4周年! "Get Up And Go" ベスト・イレブン   | Get Up And Go !

Get Up And Go !

音楽を中心に、映画、文芸、スポーツ など・・・。

より高く! より深く! けれど優雅に・・・ 冗談も好きなんですけどね (*゚.゚)ゞ






結束のイレブン なでしこジャパン! 日ノ丸


 この6月で、ブログを始めて4年になります (途中一度退会し、2カ月ほどの休みを入れましたが)。 今回は、その4年間で積み重ねた記事の中から、アクセス数云々ではなく、あくまで自選によるベスト・イレブンを選んでみました。 忘れ去られてしまったような古い記事中心で、ごく最近のものは外していますが、"作品" としての記事としては自分で納得度の高いものばかりです。すべての記事を読んでくださいとは言いませんが、タイトルを見て 「これは面白そうだ」 と思ったものだけでも。 ベスト3あたりは特にすすめます。

こういったブログなので、私的なことはなるべく書かないようにしてきましたが、今回は記事に関する思いを絡めながら、雑感その他少しばかりあれこれと (o^-')♪



ヤン・ホサカの音楽漂流記 (2011. 6 ~ 2013. 1)
GET UP AND GO ! (2013. 3 ~   ) 

自選記事 ベスト・イレブン (10 プラス 1) と言うことで。 一応3位までは順列を付けましたが、あとは順不同。 その時の気分で変わるものですから。 でもベスト3までの記事は動かないかな。 それにしてもリンク張るのって意外と疲れる (;^_^A タイトルをクリックして読んでね☆  

1位  ウィズアウト・ユー  クラッカー
世界一悲しい名曲。 それが「ウィズアウト・ユー」。 とても短い文章ながら、無駄のない完璧な文であると自分でも思います。 この記事は2011年、ブログ初期のもの。音楽紹介記事としては、結局この記事を超えることができていない。文章の技術を積み重ねることによって、出来なくなってしまうこともあるんですね。 ピートとトムによって作られたこの悲しい名曲を、こんなふうに記事にして多くのひとに聴いてもらえただけで、音楽ブログとしてはもうほとんどを達成してしまったと言えるのかも・・・。

2位  聖地リーズ .musiclove 
これは音楽体験と言うより、もう人生経験と言えるものです。 自分の中では大きな財産になっています。 それまでブルースという音楽は、レコード・CD、あるいはビデオの中だけの世界でしたが、帰国後CDから聞こえるブルースはそれまでと違ったもの、もっとリアルなものとして入って来るようになりました。

3位  真夜中のオアシス 三日月
この曲、すごく好きなんですよ。 僕にも、必死に曲作りをしていた時代があって、その時にこの曲を聴いて 「一生で一曲、こんな曲を作れたらなぁ。 音楽の神様、どうかお願いします」 なんて思ったことがあったのです。ポップ感とジャジーなおしゃれ感が、絶妙にブレンドされています。それをマリア・マルダーがあの声で歌うわけで。 ただただ ため息・・・ とても大切な、宝物のような個人的な思い出も絡んでいます。





ふり返る形として、なぜ4年なのか? 現在カナダで行われている女子サッカーのW杯が、ちょうど4年前にも行われていたからです。 「そういえばあの頃だったよなぁ。 なでしこたち頑張って優勝したんだよなぁ・・・」 と、ブログを始めた頃の記憶と重なるのです。 あの優勝は、震災で傷ついた日本人に多くの励ましと勇気を与えた、と言われましたが、その時のことで凄く印象に残っているのは、敵として戦ってきた相手国の選手が 「負けたのは悔しいけれど、優勝したのが日本で良かった」 と言っていたことです。 ドイツでの大会でしたが、多くの観客も日本の優勝を祝福してくれたのを思い出します。

2011年という年は、東日本大震災で多くのひとの命が失われた年です。そのことはブログを始めたきっかけ、と少し関係していることです。 あの震災は日本人の心に変革をもたらしたと言われているでしょ。

心の離れていた家族が絆を取り戻した、とか。駆け込むようして結婚をするカップルが増えた、とか。 ああいったことが起きれば、「自分にとって本当に大切なひとは誰なのだろう。 大切なことは何なのだろう」 と誰もが考えるわけですから。

で、いささか強引ではありますが、僕自身も何かを考えていくつかの行動を起こしたわけですが・・・。残念ながら、結婚を考える対象はいなかったわけで。 子孫も残せていないし。 でもこれはもう身から出た錆というか、ずっと勝手放題やってきたツケというか、どうしようもないことです。

でもやっぱり考えてしまったんですね。 「ここで今東京に大震災が起きたら、俺は何も残せず、ただの音楽バカでシネ・マッドの阿呆として、倒れてきた棚にある膨大なCDと書籍に埋もれてひとりで朽ちていくのか・・・。」と。 (ノ_・。)





尾崎 豊が飛んだ日
本ブログでは、間違いなくロングラン・No.1記事です。 アクセス解析などを見ると、現在でも常にアクセスされています。 普通に 「尾崎豊 日比谷野音」 で検索すると、上から2番目3番目あたりに出てきたりします。 あの伝説のライヴを記事にしたものはいくつかありますが、僕もあの事件の証人のひとりです。 ところで、家入レオという若い女性シンガー・ソングライターは(このひとは好きです)、今年のコンサート・ツアーを、彼女の憧れである尾崎豊の聖地のひとつである日比谷野音からスタートさせたそうです。

青春の輝き
カーペンターズ。 どうしても胸の痛みを覚えます。 別人のようにやせ細ったカレンの写真を見たときのショックは、ちょっと言葉にできません。 そのとき初めて、カレン・カーペンターがずっと深い悩みの中にあったということを知りました。そして「青春の輝き」という曲に、どうしても深い意味を見つけようとしてしまいます。 この記事もロングラン記事。 少しずつですが、読まれ続けているようです。

