3DS『マリオカート7』 ファーストインプレッション
『マリオカート7』
対応ゲーム機 : ニンテンドー3DS
発売日 : 2011/12/01
希望小売価格 : 4,800円(税込)
ジャンル : アクションレースゲーム
プレイ人数 : 1~8人
通信機能 : ワイヤレス通信・ダウンロード通信・ニンテンドーWi-Fiコネクション・すれちがい通信・いつの間に通信
※通信の名前にカーソルを合わせると、通信システムの簡単な説明が表示されます。
CERO : A(全年齢対象)
◆== 参考データ ========================◆
購入価格 :4,071円(税込)
プレイ時間 : 約5時間
プレイ内容 :
├→ 全コースを100ccで走破・150ccでも半分ほど走破
├→ タイムアタックで何度かプレイ
├→ インターネット通信のフリー対戦で10回ほど対戦
└→ インターネット通信のコミュニティで1回対戦
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●= 概要 =●
「マリオ」シリーズのキャラクターが活躍するレースゲーム『マリオカート』シリーズの最新作です。
今回はただ走るだけではありません。空を飛び、水中にも潜っちゃいます。
3DSならではの機能をふんだんに利用しているほか、通信機能も充実しています。
今回、1回目のインプレッションとなります。
ローカル通信以外は体験しました。ローカル通信については、次の機会ということで。あ、バトルもまだ楽しんでないです。
◆== コースについて ==◆
ここ最近のマリオカートシリーズと同じで、新コースが16コース。過去シリーズ作品からのコースが16コース収録されています。
今回は、3周走ってゴール…というコースだけではなく、長いコースを1周だけ走って競うコースもありますよ。
 
 
◆== 空と海中について ==◆
特定のジャンプ台でジャンプすれば、カイトを開いて空を飛びまわれます。
スライドパット左右で旋回。上下で、上昇と下降もできます。
また、だいたいの海中にもコースが広がっており、陸とはまた違うルートなんかが隠されていたりもしますよ。
全てのジャンプ台でカイトが開くわけではありませんし、全ての海中が潜れるわけではありませんので、ご注意あれ。

◆== マシンについて ==◆
今回は、マシン選択時に「ボディ」「タイヤ」「カイト」の3種類を選択します。
画面には、3種類の性能を合計した能力が表示されていますので、色々と変えてみて、自分好みのバランスのマシンにしてみましょう。
◆== コインについて ==◆
久々に復活のコインです。
たくさん獲得すると、スピードが上がります。攻撃を受けたりすると、落としてしまいます。最大で10枚まで持てます。
また、獲得したコインはちゃんと蓄積されており、一定枚数に達するごとに新たなマシンが増えたりします。

◆== ジャイロセンサーによる操作について ==◆
十字ボタンの上を押すことで、いつでもこの”ドライバー視点”にできます。十字ボタンの右か左か下で、元の視点に戻ります。
この視点の時に、3DS本体をハンドルのように傾けることで、マシンを操作することができます。スライドパットでの操作もできます。
また、この後紹介する「マリオカートチャンネル」の設定で、ジャイロ操作をOFFにすることもできるので、ドライバー視点でスライドパットのみでの操作を楽しむ…ということもできちゃいます。
◆== タイムアタックについて ==◆
グランプリとは別に、1つのコースだけ挑戦するモードがあります。
プレイ後、最高記録であれば「ゴースト」として保存され、それが、すれちがい通信などによって他の人に配られることになるようです。
また、いつの間に通信などを通して受け取ったゴーストが増えてくると、一度に7つまでゴーストが出てきます。
ほとんど、グランプリと同じような感じで、記録への挑戦が楽しめます。
もちろん、ゴーストなので攻撃はしてきませんし、ぶつかりもしませんよ。
◆== マリオカートチャンネル ==◆
”いつの間に通信”や”すれちがい通信”のためのモードです。
ここで、すれちがい通信ですれちがった相手のプロフィールを確認できたり、通信によって送られたゴーストと対戦できたり、おすすめのコミュニティを紹介してくれたりします。

