第72回国民体育大会・バレーボール競技中国ブロック大会第２日結果

2017.8.20 第72回国体中国ブロック大会第２日決勝戦岡山県vs広島県・試合開始前握手に向かう選手の皆さん

さあ、第７２回国民体育大会・バレーボール競技の中国ブロック大会の第２日です！！

今日は、第１試合から、岡山県代表の岡山シーガルズが登場しますね。

今日で国体本大会の出場チームが決まることになりますが、我らが岡山シーガルズは、勝ち抜いてくださるものと期待します！！

今日も結果はメモしておきます。

なお、第７２回国民体育大会・バレーボール競技中国ブック大会の概要については、以下の記事に整理しています。

「第７２回国民体育大会・バレーボール競技　中国ブロック大会　概要」
https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12283520338.html
「第７２回国民体育大会中国ブロック大会　岡山シーガルズ登録メンバー１２名！！」
https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12300873867.html

また、関連記事して、以下のものがあります。

「第７２回国民体育大会・バレーボール競技　各ブロック大会　概要」
https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12284507298.html

（結果サイト）
http://www.hiroken-taikyo.jp/05/72_kokutai_sokuho/chu_bloc/schedule.html

第７２回国民体育大会　中国ブロック大会　第２日
広島グリーンアリーナ　Ｂコート

８月２０日（日）

第１試合　９：３０　岡山県（岡山シーガルズ）　３－０　山口県（チームやまぐち）

第１セット　２５ー１３

第２セット　２５ー１０

第３セット　２５－４

＊am11:04 岡山シーガルズ、危なげなくストレート勝利です！

第１セットの先発は、萌選手、川島選手、渡邊選手、吉岡選手、居村選手、高田選手、リベロ森田選手という構成で、結構かたく入りましたが、確か第２セット途中から吉岡選手に代わって金田選手、川島選手に代わって田口選手が入られ、第３セットは、そのままの構成で先発されたと思います。

いずれのセットも、終盤に、渡邊選手に代わって宇賀神選手、高田選手に代わって林選手が入られる二枚替えが行われました。

なお、今国体の登録では宮下選手がメンバーに入られていましたが、多分全日本の合宿のためだと思いますが、今日は不在で、代わって宇賀神選手が入られていました。

この試合は、どうしても力の差はありますので、シーガルズとしてはやや調整的な試合になりましたね。

居村選手のクイック、ブロードが非常に有効でよく決まったほか、金田選手の剛腕アタックはほぼ１００%だったのではないかと思うくらいよく決まりました。

高田選手のトスは、試合冒頭は少ししっくりこない感じがありましたが、すぐに慣れられ、試合が進むにつれてよくなったと思いました。

この試合では、萌選手がいまひとつ乗り切れなかった感じでしたね。結構拾われる場面がありましたし、二度ほど相手のサーブに弾かれ、エースを献上する場面もありました。これはモチベーションの問題ではないかと思いますね。次の決勝戦ではまた全然違った感じになるのではないかと思います。

