ステイヤーズSを勝って、1位との差を少しでも詰めたい筈ですから | 小西聖一(元調教助手・元厩務員)のブログ

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調教助手として、厩務員として、競馬と長く関わってきた私が、ファンの皆様に「役立つ情報」をお伝えしたいと思って始めました。

◆菊花賞(馬連10660円5点的中)→クリンチャーが10番人気で2着
◆エリザベス女王杯(馬連8030円5点的中)→クロコスミアが9番人気で2着
◆マイルCS(3連複9300円5点的中)→サングレーザーが7番人気で3着
◆ジャパンC(馬単5250円5点的中)→シュヴァルグランが5番人気で1着

「秋のGIシリーズ」を舞台に、
「伏兵馬の激走」を見抜いてきた
元JRA調教助手の私が断言します。

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全国の競馬ファンの皆さん、こんにちは。
小西聖一と申します。



今週の火曜日、11月28日は、的場勇人(はやと)君の30歳の誕生日でしたね。

知っている方も多いと思いますが、彼のお父さんの的場均先生も2001年まで乗り役をやっていて、2002年から調教師をやっています。

ちなみに、勇人君は、当時の競馬学校の校長先生にたまたま会った時に「騎手になりたいなら乗馬をやった方がいいよ」と言われて、中学2年の頃から乗馬をやっていましたね。

彼は、ライスシャワーに騎乗して1995年の天皇賞・春を勝った的場均先生を見て、「自分もジョッキーになりたい」と思ったそうですよ。

2006年に競馬学校の騎手課程を卒業した勇人君は、その年の3月にお父さんの厩舎からデビューしていて、同期には、現役ですと、北村友一君や、田村太雅君や、黛弘人君などがいて、来年から厩舎を開業する予定の田中博康先生なども同期ですね。

勇人君は、デビューした2006年に12勝していて、2007年は27勝を上げて、2008年は32勝を上げて、2009年も32勝を上げていました。

でも、2010年から今年に入ってからも成績が伸び悩んでいて、色々と相談に乗ってくれたのが2年先輩の藤岡佑介君ですね。

藤岡君には、「今は人より遅れていたとしても、最終的に自分が一番になってやるぞっていう気持ちを持っていけ」とアドバイスされたそうでよ。

ですから、きっと、勇人君は、「勝ち星を増やすことと、乗せてもらう感謝の気持ちを忘れずに、ひとつひとつのレースを大切に乗りたい」という思いでこれからも乗ってくると思いますね。

そして、明日と明後日、彼は中京で、

□2日(土)

3R・3歳上500万下→ボルドー
12R・豊川特別→ラヴィソント

□3日(日)

5R・2歳新馬→イェーイ

の3頭に騎乗しますから、きっと、どの馬にも、「勝って自分の誕生日を祝いたい」という思いで乗る筈です。

ここからは、昨日までも書いていますけど、もっと皆さんに私のことを知ってもらえるよう、自分自身について、改めて詳しく書いておきますね。

私は、日本獣医畜産大学(現在の日本獣医生命科学大学)を卒業してから、中央競馬で調教助手と厩務員をやっていました。

昔の写真を載せておきますね。


馬の前に立っているのが私です。

競馬の世界で働くようになったきっかけは、父が騎手と調教師をやっていたからです。

私の父は小西喜蔵という名前で、長く競馬をやっている方でしたら、きっと知っていると思います。

何しろ父は、まず騎手として、セントライトで1941年の牡馬クラシック三冠を勝っていますし、調教師としても、1957年の菊花賞を勝ったラプソデーや、1961年の天皇賞・秋を勝ったタカマガハラや、1965年の有馬記念でシンザンの2着だったミハルカスなど、走る馬を何頭も育て上げていますからね。

その息子として生まれた私が競馬の世界に入ったのは、ごくごく当たり前のことでした。

私は、大学を卒業してから、すぐ父の厩舎に調教助手として入り、1989年の3月に父が定年で引退するまで、ずっと小西喜蔵厩舎にいました。

先ほど書いた通りで、父は、騎手と調教師として、私が大学を卒業するまでに、もう素晴らしい実績を残していましたから、その厩舎に私が入ってから、馬について父から教わったことは、とても役に立ちましたね。

私は、父が定年で引退した後も、
5年ほど、佐藤林次郎厩舎に厩務員として所属
3ヶ月ほど、高市圭二厩舎に厩務員として所属
4年ほど、嶋田功厩舎に厩務員として所属
といった形で厩舎の仕事を続けましたが、こうやって、ずっと馬に関わる仕事ができたのは、父から色々なことを教わっていたからなのでしょう。

