「 MOKICHI TRATTORIA 」(※1、※2)
トラットリアとあるのでイタリアンレストランです。(笑)
入口の扉を見て、これは「かなりの古民家だニャ♪」と思いました。
店内に入ると外観からは想像できない斬新さすら感じさせる空間が目に飛び込んで来ます。
でっ、外観とのギャップに意表を突かれてます。
しかも、あまりにも広々とした空間があり、「立派すぎる古民家だな!」と、これも想定外でした。
単に古民家を移築したのではなく、古民家のリノベーションも兼ねて移築したため1年かけたと自負する意味はそこにあるのかも知れません。
『築450年という古民家を移築した建物』(※2)なので「かなりの古民家だニャ♪」と感じ取ったのはあたってました。
また、鎌倉で常盤山文庫(※3)として使われてきた古民家であったことはともかく、武家屋敷だったそうだから店内が広々として「立派すぎる古民家だな!」と感想をもらしたことも合点がいきました。
ちなみに、移築とは『建築物を解体して他の場所へ移し建て直すこと。』(デジタル大辞泉)であり、リノベーションとは『既存建物を大規模に改装し、用途変更や機能の高度化を図り、建築物に新しい価値を加えること。』(大辞林 第三版)である。
「 MOKICHI TRATTORIA 」の前にはテラス席があり、そこでも食べれるのか、ふた組のペアがいました。
暑すぎない良い天気だったので、木漏れ日の中でのランチはさぞ気分がよさそうに思いました。
テラス席は屋上にもあり、白いパラソルが見えましたが、どれもたたんだままにあったので、その日は使われていないようでした。
こんな過ごしやすい良い天気だと屋上のテラス席の方が良さそうに思えました。
「 MOKICHI TRATTORIA 」の手前には『大正時代の酒の道具を収納していた土蔵倉』(※2)をリノベーションした「 mokichi baker & sweets 」があり、ベーカリースイーツの他に日本酒やビールも売られています。
その手前には『東北地方の古民家(築200年)を移築』(※2)した「 mokichi wurst cafe 」があり、ランチだけでなくいろいろとお買い物やらお茶を楽しむことができます。
同じ敷地内になりますが、「蔵元料理 天青」と「okeba gallery & shop 」もあり、こちらも楽しめそうです。
「 MOKICHI TRATTORIA 」ではモキチコース(3,980円)や平日限定ランチコース(2,480円)というコース料理がありましたが、気楽に食べたいのでお手頃価格のランチセットメニューから「旬野菜の菜園風トマトソースパスタ」(1,630円)をチョイスしました。
でっ、『敷地内の工房からビール、日本酒はもちろん、パン、スイーツ、生パスタ、ピッツア、ハム・ソーセージ等、出来立てをその場でお楽しみいただけます。』(※2)ということから、湘南ビール「ピルスナー」(ロング:960円)を注文しました。
↑の画像はランチセットメニューについてくるサラダとパンですが、サラダは盛りだくさんで美味しく、パンも美味しかったのが、嬉しかったです。
これは花びらの色がカラフルで「いったい何なの?」って注文した本人がビビッてしまいましたが、これはランチセットメニューとは別に注文した「鮮魚のカルパッチョ ビーツソース」(1,380円)です。
湘南ビール「ピルスナー」のおつまみにカルパッチョでもと軽い気持ちで注文したところ、こんなにも目にも鮮やかなひと皿が登場するとは思いもしませんで焦りました。(爆)
テーブルに2種類のオリーブオイルがあり、使い慣れてる緑がかったバージンオイルをかけましたが、やや橙系の色合いのオリーブは何だったんでしょうか。
これが「旬野菜の菜園風トマトソースパスタ」になります。
トマトソースがいっぱいあるものと思っていたら、トマトソースはさほどなく具沢山なのが、意外でありました。
それもパスタが思ったよりも太めであったものの、もちもちっとして美味しかったことも意外でありました。
もう一度、味を確かめながら食べてみたい気もします。
ランチセットメニューについてるデザートと珈琲です。
セットメニューとは言え、”1,630円”であんなサラダやパンを出した上に、しっかりとデザートまでついてくるのだから、これは凄いことではないかと思いました。
都内で、このランチ内容であったら2,000円以上、払わされそうな気がします。
レストランの名前は「 MOKICHI TRATTORIA 」ですが、その「 MOKICHI 」(もきち)の意味は「何だろっ?」と思いながら、これらの飲食店等を経営する「熊澤酒造株式会社」を調べていたらピンと来ました。