2014 5. 31 吉祥寺の "ラスト・ワルツ"
バウスシアターは80年代、吉祥寺に住んでいた頃、よく通った映画館。 映画館の最後に立ち会うのって悲しいことなのだけど、最後となれば行かないわけにはいかないでしょ。 今もたまに吉祥寺に行くとバウスの跡地に足が向いてしまうのです。 館はすでに跡形もなく取り壊され、そこには夢のかけらも見当たらないさら地があるだけ。 つらくなるだけなのにね。

ザ・サンデイズ
90年代初頭に現れたUK・ギター・ポップ・バンド。 サンデイズのような、俗っぽさをまったくと言っていいほど感じさせないバンドって、あれ以来出会っていないような気がします。ハリエット嬢、可愛くて美しかったですね。




僕は子供の頃から、絵を描いたり、楽器を弾いたり、文章を書いたりとかすごく好きでしたが、文章に関しては 「歳を重ねて、書くに値することが自分の中に形成されたら小説という形にしよう」 と20代の頃に決めたこともあってあまり書かずにきたのです。

と言っても、店のフリー・ペーパーにアルバム評を書いたり、商品に貼り付けるコメント・カードを書いたり、あるいは音楽雑誌に評論を寄稿したりとか、そういったことはずっとやってきたので、文章を書くという行為の下地は出来ていたんですね。 で、「何かを形として残すぞ!」 の決意のもと、小説を書き始め、聴いてきた音楽 観てきた映画を中心にしたブログも始めた、というわけです。

ところで、このブログをずっと読んできてくれた方はわかると思うのですが、僕の文章は、10個の文章をひとつの文章にぎゅっと濃縮してしまうような書き方なので、短編向きなんですね。それが 「濃い」 とか 「深い」 とか言われる所以だと思うのですが、小説のほうは長編を書いています。 だからなかなか進まないのです。 そりゃそうですよね。 長編の場合は、1個の文章を10個にもしてイメージを広げていくように書いてくわけで。 真逆にも思えることを、同時進行で行っているので、時々頭が壊れます。 仕事に支障が出ることも。 困っています (・・;)、



抱きしめたい
異色のビートルズ映画です。 スピルバーグが総指揮にあたっただけあって、よく出来ているし何しろ面白いです。この映画は、ナンシー・アレンのあのシーンに尽きるでしょう。

爆笑! ジミー・ペイジ伝説
この記事。 悪ノリし過ぎたかな とは思っていますが、ウケたようです。 実は "リッチー・ブラックモア 若ハゲ伝説" とか "フレディ・マーキュリー お化けなすびの伝説" とか、そういうのもやろうかと一応は考えたのですが、やめました。何事もやりすぎはいかんですよね。 (^_^;)

Tokyo City は風だらけ
今は普通の役者である石橋凌も、あのときは特別なロック・シンガーでした。 初期のARBって本当にかっこ良かったんですよ。 僕がこれまで見た日本のロック・バンドの中でも、初期のARBとルースターズのカッコ良さって特別なもの。ルースターズもそのうち記事にしなければなぁ。

『番外編』 ニコニコ
親友 K
すべての記事の中で、これだけは皆さんと同じような、普通に日常を綴った普通のブログです。どうしても書き残しておきたかったのです。
最近は、偶然に思えることでもそれは必然だと考えるようになりました。 今年の2月にも、10数年ぶりの再会となる友人と、新宿でバッタリ会いました。僕はどこの宗教にも属していませんが、そういう事ってひとつの "示し"、何かのサインなのではないかと思うようにしています。 それを感じたときには、自分の意思に基づいた行動よりも、自然な流れを優先させて行動するように心がけています。




PILOT / Get Up And Go (1977)
本ブログのテーマ曲です(勝手にそう決めたわけですが)。 空の色って、青ければ青いほど悲しくなったりしませんか。 この軽快なポップ・ソングにそんな悲しさを感じ取ることが出来るひととは、きっとソウルメイト。



長くなりましたが、ありがとうございました。 記事の中で気に入ったものがあったら "いいね" してくれるとありがたいです(今後の参考にします)。 またそちらへのコメントも歓迎します。 実はブログのほうしばらくペース・ダウンしようかと考えています。 これ以上ペースを落としたらどうなってしまうんだ、という話ではあるのですが。

秋に仕事関連の重要な資格試験が控えていたり(私、一応普通の勤め人)、いいかげん小説も完成させなければいけないし (目指せ!夢の印税生活)、私生活でもいろいろとあるもんで (*v.v)。

と言っても、書き始めると止まらなくなり、気が付くと朝までPCの前に・・・なんていつもそうなってしまうんですけどね。 やっぱり 『ぐだぐだ言わんと、目を覚ませ!そして行け!』 ってことですか。 グッド!


Get Up And Go !
より高く! より深く! けれど優雅に・・・
冗談も好きなんですけどね ☆




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サッカー女子W杯 2015
アメリカは確かに強かった。 でも、なでしこたちはここまで本当によく頑張ったと思う。 パスでつなぐサッカーは、仲間を信じて戦うなでしこのサッカーを象徴するもの。目の肥えた海外のサッカー・ファンからも 「美しい」 と評価されるそのスタイルを、日本人としてとても誇らしく思う。 絶対に勝負をあきらめないで戦う美しい姿は、多くの人に勇気を与えたと思う。 そのスピリットは次の世代に受け継がれていくものと信じます。

なでしこジャパン、準優勝おめでとう!