そして今回は、堀宣行厩舎がステイヤーズSに使うアルバートについて、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のMさん」から届いた報告を紹介しておきますね。

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千葉県市川市出身の堀宣行君は、日本大学の商学部に通っている時に、実家から近かった中山競馬場で、誘導馬の世話をするアルバイトをしていたそうです。

そして大学を出た後は、電気設備工事や情報通信工事などをやっている「関電工」で、経理関係の仕事をしていたそうですが、1991年に、「関電工」を辞めて競馬学校の厩務員課程に入っていますので、中山競馬場でアルバイトをしていた頃から、「いつか、馬と関わる仕事をしたい」と考えていたのでしょう。

競馬学校を出てからの堀君は、諏訪富三厩舎で厩務員になって、二ノ宮敬宇厩舎で調教助手として経験を積んで、自分の厩舎を開業したのは2003年ですから、今年で15年目ですね。

初めの年こそ、「6勝・獲得賞金1億2369万円」という数字でしたが、次の年には、「16勝・獲得賞金2億2801万円」と、数字を一気に伸ばして、その後は、ずっと20勝以上を続けていますし、ビーナスラインを使った2006年の函館スプリントSで初めての重賞勝ちを、キンシャサノキセキを使った2010年の高松宮記念で初めてのGI勝ちを飾っていて、先週までに、JRAだけで重賞を50回も勝っています。

それに最近の堀厩舎は、管理馬をどんどん海外に遠征させていて、今までに、

リアルインパクト→2015年のジョージライダーS
モーリス→2015年の香港マイルと去年のチャンピオンズマイルと香港C
サトノクラウン→去年の香港ヴァーズ
ネオリアリズム→今年のクイーンエリザベス2世C

と、海外のG1を6つも勝っていますので、彼のことは、「日本を代表する調教師の一人」と言っても大げさではないでしょう。

一昨年の堀君は、ドゥラメンテを使った皐月賞とダービー、モーリスを使った安田記念とマイルCSなど、重賞を8勝して、JRAで「54勝・獲得賞金15億2485万円」という成績を残して、初めて「調教師リーディング1位」になっていました。

そして去年は、モーリスを使った天皇賞・秋など、重賞を7勝して、JRAで「44勝・獲得賞金13億0934万円」という成績でしたね。

これが他の厩舎でしたら、「かなりいい数字」と言えますけど、一昨年と比べると、勝ち星が「10」、賞金が「2億1551万円」も少なくて、リーディングが5位、獲得賞金が3位でしたから、堀君は満足していない筈で、「今年は必ず巻き返したい」と考えているのでしょう。

でも、先週までの成績は、「43勝・獲得賞金10億2238万円」というもので、去年のペースを下回っていますね。

それに、今、調教師リーディングトップの池江泰寿君は、「55勝・獲得賞金16億5191万円」という成績で、勝利数で「12」、獲得賞金で「6億2953万円」の差を付けられていますので、今の堀君は、「池江厩舎との差を少しでも詰めたい」と考えている筈です。

そんな中、明日は、1着賞金6200万円のステイヤーズSにアルバートを使いますので、私が堀君でしたらこの馬をメイチに仕上げますし、実際にどう仕上げてくるのか、一昨日、最終追い切りの様子を確認したところ、レースでも乗るムーア君が南ウッドに入れて、4Fが54秒0、終いの1Fが13秒3という時計を馬なりで出していました。

スウィフトレイド(古馬1600万下)と併せて、楽な手応えのまま同入していましたし、追い切った後の馬体の張りもよく見えましたので、堀君がキッチリ仕上げてきたのでしょう。

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堀宣行厩舎がステイヤーズSに使うアルバートについて、「元調教師のMさん」から届いた報告は以上です。

また、今の私は、「パーフェクトホースマンズ」に所属していて、ここでは、ホームページとブログなどで、馬券に役立つ色々な情報を公開しています。

ですから、このブログを読んでいる皆様は、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(のりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(よういち)さんや、元JRA調教助手の鎌田光也君のブログも読むと、もっといいことがある筈ですよ。

★ パーフェクトホースマンズのHPはこちら ★

★ 元JRA馬主・小栗範恭(のりやす)のブログはこちら ★

★ 元JRA調教師・山田要一(よういち)のブログはこちら ★

★ 元JRA調教助手・鎌田光也のブログはこちら ★

では、また次回。

小西聖一でした。