お父さんが厩務員だった先生が、阪神牝馬Sで勝ちにくるのは… | 小西聖一(元調教助手・元厩務員)のブログ

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全国の競馬ファンの皆さん、こんにちは。
小西聖一と申します。



昨日は、「JRA競馬学校騎手課程37期生」の入学式が行われましたね。

今年の入学生は、

小沢大仁(だいと)君

永島まなみさん

永野猛蔵(たけぞう)君

西谷凜(りん)君

松本大輝(ひろき)君

水沼元輝(げんき)君

横山琉人(りゅうと)君

の7人です。

西谷君のお父さんは、乗り役の西谷誠君、横山君のお父さんは、去年の12月に乗り役を引退した横山義行君、松本君のお父さんは、元乗り役で、今は森田直行厩舎の調教助手をやっている松本達也君、永島さんのお父さんは、園田で乗り役をやっている永島太郎君ですね。

入学した7人は、これから3年間の厳しい訓練が待っていますけど、いい乗り役になれるよう頑張って欲しいと思っています。

ここからは、昨日までも書いていますけど、もっと皆さんに私のことを知ってもらえるよう、自分自身について、改めて詳しく書いておきますね。

私は、日本獣医畜産大学(現在の日本獣医生命科学大学)を卒業してから、中央競馬で調教助手と厩務員をやっていました。

昔の写真を載せておきますね。


馬の前に立っているのが私です。

競馬の世界で働くようになったきっかけは、父が騎手と調教師をやっていたからです。

私の父は小西喜蔵という名前で、長く競馬をやっている方でしたら、きっと知っていると思います。

何しろ父は、まず騎手として、セントライトで1941年の牡馬クラシック三冠を勝っていますし、調教師としても、1957年の菊花賞を勝ったラプソデーや、1961年の天皇賞・秋を勝ったタカマガハラや、1965年の有馬記念でシンザンの2着だったミハルカスなど、走る馬を何頭も育て上げていますからね。

その息子として生まれた私が競馬の世界に入ったのは、ごくごく当たり前のことでした。

私は、大学を卒業してから、すぐ父の厩舎に調教助手として入り、1989年の3月に父が定年で引退するまで、ずっと小西喜蔵厩舎にいました。

先ほど書いた通りで、父は、騎手と調教師として、私が大学を卒業するまでに、もう素晴らしい実績を残していましたから、その厩舎に私が入ってから、馬について父から教わったことは、とても役に立ちましたね。

私は、父が定年で引退した後も、
5年ほど、佐藤林次郎厩舎に厩務員として所属
3ヶ月ほど、高市圭二厩舎に厩務員として所属
4年ほど、嶋田功厩舎に厩務員として所属
といった形で厩舎の仕事を続けましたが、こうやって、ずっと馬に関わる仕事ができたのは、父から色々なことを教わっていたからなのでしょう。

そして今回は、栗東の野中賢二厩舎が阪神牝馬Sに登録しているクインズミラーグロについて、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のIさん」から届いた報告を紹介しておきますね。

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野中賢二君は、お父さんが厩務員やったから、物心が付いた時には馬が周りにいる環境やったんで、自然と乗り役を目指すようになって、10歳の頃に乗馬を始めたんや。

けど、中学3年の頃に身長が伸びてきたんで、乗り役になるのを諦めて、馬術に集中することにしたんですわ。

そうしたら、県内でたったひとり、中学生で「びわこ国体」の強化選手に選ばれるほどの腕になっとったし、高校に進んでからも馬術部に入って注目されとりましたな。

そんで、1982年に藤岡範士(のりひと)厩舎の厩務員になって、次の年の4月からは、調教助手として経験を積んで、2007年に調教師の試験に受かって、次の年の3月に自分の厩舎を開業しとります。

でもって野中君は、厩舎を開業した時に、トウカイテイオーやフラワーパークやスティルインラブとかを育てて、定年を待たんで2008年の2月に引退した松元省一さんの厩舎から20頭を引き継いどって、その中にはトウカイトリックがいましたな。

トウカイトリックは、2010年の阪神大賞典で、野中君にとって初めての重賞勝ちを飾ってくれた馬やし、その年の秋には、この馬でオーストラリアのコーフィールドCとメルボルンCに挑戦できたんで、彼は、この馬を引き継がせてくれた松元さんに心の底から感謝しとる筈ですわ。

で、2010年の阪神大賞典の後は、なかなか重賞を勝てなかったんやけど、2012年の12月には、トウカイトリックを使ったステイヤーズSで2年半振りに重賞を勝っとったし、エーシンメンフィスで愛知杯も勝って、この年は、全部で23勝を上げて、「4億6079万円」っちゅう、今までで一番多い賞金を稼いどりました。

せやけど、それから去年までの5年間は、

2013年→16勝・獲得賞金2億4996万円
2014年→28勝・獲得賞金4億0388万円
2015年→26勝・獲得賞金4億1133万円
2016年→23勝・獲得賞金4億0660万円
2017年→20勝・獲得賞金3億2110万円

と、ずっと2012年の賞金を下回っとるんで、今年の野中君は、「必ず巻き返したい」と考えとる筈ですわ。

けど、今年に入ってから先週までは、「5勝・獲得賞金8638万円」っちゅう成績で、去年の同じ時期(3月4週まで)の「8勝・獲得賞金9510万円」を、勝ち星と賞金のどちらも下回っとるんで、きっと今の彼は、「賞金の高いレースを勝って、もっとペースを上げなアカン」と考えとるんやろう。

そんな中、今週は、1着賞金が5500万円の阪神牝馬Sにクインズミラーグロを登録しとるんで、メイチで仕上げてくる筈やで。

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野中賢二厩舎が阪神牝馬Sに登録しているクインズミラーグロについて、「元調教師のIさん」から届いた報告は以上です。

また、今の私は、「パーフェクトホースマンズ」に所属していて、ここでは、ホームページとブログなどで、馬券に役立つ色々な情報を公開しています。

ですから、このブログを読んでいる皆様は、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(のりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(よういち)さんや、元JRA調教助手の鎌田光也君のブログも読むと、もっといいことがある筈ですよ。

★ パーフェクトホースマンズのHPはこちら ★

★ 元JRA馬主・小栗範恭(のりやす)のブログはこちら ★

★ 元JRA調教師・山田要一(よういち)のブログはこちら ★

★ 元JRA調教助手・鎌田光也のブログはこちら ★

では、また次回。

小西聖一でした。