これで岡山シーガルズは、決勝進出です！

勝って、優勝を決めましょう！！

頑張れ、岡山シーガルズ！！！！

第２試合　１１：００　鳥取県（鳥取県選抜）　０－３　広島県（大野石油広島オイラーズ修正チーム）

第１セット　６－２５

第２セット　６－２５

第３セット　１２－２５

＊am11:36 第２セットが終わりましたが、今日の大野石油は、昨日とうってかわって元気溌剌、気合い充分で、躍動されていますね。

＊pm12:01 広島県のストレート勝利です。

第３セットは、大学組の３人全員が入られての勝利でした。

さあ、やはり広島県が勝ち上がってきました！！

今日は広島県は昨日よりも格段に気合いが入っています！

絶対に勝って、優勝しましょう！！

頑張れ、岡山シーガルズ！！！

第３試合　岡山県（第１試合の勝者）　３－１　広島県（第２試合の勝者）

第１セット　２５－１８

第２セット　１９－２５

第３セット　２５－１４

第４セット　２５－２１

＊pm2:20 第２セット、よもやの失セットです。レセプションが乱れまくりですね。

頑張れ、シーガルズ！！

＊pm2:45 第３セット取りました。ちょっとほっとしましたね。頑張れ！

＊第４セット、９－１０、またまた苦しい。これはやはり負けられないプレッシャーでしょうかね。頑張れ、シーガルズ！！！

＊第４セット、シーガルズが取り切り、勝ちました！！

よかったですね。結構ヒヤヒヤしました。雑感は後に。

＊pm9:51　ちょっと急な用ができてしまいましたので、試合を振り返った雑感は、明日以降になると思います。すみません！！

ちょっとヒヤヒヤしましたが、とにかく勝ちました！！

結果を見れば、３－１勝利！

まずは地力を見せた、順当な結果だったと言えますね。

非常によかったですね。

中国ブロック大会、優勝、おめでとうございます！！

国体本大会が、また大変楽しみです！！

＊2017.8.21am2:40　すみません、遅くなりましたが、今日の試合の雑感です。

この大会は、毎回勝てると思って観戦に臨むのですけど、いざ試合が始まってみると、結構ヒヤヒヤすることが多いですね。

とにかくシーガルズとしますと、ここは絶対に負けられない試合ですし、しかも持てる力をそのまま発揮できれば必ず勝てるはずだと思うだけに余計に、かかるプレッシャーは大きいです。

しかし、終わってみれば、３－１勝利。

今年もまずはそうした重圧をしっかりと跳ね除け、優勝を果たすことができて、本当によかったですね。

その結果は、本当に素晴らしかったです。

少し試合を振り返ってみますが、今日の広島県代表の大野石油広島オイラーズは、昨日からすれば、全然違ったチームであるかのように、気合が入っていましたね。

国体女王のシーガルズに対して、何とか一泡吹かせてやろうという意気込みに満ちていました。

そのガッツは、お見事でしたね。

具体的な試合経過を追ってみますと、今日のこの試合は、第１セットは、前衛左から、
渡邊選手、川島選手、金田選手、
吉岡選手、居村選手、宇賀神選手、リベロ森田選手
の７名で入りました。

これは、今日の第１試合の山口県戦での選手の皆さんの調子（金田選手、居村選手が非常に好調で、萌選手が幾分リズムに乗り切れていなかった）をみた結果だったと思いますね。

そして、このセットは序盤は少し競り合いましたが、中盤手前からシーガルズが抜け出し、どんどん点差を広げて、終盤手前では、１８－８の１０点の大差をつけてリードするに至りました。

このあたりまでは、吉岡選手や金田選手、渡邊選手の豪快アタックに、要所で川島選手、居村選手の小気味よいいクイックやブロードなどビシビシ決まり、すでに１８－８ですから、これはもう、このまま一気に今日はストレート勝ちで、ほとんど心配することなく決まるかと思いましたね。

ところが、このセット、広島県チームは、ここでコートに入った１２番の高良選手（広島大）がサービスエースを含む３連続サーブで流れを掴み、さらに２０－１３の場面から５番の吉本選手（この選手はチームサイトではリベロ表記になっていますが、本当にリベロが本職なのかなと思いますね）が再びサーブでシーガルズを崩し、ジワジワと点差を詰める展開となりました。

そして、一時は２１－１７の４点差まで詰められましたが、ここから再びシーガルズが踏ん張り、金田選手の連続得点などで、２５－１８と、結果的には一定の大差でこのセットを取ることに成功しました。

ただ、私は、今日の試合は、この第１セットに、１０点の大差をつけておきながら、その後、４点差まで迫られる事態を招いてしまったことが最もよくなかったように思いますね。

それまでは、この試合は若干楽勝ムードが漂うくらいの圧倒した展開でしたが、ここで追い上げを許してしまったために、シーガルズとしては少し焦りの気持ちが生まれたと思いますし、同時に、大野石油には、まだまだいけるという気持ちを芽生えさせてしまったように感じました。