◆== 通信プレイについて ==◆
一通り紹介します。
||== ローカルでの通信 ==||
最大8人で楽しめます。
ゲームソフト1本でも8人で対戦できます。ただし、ゲームソフトを持っていない場合は、キャラクターがヘイホーに統一されます。(遊べるコースが制限されるかどうか?については、説明書には明記されていませんでした)
||== インターネットでのフリー対戦 ==||
世界中のプレイヤーと対戦します。
1回対戦して、成績に応じてレーディング(自分の強さを示す数値)が増減します。1コースごとに終了するので、続けたければ続けられますし、グループから抜けることもできます。
||== インターネットでのフレンド対戦 ==||
3DSのフレンドや、すれちがい通信ですれちがった相手と対戦できます。
また、3DS本体のHOMEメニューにある「フレンドリスト」で、プレイ中で参加OKとなっているプレイヤーを選択することで、そこから飛び入り参加できちゃいます。
||== コミュニティ ==||
オリジナルの”お部屋”を作るような感じです。
「コミュニティをつくる」を選択したら、「アイコン」→「名前」→「対戦形式(50ccやふうせんバトルなど)」→「登場するアイテム」→「コメント」の順に設定をして、作成します。
作成したコミュニティにはそれぞれ「コミュニティ番号」が付いています。
いわゆるフレンドコードみたいなもので、これを相手に教えることで、相手はコミュニティを見つけることができます。あとは、コミュニティの中にいる人と、定められた条件をもとに対戦を楽しみましょう。
1プレイヤーが作成できるコミュニティは、8つまでです。
また、コミュニティの削除はできるようですが、内容を変えることはできないようです。ご注意ください。
■== partygameの評価 ==■ … 90点(100点満点)
疾走感・幅広さ・ネットワーク…至れり尽くせり
○=良かった点
△=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点
||== ○ 滑空の気持ちいいこと ==||
知っていても、初めて利用した時はちょっとビックリしました(笑)
やっぱりこの空を飛べる感覚は気持ちいいです。落ち着いて操作できるという利便性もありますし、立体視による表現力も、気持ち良さを助長しています。
海中に潜れるアクセントもいいですね。空ほどの”疾走感”とか”壮大感”はありませんが、これによってコースの分岐に幅が出来たと思います。
また、このシステムの良いところは、過去シリーズ作品のコースにもしっかり影響を与えているということです。
これまで、所詮リメイクはリメイクでしかなかったわけですが、今回はそこいらにジャンプ台とか、原作でのコースにはなかった分岐点などがけっこう盛り込まれています。
それらは基本、空を飛んだり海に潜ったり。原作では当然できなかったことを楽しませるためのもので、遊んだことのあるハズのコースが”二度美味しい”みたいな感じになりました。
”しいて言うなら”レベルで、2つほど文句を言ってみます。
1つは、全てのジャンプ台でカイトが開くわけではない&全ての海中に潜れるわけではないということです。まあ、カイトについてはジャンプ台の色を変えていますし、潜れない海中は極わずかではありますが…できれば、とことんまで統制を図って欲しかったです。
もう1つ。私は全然気にならないですが、海中での動きは、やはり陸とは若干違う気がします。心持ち、動きが”もっさり”しているような。浮力があってマシンの動きがちょっと違うというか。まあ、気にならないレベルだとは思いますが、一応取り上げておきます。
||== ○ 遊びやすくなったかな? ==||
何となくですが、今回は全体的にカートのスピードが抑え目な気がしました。
カートならではの”ずっしりした感じ”がちょっとあるというか。うまく言えませんが、そのおかげで操作しやすくなった気がしました。
また、新コースにおいて、把握しにくいポイントがかなり少なくなった印象でした。過去シリーズのコースで、把握しにくいところは相変わらず把握しにくいですが、まあそれは仕方ありません。
だいたいの場合は、ちょっと下り坂になって、カメラからの視点と地面が”水平”になってしまうと、コースの形が把握できなくなります。そんな状況で曲がり角なんかがあり、私はこのシリーズ作品において、そこらへんがけっこう気になっていたわけです。
そんな私からすると、今回のコースは本当に遊びやすくなった印象でした。完全ではありませんけどね。
||== ○ 3D立体視の有用性 ==||
先ほどの”疾走感”を助長している部分や、コースが奥まで伸びているのが分かる”壮大感”もありますし、空を飛んでいる時に、障害物の位置関係が把握しやすいと思いました。
空を飛べるポイントでは、飛んでいる途中に障害物があったりすることも多いのですが、位置関係も分かりやすいので、下手をうたなければ回避するのは難しくありません。
立体視のおかげでコースが把握しやすくなっているか?というと…たぶん、把握しやすくなっていると思います。
”たぶん”と言った理由は、1つ上でもお話しましたが、今回はコース作り自体が把握しやすくなっているからです。
なので、立体視による恩恵はそこまで強く感じていないわけですが、それこそ、どれが地面でどれがガードレールで…というのは把握しやすくなっているハズなので、距離感がつかめる=思い通りのタイミングで走ったり曲がったりが、しやすくなったとは思います。
||== △ ジャイロ操作は、たまに楽しむといいかな? ==||
もちろん操作感は悪くないですし、メリットもありますよ。スピード感がハンパじゃなく上がるのと、前方のドライバーに狙いを付けやすいことです。
しかし、視野が狭くなったり、視点が低くなるぶんコースの把握がしづらかったりと、対戦をするうえではデメリットのほうが大きいです。
スピード感は本当にいいので、たまにアクセントとして楽しんでいただくと良いかと思いますよ。
あと、3D立体視との相性も、完璧とは言い切れない印象です。
というのも、例えばこれが飛行機のパイロット視点だった場合。右に旋回すれば機体が右に傾くので、体も何となく右に傾いたりするものですが、車の場合は、ハンドルを右に回しても人が右に傾くわけではありません。