ボクの思い込みですが、「熊澤酒造株式会社」の代表取締役は「熊澤茂吉」というお名前なのです。
つまり、その下の名前「茂吉」(もきち)のことではなかろうか?と…
ちなみに、「熊澤茂吉」というお名前は実は代々”襲名”していたことからピンと来たのです。
『湘南に残された最後の蔵元』(※3)
そのキャッチフレーズに好奇心が湧いてしまいますが、日本酒の醸造会社がビールに手を出し、レストラン(イタリアン)やベーカリー&スイーツなどに事業を広げているというのは面白いものだと興味津々になりました。
『熊澤酒造は明治5年に創業して以来、湘南の風土が生み出す、手作りの少量生産による良質な酒を造り続けています。』(※3)
とあるように現役の醸造会社なのです。
でっ、ホントは日本酒(冷酒)を飲みたかったのですが、次回の楽しみにしようと思います。
ちなみに、4つの「天青」がありまして、飲み比べをしたかったのでございます。(爆)
「雨過天青」 純米大吟醸 山田錦
「千峰天青」 純米吟醸 山田錦
「吟望天青」 純米酒 五百万石
「風露天青」 特別本醸造 五百万石
『「天青」とは、中国の故事にある「雨過天青雲破処」という言葉からとったもの。我々もその幻と言われる「雨過天青青磁」のような、突き抜けるようなすずやかさと潤いに満ちた味わいを目指して参ります。』(※3)
そんな意気込みで造られた日本酒ってどんな味わいなんでしょうねー。
※1 モキチ トラットリア 香川
https://mokichi-trattoria.owst.jp/
※2 MOKICHI TRATTORIA
http://www.kumazawa.jp/mokichi/trattoria/
※3 熊澤酒造株式会社
※4 常盤山文庫
<神奈川県>
「クイーンアリス」(その1) みなとみらい21(神奈川県) 2007.4.15
https://ameblo.jp/seasky-sun/entry-12508159472.html
「クイーンアリス」(その2) みなとみらい21(神奈川県) 2007.4.15
https://ameblo.jp/seasky-sun/entry-12508475270.html
「クイーンアリス」 みなとみらい21(神奈川県) 2011.7.30
https://ameblo.jp/seasky-sun/entry-12516522254.html
「磯料理 きむら」(その1) 江ノ島(神奈川県) 2016.5.21
https://ameblo.jp/seasky-sun/entry-12498140721.html
「磯料理 きむら」(その2) 江ノ島(神奈川県) 2016.5.21
https://ameblo.jp/seasky-sun/entry-12498143385.html
「こ寿々」 鎌倉市(神奈川県) 2016.5.21
https://ameblo.jp/seasky-sun/entry-12498161646.html
「鎌倉山」 鎌倉市(神奈川県) 2017.7.12
https://ameblo.jp/seasky-sun/entry-12516529088.html
「三上農園」 横須賀市(神奈川県) 2017.8.6
https://ameblo.jp/seasky-sun/entry-12516529362.html
「鮮味楽」 三崎漁港(神奈川県三浦市) 2017.8.6
https://ameblo.jp/seasky-sun/entry-12516529343.html
「小田原ひととせの雪」 小田原市(神奈川県) 2018.7.15
https://ameblo.jp/seasky-sun/entry-12494817312.html
「一夜城 ヨロイヅカファーム・レストラン」 小田原市(神奈川県)2018.7.15
https://ameblo.jp/seasky-sun/entry-12496171642.html
「 MOKICHI TRATTORIA 」 茅ケ崎市(神奈川県) 2018.10.22
https://ameblo.jp/seasky-sun/entry-12512973269.html
「魚見亭」 江の島(神奈川県) 2019.6.26
https://ameblo.jp/seasky-sun/entry-12497224391.html
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