そして迎えた第２セット、このセットも第１セットと同じメンバーで臨みましたが、このセットは、苦しい展開になりました。

やはり、第１セット終盤に少し追い上げを許してしまったことで大野石油を勢いづかせてしまった感があり、また、この試合絶対に負けられないシーガルズは、少しでも形勢が不利になると、どうしても固くなって選手の皆さんの動きが悪くなり、ディグや繋ぎが乱れる傾向がありましたね。

また今日の大野石油は非常に気持ちが入っており、粘りは十分で、なかなかボールを落としてくれませんでしたので、長いラリーなども、どちらかというと広島県に制されることのほうが多かった印象です。

そして、このセットは、７－９の２点ビハインドの場面からセッターが髙田選手に交代されて、すぐに９－９の同点とし、さらに大野石油のＴＯを挟んで、一度は１３－９の４点リードまで点差を広げましたが、ここから広島県の２番の長谷川選手のサーブに崩され、すぐに１３－１２の１点差となり、さらに広島県の１番北川選手のドライブサーブにも崩され、そのまま一気に１４－１５と、あっという間に逆転されるに至りました。

そして、ここからは互いに１点を取り合う激しい攻防となりましたが、１８－１９の１点ビハインドの場面からは、今度は広島県チームの５番の吉本選手のサーブで崩され、１８－２０の２点ビハインドとなったところで河本監督がタイムアウトを取られましたが、それでも流れは変わらず、吉本選手にサービスエースを喰らって１８－２１となった場面からは、山口キャプテンまで投入されて挽回を図ろうとしましたが、やや焦りの出たシーガルズは連繋が戻らず、結局、このセットは、このまま１９－２５で失うに至りました。

こうしてセットカウント１－１となった第３セット、ここはもう絶対に譲れない場面でしたが、このセットの開始前には、河本監督からも檄が飛んでいましたね。

そして、このセットは、前衛左から、
渡邊選手、川島選手、金田選手、
萌選手、居村選手、髙田選手、リベロ森田選手、
の面々で入りましたが、さすがにこのセットは、選手の皆さんの気合が入り、一気に広島県を攻め立てる展開に持ち込みました。

セット冒頭から川島選手のクイック　、渡邊選手の豪快クロス、髙田選手の右腕１本トスに反応された川島選手の見事な強烈クイック、萌選手の二枚ブロックの頭越しに叩き付ける剛腕クロス、居村選手の切れ味鋭いＣワイドなどよく決まり、また、セット序盤から中盤にかけては渡邊選手がサーブで相手を崩して、セット中盤には１４－４の１０点差をつけることに成功しました。

そして、このセットは、第１セットとは違って、シーガルズがそのまま気を緩めることなく一気に広島県の追い上げを許さず、結局、２５－１４の大差で、このセットを取ることに成功しました。

このあたりは、やはり地力の差を見せつける形になりましたね。

これで、セットカウントは２－１。

そして、このままの勢いで一気に決めたいと考えて臨んだ第４セットでしたが、このセットは、再びかなりヒヤヒヤする展開となりました。

このセットは、第３セットと同じく、前衛左から、
萌選手、渡邊選手、川島選手、
居村選手、髙田選手、金田選手、リベロ森田選手
で入りましたが、

セット冒頭から渡邊選手のクイック気味の見事な速い一撃に始まり、続けて渡邊選手、居村選手、萌選手、再び居村選手の４連続ブロックで５－０とリードする非常にいい入りになりましたが、ここで広島県のタイムアウトを挟んで相手の猛追を許すこととなり、相手レフト７番の吉里選手の豪快クロスなどでジワジワと点差を詰められ、中盤手前には、９－１０と逆転されるに至りました。