結果、本体を傾けても、それに合わせて自然に体が傾く…とはなりにくく、それによって3D立体視のブレが発生してキレイに見えなくなります。まあ、自然と傾きやすい人も多いとは思いますが(笑)
||== △ インターネット通信プレイが(ほぼ)快適 ==||
ハッキリ言ってほとんど文句ないんですが、あえて厳しく。
インターネットのフリー対戦で最大8人でのプレイをしてみたわけですが、ラグなんてほぼ全く感じません。
スタート時、自分と周りがワンテンポずれているかな?というところくらいで、走行中は気になるラグが(今のところ)全くありませんでした。もちろん、”60フレームにこだわっていた”という言葉通り、インターネット通信であってもキレイに60フレームで動いております。
で、”あえて厳しく”と言ったのは…2つほど。
1つは、観戦モードに入るまでのロードがちょっと長いかな?という点です。
バトル中のメンバーに参加して、次のバトルから一緒にプレイする場面では、終了するまでそのメンバーの対戦を観戦することができます。
ただ、観戦モードに入るのに20~30秒かかったので…プレイヤーの紹介でもしている間に読み込みとかしておけば、もう少し早く行けそうな気がするんですよね。まあ、運が悪かっただけかもしれませんが。
もう1つは、一度だけ進行不可能になる不具合に出会っちゃったことです。
完走したんですが、いつまで経っても終わらず、やむを得ずPOWERボタンに手をかけました。たぶん、2名ほど途中で切断したっぽいんですが、当然、切断対策はしているでしょうから…予期せぬ不具合、だと思いたいです。
||== △ コミュニティについて ==||
誰でも手軽に作れて、ルールも決められるので、ありがたいですね。
”設定が後で変えられない”と説明しましたが、コミュニティは作成した後、いつ誰でも利用できちゃいますからね。誰かが遊んでいるのに設定を変えるなんて、できるわけがありません。仕方ないかと思います。
ただ、1つ気になったこと。コミュニティを作成するには、共通で存在するお気に入りコミュニティで1回遊ばないと作成させてくれないようです。
”まずは体験してみよう”みたいな感じなのかもしれませんが、私は「それはちょっと違うのでは?」と思いました。
自分がオーナーになって他の人が来るのを待つのと、他の人が集まっているところに自分が入っていくのと、どちらが抵抗力があると思いますか?人によって意見は違うかもしれませんが、私は後者だと思うわけです。
しかも、共通で存在するコミュニティですから、そのコミュニティだけ見ると、フリー対戦とほとんど変わらないわけです。より抵抗力はあるわけですから…わざわざ一度利用しないといけないようにする必要性が、あまり感じなかったのが正直なところでした。
もう1つ言うなら、コミュニティについての説明がちょっと不足している印象です。
そもそもコミュニティって何?なんて一言も書かれていないですし。私個人としては、コミュニティという言葉が”誰もが知っていて当然”という言葉だとは思っていないので、そういう意味ではなんか、導入部分が優しくない印象でした。
◆== まとめ ==◆
ただ進化しただけではないマリオカート。
空や海も舞台にしたことによる表現の幅広さと、通信機能を活用した様々な要素を取り入れたりなど、新しい一歩も踏み出せたマリオカートになっていると思いました。
マリオカートにおいて、走ってアイテムを使って1位を狙う白熱した戦いというのは、初代から確立されています。なので、新アイテムのように、それに対して+αをしてくれる存在は、このシリーズにたくさんは必要ないと思っているのです。
そういう意味で私にとって『マリオカートWii』は、バイクも結局は”ちょっと乗り物の性能が違う”程度でしたし、インターネット通信もそんなに新しいと思うことはしていなかったので、あまりいい印象がありませんでした。楽しみはしましたけどね(笑)
今回は、空を飛んだり海に潜れるようになったことで、全てのコースにワンランク上の幅広さが生まれたと思いますし、インターネット通信では「コミュニティ」などの新しい試みにも挑戦してくれました。
まあ、何せ新しいことを楽しみたい人間なので…今回、そういう意味で高く評価しています。もちろん、安定したマリオカートを楽しみたい人であっても、今回の要素は魅力的に感じてもらえると思いますよ。
なお、先ほど「コミュニティ」について説明しましたが、私もすでにコミュニティを1つ作成してみました。
コミュニティ「セグメントゲームズ」のコミュニティ番号は、58-5361-0928-6602です。内容は、100ccのグランプリ(アイテム制限なし)です。
今後もいくつか、別の内容で作成すると思いますし、私も平日の夜とかにちょくちょく覗きに来るつもりですので。よろしければ、ご利用下さい。
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万人向け ← ○●○○○○○○○○ → 熟練者向け
万人向け…と言いたいところですが、そもそもアクションなので。
実際のところ、すごく簡単な操作というわけではないと思っています。
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手軽に ← ○●○○○○○○○○ → じっくり
1コース2分前後。インターネットのフリー対戦は1コースごとに終了するので、
パッと遊べてパッと抜けられます。
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思考タイプ ← ○○○○○○○●○○ → 感覚タイプ
基本はレースの腕前と、アイテム運の良さという感じですが、
アイテムを使うタイミングを考えることも、もちろん重要です。
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爽快感重視 ← ○○○○○○●○○○ → 達成感重視
1位を目指すゲームですが、大空での飛行とかを楽しんでいるだけでも、
けっこう気持ちよく楽しめるものです。
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今日のテレビゲーム情報 2011/12/01

