ルーフトップ・コンサート パロディ編 | Get Up And Go !

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前回記事「スリー・ディグリーズ」は思いのほか好評だったようです。
(御礼 m(__)m 音楽記事ランキング1位)

1月30日は、ビートルズがロンドン・アップル社の屋上で、いわゆる "ルーフトップ・コンサート" を行った日です。
2016年1月14日に 「ルーフトップ・コンサート 総集編」として記事にしています。今回は題して 「ルーフトップ・コンサート パロディ編」 として記事にしました。




THE RUTLES / Get Up And Go
ラトルズはビートルズのパロディ・バンドです。パロディって、モトネタを熟知していないと楽しめないんですよね。この人たち、ビートルズをおバカに、でもまじめに演じています。78年ごろだったか、番組名は忘れたのですが東京12チャンネル (現テレビ東京)で観たのが最初です。東京12チャンネルは、アメリカやイギリスの音楽番組をよく放送していました。安価だったのでしょう。 テレビ東京は昔から独自の路線を歩んでいたテレビ局なんですよね。

初めて見た時の笑撃! 最高にカッコ悪いビートルズだ! 今思い出すと、マイナー感が東京12チャンネルの雰囲気と合っていたというのもあります。このバンド、モンティ・パイソンでお馴染みの、自虐的でブラックな英国流のユーモア感覚があって、時にそこに違和感を感じる時もあるのですが。

というわけで、ルーフトップ・パロディの「Get Up And Go」です。 本ブログと同じタイトルですが、この曲から取ったものではないという事は断じておきます。
前にも言ったけど (-_-メ)






斉藤和義 / ずっと好きだった
ビートルズ・フリークのアーティストって、基本的にそれだけで信じてしまうところあって、そんなわけで斉藤和義は好きです。 ライヴに行ったりする熱心なファンと言うわけではありませんが、アルバムが出ると聴きますね。

この曲のPVは、ルーフトップ・コンサートのパロディ、と言うかオマージュです。もう12年も前の曲ですか。化粧品のテレビCMにも使用された曲ですが、テーマは同窓会なんですね。本人の 「ビートルズがずっと好きだった」 という思いに引っ掛けているわけです。斉藤和義はポール・マッカートニーを演じています。 ちなみにジョン・レノン役はリリー・フランキーです。最後のエンドロール風のキャスト、スタッフ紹介が洒落ていますね。

同窓会で、昔好きだった女の子に 「ずっと好きだった」 と打ち明けるというのは、テレビドラマなどではありがちな場面ですが、残念ながら僕には経験ありません。テレビCMで話題となったのが、石川秀美、伊藤つかさ、河合その子、荻野目洋子、かつてのアイドルたちが素敵に年を取られて登場する映像です。 ちなみに、個人的に "ずっと好きだった" のは伊藤つかさです。 好きな曲は 「少女人形」 ではなく 「横浜メルヘン」 ね。くすぐったい青い春です (*^^)v





THE BEATLES!
最後は本家の登場ということで。
一昨年、約8時間のビートルズのドキュメンタリー映画 『ザ・ビートルズ:Get Back』が配信で公開されました。 映画館で観れなかったのは残念なのですが、感動しました。というか感涙ですね。 やはり最後のルーフトップのノーカット完全版はよくやってくれた!という感じです。

昔、映画館で『レット・イット・ビー』の、ルーフトップ・コンサートを観たのを思い出しました。中学1年のお正月に、ビートルズ・ファンに洗脳した弟を連れて ビートルズ特集3本立てを有楽町の映画館に観に行ったんですね。『レット・イット・ビー』は、雰囲気の暗い映画だったので、途中眠くなったのですが、パッと目が覚めたのが最後のルーフトップの場面です。ジョンとポールが笑顔で顔を見合わせて歌う場面は、あの時の映画館の雰囲気と共に、はっきりと脳裏に刻まれています!