徴用工の判決が出た。訴訟に持ち込んだ者の訴えを認めた形で日本国にその責任があるという結論だ。
1945年8月日本はポツダム宣言の受諾を宣言し、翌月9月2日、戦艦ミズーリの艦上で連合国と日本との間で休戦協定を結び敗戦が確定した。大陸に住んでいた民間人、軍人は帰国を急いだが、ソビエト、中華民国、朝鮮の人から非人道的な扱いを受け帰国を果たせなかった者が相次いだ。
日本の統治が終了して朝鮮半島はアメリカが軍政を敷くが、ソビエト連邦が徐々に南下して影響と勢力を広げる。1948年9月、ソビエト連邦の勢力の元で北朝鮮が独立。翌10月、アメリカが軍政を終了させて大韓民国が独立した。
1950年6月、朝鮮民族の分断国家である北朝鮮と大韓民国で半島の主権をめぐり金日成率いる北朝鮮が北緯38度を越えて南に侵攻し国際紛争が勃発。1954年7月に停戦が結ばれ、現在に至る。この休戦までを朝鮮戦争と呼んでいる。
韓国で教えている歴史はこれと大きく違っている。1945年から帰国をする日本が朝鮮半島にとどまり、朝鮮人に対して数々の横暴を繰り返した。これを一掃するために韓国戦争が1950年に起こり、これが1954年に韓国が日本に勝利し、半島から日本人を一掃し、1910年に始まった日本による統治は韓国戦争に勝利することで完全に主権を取り戻した。「朝鮮戦争」とは呼ばず「韓国戦争」と呼び北朝鮮と戦ったとのではなく、日本と戦ったことになっている。
日本人による朝鮮人が受けた多くの被害はこの「韓国戦争」終結迄の間にもたらされたものであるとされており同じ民族である北朝鮮は日本からの主権を取り戻す過程でソビエト連邦と中華民国の 、アメリカ合衆国の覇権の攻防の中で取り決められたものであり、同じ民族同士は自らの意思で諍いは起こして分断したのではなく、当時の事情で分断させられたものである。それも日本人を一掃するためにやむなくその結論を受け入れたに過ぎない。
このような歴史を教えられてきた多くの者にとっては日本の反省や1965年の協定に基づいて「経済支援」の名目で受け取った当時の国家予算を越えた金は補償の一部でしかない。日本がこの金で朝鮮人に対して行ってきた主権侵害と悪行の補償は終了していると言うのはあまりにも日本にとって都合がよく、早計であると思い込んでいる。1965年の当時、国交を結ぶために当時社会事情もあり、韓国が折れた形をとったに過ぎない。下手な交渉をするくらいなら今回の件は100%韓国に責任があり、韓国政府自身が解決しないといけない問題だと言い続ける方が良い。
その請求権を国際的に正当化するために、日本国が法廷の結論を受け入れなければならない。これが慰安婦、徴用工の人道的な裁判の本質であるが、実際に争った内容は個人の名誉の毀損である。
特に北に親派の多い韓国の野党がその立場を取っているのはやがて北と日本が国交を樹立する際に北を有利に導き、北に半島を統治させたいのが理由なのだろう。日本から受け取った朝鮮人のための金は韓国が北朝鮮に支払う金を含んでいたが、既に韓国が使い果たしてしまっているからでもある。彼らの多くが望むのはアメリカ軍の撤退と日本からの金である。過去の正しい歴史を受け入れることはあり得ない。
これに対して力のない議員が韓国相手に行動しない方が良い。揚げ足を取られて付け込まれるだけで問題の解決からまた遠ざかるだけだ。
日本と韓国が何か協力し、勇気ある行動しないといけないような発言が判決後に聞こえてきた。大統領は司法の出す結論を尊重すると言ってから口を閉じている。韓国の司法は政府の下部機関に過ぎない。判決を出す者の半数は現在の大統領になってから大統領の指名に基づき任命された者である。反日の国民が今度の判決に喝采を送るのは、政府の姿勢として日本を否定する意図が明確になったからに過ぎない。これで安心して歴史で教えられてきた通り日本を蔑み上からの態度で何事にも当たることが許されたと思っているからだ。