●= スクウェア・エニックスが贈る新たな業務用カードゲーム『超速変形ジャイロゼッター』、2012年夏より稼働開始! =●
※『超速変形ジャイロゼッター』公式サイト
車がロボットに変形して戦うという対戦型カードゲームです。スクウェア・エニックス版「トランスフォーマー」といったところでしょうか?
『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード』の開発スタッフが関わり、どうやら実在する車も登場するとのことです。
ここにきて、ゲームセンターで完全新作とは…挑戦的というか何というか。その挑戦精神を、コンシューマゲームのほうにも少し回して欲しいのですが(苦笑)
2012年夏に稼動予定です。

●= 『ソウルキャリバーV』の発売日、価格、初回封入特典が決定 =●
※PS3&Xbox360『ソウルキャリバーV』公式サイト
シリーズ最新作の発売日が決定しました。
過去4作品から少し未来のお話なので、メンバーもそれなりに様変わり。いわゆる”世代交代”みたいな位置づけとなりそうです。
…とはいえ、久々に手を出すには、この価格はけっこう辛いものがありますね。
せめて、体験版とかで感触を知りたいところです。今作は今までよりもスピーディーな動きになっているとのことなので。
2012年2月2日に発売予定で、価格は8,380円(税込)です。

●= 『モンスターハンター3(トライ)G』をニンテンドー3DSステーション設置店舗で体験しよう =●
※「ニンテンドー3DSステーション」公式サイト
かつてのDSステーションのように、現在のニンテンドー3DS体験台では、遊べる体験版がどんどん増えています。
11月の時点で12タイトル。そして、本日から『モンスターハンター3(トライ)G』と『クレヨンしんちゃん 宇宙DEアチョー!? 友情のおバカラテ!!』、それぞれの体験版が遊べるようになりました。
なお、モンハンについてはダウンロードできる体験版も、近日配信予定とのことです。
私は、ここまで来たらあえて触りたくないですが、操作感覚が大事なシリーズ作品だけに、体験することが購入の決め手になるかもしれませんね。もちろん逆もしかり、ですが。
 
