いレースをたくさん勝って、もっと厩舎に勢いを付けたい」と考えているのでしょうね。

それに、金成先生は、まだGIを勝てていませんので、「初めてのGI勝ち」が懸かっている、1着賞金が1億1000万円の安田記念に向けて、先生がサクラアンプルールをどう仕上げてくるのか、キッチリ確認して馬券に活かしたいと思っています。

ここからは、昨日までも書いていますけど、もっと皆さんに私のことを知ってもらえるよう、自分自身について、改めて詳しく書いておきますね。

私は、日本獣医畜産大学を卒業してから、中央競馬で調教助手と厩務員をやっていました。

昔の写真を載せておきますね。



馬の前に立っているのが私です。

競馬の世界で働くようになったきっかけは、父が騎手と調教師をやっていたからです。

私の父は小西喜蔵という名前で、長く競馬をやっている方でしたら、きっと知っていると思います。

何しろ父は、まず騎手として、セントライトで1941年の牡馬クラシック三冠を勝っていますし、調教師としても、1957年の菊花賞を勝ったラプソデーや、1961年の天皇賞・秋を勝ったタカマガハラや、1965年の有馬記念でシンザンの2着だったミハルカスなど、走る馬を何頭も育て上げていますからね。

その息子として生まれた私が競馬の世界に入ったのは、ごくごく当たり前のことでした。

私は、大学を卒業してから、すぐ父の厩舎に調教助手として入り、1989年の3月に父が定年で引退するまで、ずっと小西喜蔵厩舎にいました。

先ほど書いた通りで、父は、騎手と調教師として、私が大学を卒業するまでに、もう素晴らしい実績を残していましたから、その厩舎に私が入ってから、馬について父から教わったことは、とても役に立ちましたね。

私は、父が定年で引退した後も、
5年ほど、佐藤林次郎厩舎に厩務員として所属
3ヶ月ほど、高市圭二厩舎に厩務員として所属
4年ほど、嶋田功厩舎に厩務員として所属
といった形で厩舎の仕事を続けましたが、こうやって、ずっと馬に関わる仕事ができたのは、父から色々なことを教わっていたからなのでしょう。

そして今回は、栗東の池江泰寿厩舎が登録している、NHKマイルCのダノンチェイサーと、京都新聞杯のサトノソロモンについて、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のYさん」から届いた報告を紹介しておきますね。

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池江泰寿君は、2011年の2月に調教師を引退した池江泰郎(やすお)さんの息子で、泰郎さんは、三冠馬ディープインパクトや、ステイゴールドや、メジロマックイーンとかでGIを18勝もして、それを入れて重賞を70勝、通算で845勝っちゅう実績を残しとりますな。

泰寿君は、一浪して入った同志社大学の文学部を卒業してから、1993年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月からは、オークスを勝ったケイキロクや、阪神3歳牝馬S(現在の阪神ジュベナイルF)を勝ったヤマニンパラダイスとかを育てた浅見国一(くにいち)さんの厩舎で厩務員をやって、12月からは調教助手をやって、1994年の6月には、泰郎さんの厩舎に移っとりました。

ちなみに泰寿君は、1993年のコロネーションCを勝ったオペラハウス、1996年のジャパンCを勝ったシングスピール、2010年のイギリスダービーと凱旋門賞を勝ったワークフォースとか、強い馬を何頭も育てたイギリスのマイケル・スタウト厩舎と、エーピーインディ、フサイチペガサス、サンデーブレイクとか、日本の馬主さんの持ち馬を管理したことがある、アメリカのニール・ドライスデール厩舎で、1995年から2年くらい武者修行をしとったんですわ。

そんで、2004年に自分の厩舎を開業した泰寿君は、初めの年こそ4勝止まりやったけど、2005年は20勝と、一気に数字を伸ばしとったし、2008年には51勝もして、初めて調教師リーディング1位になっとりましたな。

しかも、2011年の泰寿君は、オルフェーヴルで牡馬のクラシックを全部勝って、親父さんと同じ「三冠トレーナー」になっとるし、結局この年は、重賞の11勝を入れて全部で49勝を上げて、「23億8602万円」の賞金を稼いどったんですわ。

これは、2004年に藤沢和雄君が残しとった「23億1700万円」を上回る一番の記録で、これだけの成績を残せたんは、浅見さんや泰郎さんの厩舎や海外の厩舎で勉強してきた「馬の仕上げ方」を、自分の厩舎でしっかりと活かせとるからやろうな。

そんで、2012年には2回目のリーディング1位になっとって、一昨年は、アルアインを使った皐月賞、サトノアラジンを使った安田記念、ペルシアンナイトを使ったマイルCSとか、重賞を10勝、全部で「63勝」を上げて、3回目のリーディング1位になっとったし、賞金も「18億4737万円」を稼いどったんや。

ただ、去年の成績は「46勝・獲得賞金13億4400万円」(リーディング8位)っちゅうもんで、勝ち星と賞金のどっちも一昨年を大きく下回ってしもうたんですわ。

せやから、今年の泰寿君は、「去年の二の舞にしたくない」と考えとる筈で、実際に今年は、4月29日(月)までに「20勝・獲得賞金5億7026万円」(リーディング4位)っちゅう成績を残しとって、去年の同じ時期(4月4週目まで)の「9勝・獲得賞金3億9492万円」を大きく上回っとりますな。

けど、4月29日(月)までに27勝を上げてリーディング1位の安田隆行厩舎に勝ち星で「7」の差を、4月29日(月)までに「5億9670万円」を稼いで賞金でトップの中内田充正厩舎に「2644万円」の差を、それぞれ付けられとるんで、きっと今の池江君は、「賞金の高いレースを1つでも多く勝って、上との差を詰めたい」とも考えとる筈ですわ。

そんな中、今週は、1着賞金が1億0500万円のNHKマイルCにダノンチェイサー、5400万円の京都新聞杯にサトノソロモン(プリンシパルSにも登録)を登録しとるんで、「揃って勝負懸かり」とワシは見とったし、実際、この2頭の最終追い切りの様子を確認したところ、どっちもワシの見込み通りのもんやったんで、エエ走りができそうやな。

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池江泰寿厩舎が登録している、NHKマイルCのダノンチェイサーと、京都新聞杯のサトノソロモンについて、「元調教師のYさん」から届いた報告は以上です。

そうそう、昨日までのブログでも書いていることですが、今の私は、「パーフェクトホースマンズ」に所属していて、ここでは、ホームページとブログなどで、馬券に役立つ色々な情報を公開しています。

ですから、このブログを読んでいる皆様は、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA調教助手の鎌田光也(かまたみつや)君のブログも読むと、もっといいことがある筈ですよ。

★ パーフェクトホースマンズのHPはこちら ★

★ 元JRA馬主・小栗範恭のブログはこちら ★

★ 元JRA調教師・山田要一のブログはこちら ★

★ 元JRA調教助手・鎌田光也のブログはこちら ★

では、また次回。

小西聖一でした。