「中京記念を何が何でも勝ちたい」と、N先生が考える訳は… | 小西聖一(元調教助手・元厩務員)のブログ

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全国の競馬ファンの皆さん、こんにちは。
小西聖一と申します。



今日は、もうすぐデビューできそうな2歳馬の中から、私が注目している一頭を紹介しておきますね。

それは、8月19日(土)からの2回札幌開催でデビューを予定している、堀宣行厩舎のルーカス(牡・父スクリーンヒーロー、母メジロフランシス)です。

知っている方も多いと思いますが、この馬の全兄は、一昨年の安田記念や香港マイルなど、JRAと海外でGIを6勝したモーリスですね。

ルーカスは、4月28日(金)に入厩してから、順調に乗り込みをこなしていて、昨日、美浦でやった追い切りでは、南ウッドに入れられて、5F73秒3、ラスト1ハロンが13秒4という時計を馬なりで出していました。

堀先生は、今年に入ってから先週までに24勝を上げていますけど、新馬戦は5戦して1勝しかできていませんので、ルーカスはもちろん、これからデビューさせる他の2歳馬も、力を入れて仕上げてくるでしょうね。

ここからは、昨日までも書いていますけど、もっと皆さんに私のことを知ってもらえるよう、自分自身について、改めて詳しく書いておきますね。

私は、日本獣医畜産大学(現在の日本獣医生命科学大学)を卒業してから、中央競馬で調教助手と厩務員をやっていました。

昔の写真を載せておきますね。



馬の前に立っているのが私です。

競馬の世界で働くようになったきっかけは、父が騎手と調教師をやっていたからです。

私の父は小西喜蔵という名前で、長く競馬をやっている方でしたら、きっと知っていると思います。

何しろ父は、まず騎手として、セントライトで1941年の牡馬クラシック三冠を勝っていますし、調教師としても、1957年の菊花賞を勝ったラプソデーや、1961年の天皇賞・秋を勝ったタカマガハラや、1965年の有馬記念でシンザンの2着だったミハルカスなど、走る馬を何頭も育て上げていますからね。

その息子として生まれた私が競馬の世界に入ったのは、ごくごく当たり前のことでした。

私は、大学を卒業してから、すぐ父の厩舎に調教助手として入り、1989年の3月に父が定年で引退するまで、ずっと小西喜蔵厩舎にいました。

先ほど書いた通りで、父は、騎手と調教師として、私が大学を卒業するまでに、もう素晴らしい実績を残していましたから、その厩舎に私が入ってから、馬について父から教わったことは、とても役に立ちましたね。

私は、父が定年で引退した後も、
5年ほど、佐藤林次郎厩舎に厩務員として所属
3ヶ月ほど、高市圭二厩舎に厩務員として所属
4年ほど、嶋田功厩舎に厩務員として所属
といった形で厩舎の仕事を続けましたが、こうやって、ずっと馬に関わる仕事ができたのは、父から色々なことを教わっていたからなのでしょう。

そして今回は、栗東の西浦勝一厩舎が中京記念に登録しているブラックムーンについて、JRAで乗り役と調教助手をやっていた鎌田光也君から届いた報告を紹介しておきますね。

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ブラックムーンを管理している西浦勝一先生の親父さんは、高知競馬で乗り役と調教師をやっとった西浦孫一さんやな。

西浦先生は、中学を卒業してから馬事公苑に入って、1969年に、親父さんと付き合いがあった土門健司先生の厩舎から乗り役としてデビューしとりました。

当時、ワシは松田由太郎先生の厩舎に所属しとって、西浦先生は、松田厩舎の馬によう乗ってくれたもんやし、ワシも、土門先生の馬によう乗せてもろうたんで、そん時から兄弟みたいに付き合っとるんや。

最近も、何度か一緒にゴルフに行ったりとか、色んなところで顔を合わせとります。

乗り役時代の西浦先生は、テルテンリュウに乗った1980年の宝塚記念とか、カツラギエースに乗った1984年のジャパンCとか、ヤエノムテキに乗った1988年の皐月賞とかを勝っとりますし、1996年に調教師の試験に受かって引退するまでに、5つのGIを含む重賞を27回も勝って、通算で635勝っちゅう実績を残しとりましたな。

そんで西浦先生は、定年で引退した布施正先生の後を引き継ぐ形で、1997年に自分の厩舎を開業しとって、今までに、桜花賞や秋華賞とか重賞を5つ勝ったテイエムオーシャンや、オークスと秋華賞を勝ったカワカミプリンセスや、2014年のチャンピオンズCとか、JRAと地方でGIを10回も勝っとるホッコータルマエなど、走る馬を何頭も育てとりますんで、乗り役としてだけやなくて、調教師としても結果を残しとるんやからホンマに大したもんですわ。

2013年は、ホッコータルマエが交流重賞を7つも勝って、JRAと地方で「33勝・獲得賞金7億6794万円」っちゅう、開業してから一番の成績やったんで、西浦先生は満足したでしょうな。

けど、去年までの3年間は、JRAと地方交流を合わせて、

2014年→23勝・獲得賞金5億4167万円
2015年→26勝・獲得賞金6億4633万円
2016年→24勝・獲得賞金5億9398万円

っちゅう成績で、3年続けて2013年より賞金が1億円以上も少なかったんやから、今年の西浦先生は、「必ず巻き返したい」と考えとる筈なんや。

そんで、今年に入ってから先週までの成績は、「19勝・獲得賞金3億4947万円」(地方交流は未出走のためJRAのみ)っちゅうもんなんやけど、このままやと2013年の獲得賞金には届かないんで、これからも先生がもっと気合いを入れてくるとワシは見とるんですわ。

そんで今週は、1着賞金が3900万円の中京記念にブラックムーンを登録しとるんで、メイチに仕上げる筈なんで、実際、先生がどう仕上げてくるんか、一昨日、最終追い切りを念入りに確認しとったんですわ。

そしたら、栗東のCウッドで追われて、4Fが53秒8、終いの1Fが12秒1っちゅう時計を出しとりました。

馬なりやったけど、動きがキビキビしたもんやったし、追い切った後もどっしりと落ち着いとったんで、ええレースが期待できるやろう。

特に、JRAの重賞は、ティーハーフを使った一昨年の函館スプリントSから「48連敗中」なんで、西浦先生はもちろん、先生の長男で、調教助手をやっとる昌一君をはじめとした厩舎の全員が、「ここは何が何でも重賞を勝ちたい」と考えて、あれこれ手を打ってくる筈やで。

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ブラックムーンについて、JRAで乗り役と調教助手をやっていた鎌田光也君から届いた報告は以上です。

また、今の私は、「パーフェクトホースマンズ」に所属していて、ここでは、ホームページとブログなどで、馬券に役立つ色々な情報を公開しています。

ですから、このブログを読んでいる皆様は、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(のりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(よういち)さんや、元JRA調教助手の鎌田光也君のブログも読むと、もっといいことがある筈ですよ。

★ パーフェクトホースマンズのHPはこちら ★

★ 元JRA馬主・小栗範恭(のりやす)のブログはこちら ★

★ 元JRA調教師・山田要一(よういち)のブログはこちら ★

★ 元JRA調教助手・鎌田光也のブログはこちら ★

では、また次回。

小西聖一でした。