 
●= 『リズム怪盗R』Web体験版を先行公開! =●
●= 『リズム怪盗R 皇帝ナポレオンの遺産』先着購入特典はスペシャル・セレクションCD =●
※3DS『リズム怪盗R 皇帝ナポレオンの遺産』公式サイト
体験版は、ちょっと読み込みに時間がかかります。
過去の紹介映像でも流れていた、あのダンスリズムゲームが楽しめます。
やっぱり雰囲気や感触は良さそうです。さすがにマウスで「円を描く」は厳しかったですが(笑)
雰囲気やBGMに惹かれている部分があるだけに、サントラも若干購入意欲を掻き立てられるという…。まあ、購入するかどうかは、もう少し考えます。
2012年1月19日に発売予定で、価格は6,090円(税込)です。

●= 「スライム肉まん」が絶滅危機に?品切れ店舗多発 =●
ファミリーマートで11月29日より発売中です。
私も以前、購入して記事にしましたが、もうそんなにないんですか…。まあ、ネタとしては価格的にも食いつきやすいですよね。

●= 年末商戦到来!今週1位を制したのは『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』・・・週間売上ランキング(11月21日~27日)
=●
いよいよ年末商戦に入ってきたわけですが、11月末の新作売上トップは、Wii『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』。初週売上は約195,000本でした。
なお、Wiiでの前作『トワイライトプリンセス』の初週売上は、約145,000本。上回ってはいますが…前作はゲームキューブ版があったことや、Wiiの普及台数に雲泥の差があることなどを考えると、どうにも物足りなく感じちゃいます。消化率が高いのならいいんですが…。
しかも、このシリーズはだいたいが初動型(発売の週だけドッと売れるタイプ)ですが、12月にも多少は売れてくれるでしょうか?これから伸びたとしても、せいぜい50万本くらいかな~と予想。
まあ、これだけの骨太タイトルが50万本売れると考えれば充分凄いのですが、何というか、元を取れている気がしないのです。そこらへん、どうなんでしょうね?
 
  
 
 
  
 
さて、その他の主な新作は、以下のような初週売上でした。
PSP『セブンスドラゴン2020』 = 2位・約122,000本
PS3『聖闘士星矢戦記』 = 3位・約66,000本
PS3『メタルギアソリッド HD エディション』 = 5位・約61,000本(Xbox360版はランク外)
PSP『ダンボール戦機 ブースト』 = 6位・約61,000本
PSP『ヴァイスシュヴァルツ ポータブル』 = 7位・約47,000本
Wii『太鼓の達人Wii 決定版』 = 9位・約32,000本
『セブンスドラゴン2020』は、前作(DS版)の約1.5倍の滑り出しでした。評判も、前作よりは良いようです。
改めて思いますが、最近はPSPの新作タイトルが上位にいることが多いですね。ドーンと飛びぬけて売れる事は少なくとも、それなりに売れているタイトルが着実に増えてくることで、PSPの市場も着実に”魅力的”になっていくわけです。
とても、半月後に次世代機を発売しようとしている状況とは思えないわけですが(苦笑)

なお、3DS『スーパーマリオ 3Dランド』は50万本を突破しました。
なんか、知らないうちにミリオン(100万本)いってそうですね。
Xbox360『スコット・ピルグリムVS.ザ・ワールド ザ・ゲーム』 インプレッション