しかし、９－１０と逆転されたところで、河本監督がタイムアウトを取られ、このＴＯ明けから、今度はシーガルズが反撃に転じ、まずは金田選手のサービスエースで１０－１０の同点、続いて萌選手の絶妙フェイントで１１－１０とすぐに逆転し、さらに金田選手がサーブで崩して萌選手のダイレクトで１２－１０、ここで広島県がＴＯを取るも、相手ライトからのクロスがアウトで１３－１０と、一気にシーガルズの３点リードに持ち込みました。

そして、ここからはシーガルズが数点リードを保ったままで互いに点を取り合う攻防となり、１６－１２の場面からは渡邊選手のサービスエースと居村選手のブロックで１８－１２の６点差まで広げました。

ところが、これでもう安心かと思いきや、ここから再び広島県が反撃に転じ、一時は相手のサービスエースなどで、２０－１８の２点差まで詰められることとなりました。

このあたりは、まだ２点リードした場面ですが、とにかくこの試合負けられないシーガルズとしては、これだけでもプレッシャーがかかるのですよね。見ている私もヒヤヒヤドキドキで、会場内が暑かったこともありましたが、冷や汗も手伝ってか（笑）、私は汗びっしょりになっていました。

しかし、さすがに地力は一段上のシーガルズ、この最後の肝心要の場面では、相手の追撃を許さず、金田選手の豪快クロスや川島選手のキルブロック、萌選手の痛烈ストレート、渡邊選手のライン際を狙った絶妙フェイントで２４－２１とマッチポイントを掴み、そして、最後は、ラリーの結びに居村選手が強烈クイックを決められ、２５－２１でこのセットをシーガルズが取り切り、この大事な決勝戦に見事に勝利することに成功したのでした！！

いやぁ、よかったです。

全体的に見れば、力の差はあったと思いますが、シーガルズは、やはりレセプションが乱れますと、苦しくなりますね。

そのあたり、今日の大野石油はよく研究をしており、サーブも常に意図をもって狙って打っており、必ず勝ってやろうという意思がありありと見受けられました。

何度リードされても不屈の精神で反撃に転じる、そのガッツは素晴らしかったですね。

他方で、シーガルズの皆さんも、よく頑張られたと思います。

若手の選手の皆さんは実戦の場も少ないですから、どうしても重圧のかかる場面でやや混乱される場面はあったのではなかったかと思いますが、それでも強烈な気迫で真剣に勝ちに向かってきた大野石油を相手に、少なくとも冷静に対峙すれば文字通り相手を圧倒するだけの力があることを見せつけられましたし、結果としても、ここぞという場面では一歩も引かず、勝ち切る力を見せられました。

今日は、内定選手としてプレミアリーグの試合にも何度か出られた渡邊選手や高田選手のほか、吉岡選手や田口選手も何度か出場されて、特に吉岡選手は第１セットの冒頭など、連続得点を決められチームをリズムに乗せる役割を果たされました。

そうした新人の皆さんが、さらに試合を重ねて、チームとしてのまとまりがより一層出てくれば、どんどん強くなるだろうと思わせて頂けましたね。

さて、これで、今年も、岡山シーガルズは、岡山県代表として、第７２回国民体育大会、本大会に出場する資格を獲得しました！！

今年の国体は、１０月６日（金）から１０月９日（月）までの間、愛媛県の伊方スポーツセンターで行われます。

http://www.ehimekokutai2017.jp/kokutai/kyogi/seishiki/volleyball/

この１５年の間に１０度の全国大会優勝（他に３位が３回）を果たしている我らが岡山シーガルズです！！

https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12283520338.html

昨年の岩手国体では、惜しくも４位に終わりましたが、その前年の和歌山大会や前々年の長崎大会では、見事に優勝を果たしています！！

https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12206478546.html

https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12078791310.html
https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-11942029452.html

今年の愛媛大会では、再び優勝の栄冠を奪い返さないといけないですね。

その前には、この９月（９日（土）・１０日（日））に皇后杯の中国ブロック大会もありますから、また今の若いチームで実戦経験を積んで頂いて、ぜひ今年の国体では、必ず優勝を果たして頂きたいです！！