四半世紀ほど前だったか、ポストの男(40過ぎ)女(30前!前職はスチュワーデス)の記者と文春の記者とよく歌いよく話した時期がある。大体午前様になって店に入って来て2時~3時ごろまで座って飲んでいく。その割に持っている金はいつも少なかった。
ネタを持ち込んで来た女性をそのポストの2名が1ヶ月ほど都外の某所に匿ったことがあった。自腹だったそうだ。後日色々裏話を聞いていて何故そこまでやるのかと聴くと
「本当の事は誰だって知りたいでしょう?」
という答えが返って来た。
「今一人にすると真実は見えなくされてしまうってこともあってね」
組織は商売を優先し、その体質が染み渡っていて、都合良くネタを使ってしまう。彼らはおそらくフリーの記者だが自分達の行動とその矜持は、
「真実を紐解き媒体を通して一般に伝えること」
に重きを置いていたように聞こえた。
今は根拠のないことにまでもっともらしいストーリーを付けて組織ぐるみで報道する。また、本当の事を知らせないように書いたり記事を揉み消したりする。記者自身も、編集部との関係も変わったのだろうか。記者も食っていけないのだろう。
退職を間近にリークする者もいる。退職してネタを売り込む輩もいる。それに対してネットが次々と真実を暴いていく。そんな時代となり、闘う戦意を消失してしまったのだろうか。
スパイがどうだ、Chinaから金が…ということも有るだろうが、組織に巻き込まれ、金を得ることしか考えない個人に大きな原因があるように思える。
金に執着すれば不自由が待っている。諦めれば得られる自由もある。