『SCOTT PILGRIM VS. THE WORLD: THE GAME(スコット・ピルグリムVS.ザ・ワールド ザ・ゲーム)』
対応ゲーム機 : PS3・Xbox360(ダウンロード専用タイトル)
配信開始日 : 2011/11/17
配信価格 : PS3版 = 1,200円 Xbox360版 = 800ポイント(=約1,200円)
ジャンル : アクション
プレイ人数 : 1~4人
CERO : B(12才以上対象)
◆== 参考データ ========================◆
購入した対応機種 : Xbox360版
購入価格 : 400ポイント(期間限定の割引で購入)
プレイ内容 : 1つのキャラで全ステージクリア&友人と2人プレイ
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●= 概要 =●
今作は、「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」というアメリカの映画を題材にした、『ファイナルファイト』風な2Dスクロールアクションゲームです。
ダメ男だけとケンカだけは強いロックンローラー・スコットが、大好きな彼女のために、邪悪な元カレ7人衆を撃退していきます。
基本的には、ステージの一番最後に待つボスを倒せばステージクリアです。
全7ステージでそれぞれ、邪悪な元カレがボスとして待ち構えています。
HP(ヒットポイント)とGP(ガッツポイント)があり、ダメージを受けるとHPが減少。必殺技を使用するとGPが減少。
GPが残っている状態でHPが0になると、GPを消費してHPを回復します。HPもGPも0になると、残機が1つ減ります。
残機が0になると、ゲームオーバーでステージの最初からやり直しです。獲得したお金や経験値は残ります。
◆== キャラクターについて ==◆
主人公・スコット。(だいたい平均的)
彼女・ラモーナ。(GPが高い)
友人・スティルズ。(HPと攻撃力が高い)
主人公の元カノ・キム。(ジャンプ力が高く、GPと攻撃力も高め)
バンド仲間である4人のキャラクターの中から、好きなキャラクターを選択してプレイしていきます。
クリアしたステージの記録や、キャラクターのレベルは、各キャラクターごとに保存されます。
なので、例えばスコットでステージ1をクリアしても、次にラモーナでプレイすると、またステージ1からになります。もちろん、スコットでプレイすれば次はステージ2です。
また、クリアしたステージは以後、何度でもプレイできます。
◆== 様々なアクション ==◆
Aボタンでジャンプ。Xボタンで弱攻撃。Yボタンで強攻撃。Bボタンで防御です。
RBボタンで、周辺を攻撃できる必殺技を。LBボタンで、各キャラクターの相棒が登場して必殺技を使用します。(全体攻撃、HPやGPの回復など)
他に、路上に転がっている様々な武器はYボタンで拾い、Yボタンで殴ったりXボタンで投げたり。
さらに、レベルアップしていくことでアクションが増えていきます。(レベルアップについては、もう少し下で説明)
◆== ショップについて ==◆
敵を倒すなどでお金が出てきます。しっかりと拾い集めておきましょう。
ステージの途中にあるショップに入れば、獲得したお金を払って様々な食べ物やアクセサリーを購入して、HPやGPを回復したり能力を上げたりできます。
お持ち帰りできるものもあり、お持ち帰りすることで、HPが0になった時に自動で使用してくれます。お持ち帰りのアイテムは、1度に1つしか持てません。
◆== レベルについて ==◆
敵に攻撃を当てたり、特定のアイテムを購入すると経験値が入ります。
レベルアップすると、HPやGP、その他様々な能力が上がったり、新たなアクションを覚えたりします。最大で16まで上がります。
また、レベルアップ時はHPとGPが最大まで回復します。うまく利用できれば、有利に進められるかも?
◆== マルチプレイについて ==◆
最大4人まで同時にプレイできます。
Xbox360版の場合、それぞれのプレイヤーごとに別のアカウントを使用しないといけないようですので、仮でもいいので作っておきましょう。
また、マルチプレイではBボタンを押すことで、お金を分け与えたりライフを貰って復活したり、倒れた仲間を励まして復帰をサポートできたりといった協力プレイができるようです。
■== partygameの評価 ==■ … 76点(100点満点)
レトロな雰囲気は良し そこはかとなく楽しめるという感じです
○=良かった点
△=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点
||== ○ グラフィックやサウンドはGOOD ==||
非常にレトロ感漂うグラフィックで、アニメーションもけっこう豊富です。
多少のぎこちなさもありますが、それも味だと思えればあなたは立派なレトロユーザーです(笑)
そして、ロックンロールな物語ということで、BGMの良さも際立っています。
