向かうところ敵なし、と思われていたアイツにも弱点はあった。
先日、美容院へ行ってきた。
白髪染めをしてから日が経ち、入れた色が抜けて明るすぎる色になりかけていたので、ちょっと全体的に落ち着かせようと行ったのだ。
シャンプーを終え、毛染めスタート。
担当についてくれたのは、20代の男性。しかもあのキンプリの永瀬廉によく似ていて、喋り方までそっくり。ちょっとタポンとしたパンツにストライプのカットソーに緩めのジャケットと、今どきの子~ていう格好をしている。その全部のイケメンさ加減に、おばちゃん
ちょっとアガる
ほどなくすると、担当よりもさらに少し若い子が「カラー、塗らせていただきます」とやってきた。タポンとしたストライプのパンツに無地のカットソーにジャケット、と同じような格好で、顔を見ると、これまた永瀬廉に似ているのだ。
この症状は、おっさん、おばはんに顕著にみられる
若い子みんな同じに見えてまう病
かもしれない...
こうして、上縦じまと下縦じまの永瀬廉に両脇を固められたワタシ。
片方だけでもアガッてもうてんのに、ダブルてあんた、血圧上がってまうやないの!
ドン小西みたいなん用意しといてくれよ~
と、気の休まらない時間がスタートしたのだ。
さて、この状況で、何を話そうか。
ふたりとも若い、若すぎる。男前、なかなかの男前。
えっと、え~っと、と「共通の話題」がしまってあるタンスへ行き、引き出しを開ける、開ける、開ける、も、なんでなん?全部空っぽ。
誰やー、根こそぎ断捨離したヤツはーー!!!!
全く思いつかないのだ。
彼らにオバハンと思われたくない気持ちが邪魔をするのか、楽しい会話で己が潤いたいという欲が過ぎるのか...。
ふと正面の鏡を見ると、そこには、
ワタシの頭の毛をかき分け、かき分け、白髪を見つけては必死に塗りこむ男が二人。
もうクソほどオバハンじゃねぇか
この瞬間に吹っ切れたワタシ。
そうアラフィフを正面から受け入れた瞬間とでも言おうか。
「しっかり塗り込んどいてくださいよ~」
と言うと
「はい。もう毛穴の奥の方まで入れ込む勢いで頑張ります」
と上縦じま。
「次生えてくる毛が毛穴部分を通ると茶色をまとって出てくるくらいで」
と下縦じま。
あはははは~
と、結果若い子がオバハンの白髪トークに寄せてくるという、彼らにとって、一番ピンとこん気を遣うだけのトークとなった訳で。
しかし、知ったのだ。
自分を永遠の28歳と勘違いして、うっかり「オンナ」を漏らして逃げ去っていくあの「うっかり部族」。この部族は、あまりにも若すぎる複数の男前を前にすると、様子をみながら活動し、時にためらうこともある、ということを。
「額の生え際はとくに入念に!」
と上じまが下じまに指示。
こうして、うっかり部族が顔を出すこともなく、しっかり白髪を塗りつぶすことができた。
「これで、いつもより1週くらい長くもちますかね」
と、しましまの永瀬廉たちとは、最後まで白髪トークをして見送られた。
帰り道に思う。
うっかり部族が暴れて、オンナを漏らしてハッとしてゾッとするが、オンナが漏れている間はそれはそれは気分がいい。
うっかり部族がためらうと、あのテンションが味わえず、どこかむなしさと切なさを抱えて会話している。
もしかして、うっかり部族って、破天荒すぎなければ
活動自粛をしない方が良いのではないか
部族との友好条約を前向きに考える道
模索してみます。
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ワタシは毎日、ガルたちも毎日。
まぁ、いっぺん、試して感じてみてよ~
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今日もお読みいただきありがとうございました
Boi