||== ○ 難易度について ==||
そのままスイスイ進めるほど甘い難易度ではありません。中盤からわりと難しいです。
ただ、アクションでありながら、RPGのようにレベルアップやアイテム購入で能力を上げられるので、勝てないようであればいわゆる”レベル上げ”をすればいいです。レベルを上げて、さらに能力アップのアイテムで能力を最大にまで上げてしまえば、見違えるほど強くなれます。
ちなみに、残機0でゲームオーバーになったら、ステージの最初からやり直しです。
そのわりには、ちょっとステージが長いかな?とは思いましたが、まあ…ファイナルファイトもこれくらいだったと思うので(笑)
だいたい、1ステージ10~15分といったところです。
||== ○ マルチプレイについて ==||
協力プレイができるので進みやすくなる一方で、オプションで味方に攻撃が当たるようにすれば妨害もできたり。
『ファイナルファイト』というよりは『くにおくん』という感じですかね。思い思いのスタイルで楽しんでください。
||== △ 敵キャラクターの行動パターンについて ==||
画面外から真っ直ぐプレイヤーに向かってきて、速攻で、しかも当たるまでしつこく攻撃してくるタイプが多いです。
たまにいるならいいアクセントですが、それが標準というのはさすがにイラッとするかな~という感じです。
||== △ 奥行きが分かりづらい ==||
まあ、3DSに慣れてきたので余計にそう感じるのかもしれませんが、奥行きが分かりづいらです。落ちているお金が、奥にあるのか?手前のブロックの上にあるのか?とか、特に分かりづらいです。
そのくせ、狭い足場に乗ることを要求されるステージもあったりするのが、少し気になりました。まあ、落下しても即死にはならない親切設計ですが。
||== △ アイテムについて ==||
お持ち帰りできるアイテムがあると言いましたが、どれがそれなのかは買ってみないと分かりません。
購入したいアイテムを選択
→ 「買いますか?」と出るので”はい”か”いいえ”を選択
→ 持ち帰れない場合は使用
→ 持ち帰れる場合は「持っていきますか?」と出るので”はい”か”いいえ”を選択
…という感じなので、お持ち帰りアイテムが欲しいのにそうでなかった場合は、無駄に購入して使用することになっちゃうのです。
まあ、何となく食べ物の種類で判断はできるんですけどね。お菓子とか飲み物とか。しかし、そこは明確に分かるようにして欲しかったです。
あと、お持ち帰りのアイテムは1つしか持てず、任意で使用することができません。
他のショップで、もっと良いお持ち帰りアイテムを見つけても、無理やりHPを0にして消費しないと購入できません。そこはせめて、持っていたものはそこで消費してしまうとかで、買い換えられるようにして欲しかったです。
||== △ ボリュームについて ==||
単純に全ステージクリアするだけであれば、たいしてボリュームはありません。
ただ、1人でクリアしただけだとまだ行けないポイントがあるので、4人でクリアすると何か新しいことが起きる気がします。
とはいえ、他のキャラクターでプレイしてもステージ構成は同じなので、同じステージを何回もやることに飽きてしまう人は、1回の全クリアで満足してしまいそうです。
◆== まとめ ==◆
レトロでロックンロール。そんな世界で誰でもヒーローになれるアクションゲームです。
雰囲気作りは良く、1人でもそこそこ楽しめますし、マルチプレイであればもちろんもっと楽しめます。
完成度は充分ですが、新しいと思う要素はほとんどありません。
ボリュームもちょっと少なめな印象なので、個人的には、価格相応にはちょっと届かない印象でした。(ただし私は半額で購入しており、これなら充分です)
安定した面白さを求める人なら、満足していただけるとは思いますよ。
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万人向け ← ○○○○●○○○○○ → 熟練者向け
多少のアクションの腕前は必要ですが、
レベルや能力アップで、わりとどうとでもなります。
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手軽に ← ○○○●○○○○○○ → じっくり
1ステージ10~15分。まあ、サクッと楽しめるほうかな?
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思考タイプ ← ○○○○○○○○○● → 感覚タイプ
まあ、アクションゲームですので。
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爽快感重視 ← ○○○○○○○●○○ → 達成感重視
レベルアップでダメ男が徐々に強くなっていく”ヒーローな達成感”。
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Wii「みんなで投票チャンネル」集計 2011/11/30

●= 学習塾に通ったことが… =●
ある = 54.4% VS ない = 45.6%
partygameの選択 = ある
partygameの予想 = 的中
中学生の時だった…と思います。あれ、高校生だったかな?
やばい。ハッキリ覚えていません(笑)

こう見ると、北のほうと南のほうで違うみたいですね。
何か理由があるんでしょうか?まあ、施設の数自体が多い少ないというのはありそうですが。

●= 福神漬けといえば… =●
赤色 = 74.1% VS 茶色 = 25.9%
partygameの選択 = 赤色
partygameの予想 = 的中
パッと考えた時は「えっ?赤色でしょう」と思いましたが、よくよく考えたら茶色の福神漬けも見たことがあります。
確かにあの赤色はちょっと不自然な気がするので、思いっきり着色料な気がしますね。
ちなみに私、漬物は全体的にあまり好かないものでして。そもそも最近、福神漬けを見ていない気がします(笑)

地域色が出ているかと思いきや、特に出ていません。
やはり、各人の認識の違いみたいですね。

●= 外出するとき、筆記用具を持ってる? =●
必ず持ってる = 35.0% VS 持ってないことが多い = 65.0%
partygameの選択 = 持ってないことが多い
partygameの予想 = ハズレ
ごめんなさい。選択をミスしました(笑)
私は、とりあえずメモ帳とボールペンを胸ポケットに入れるクセが付いています。
それで、ネタを書きつづっているのならいいんですが、実はあまり使っていないという(笑)

特に地域色は出ていません。
まあ、ペンを使うことのない仕事とかでしたら、そもそもそんな習慣付かないですよね。
前回 ~ 2011/11/23
├→ 今いる部屋に壁かけ時計がありますか?
├→ メガネかコンタクトレンズを使っていますか?
├→ 下の名前を読み間違えられることがありますか?
└→ ティッシュを持ち歩いていますか?(世界アンケート)
今日のテレビゲーム情報 2011/11/29

●= ニンテンドー3DSの本体更新が延期 =●
※任天堂公式サイト = ニンテンドー3DSの「本体の更新」について
12月8日までに実施予定とのことです。
”までに”なので、今週末に実施される可能性も、まあ~あることはあります。
せっかくなので”おらさい”ですが、今回の更新による主な追加・変更要素は、以下の通りです。
・「ニンテンドー3DSカメラ」に3Dムービーの撮影機能が追加
・『すれちがいMii広場』に「すれちがい伝説II」やパネルの追加
・「ニンテンドーeショップ」を、より快適に
今になって動きがありませんでしたので、おそらく延期するかな~とは思っていました。
慌てず騒がず、待つことにしましょう。

●= “7SPOTでDS”キャンペーン第1弾は『NEWラブプラス』! 東京23区内のセブン-イレブン対象店舗で体験版を先行配信 =●
※“7SPOTでDS” = 『NEWラブプラス』のキャンペーンサイト
東京23区のセブンイレブン限定で、3DS『NEWラブプラス』関連のキャンペーンが3種類展開されます。
あ、東京23区であっても実施されていないセブンイレブンが一部あるそうなので、ご注意ください。
・『NEWラブプラス』スタンプコレクション = 12月1日(木)~12月21日(水)
※ニンテンドーDSでも利用できます。
・『NEWラブプラス』体験版配信 = 12月8日(木)~12月21日(水)
※プレイできるのは30回までです。
・『NEWラブプラス』オリジナルプリペイドカード = 12月8日(木)より販売開始
本来なら全国展開すればいいのに…とか思ってしまうわけですが、まあ、実験的な部分もありそうです。
発売日が延期して残念な思いをしている東京のかたは、せめて体験版でも楽しんでみてはいかがでしょうか?
なお、『NEWラブプラス』は2012年2月14日に発売予定で、価格は6,980円(税込)です。

●= スクウェア・エニックス メンバーズ、国内会員数100万人突破 =●
※「スクウェア・エニックス メンバーズ」トップページ
サービス開始して6年4ヶ月での達成となります。ちなみに世界累計では約210万人とのことです。
最初はポイント集めて景品と交換するという、いわゆる「クラブニンテンドー」と同じ感じでしたが、現在はどちらかというとコミュニティの存在が際立っている印象です。私は、コミュニティのほうは利用したことがありませんけどね(苦笑)
とはいえ、ポイントを登録して景品をいくつか頂いたので、感謝はしています。今後も、どうぞよろしく。
ところで、「クラブニンテンドー」の現在の会員数って、どれくらいなんでしょうかね?