シネマイレージ007: ボヘミアン・ラプソディ
シネマイレージ、実は006があるのですが、多忙でぜんぜん書けないうちに次のものを観てしまったため、順番が逆になります。今回はあの話題作!
シネマイレージ007:
ボヘミアン・ラプソディ(監督:ブライアン・シンガー) ☆☆☆☆
バンド、クイーンの軌跡をヴォーカルのフレディ・マーキュリーを中心に描いた映画。世界中で大絶賛を浴びていますが、良いところとそうでないところがそれぞれありました。後者は、これは既に書いている人も多いのですが、曲の時系列が異なること。歴史を追っているはずなのに、明らかにそのタイミングではない曲が出てくるのです。さらに、ハイライトの効果を強調するために、クイーンの歴史を都合よく組みかえていると見られる個所も…
良いところは、もちろんクライマックスの「ライヴ・エイド」。「あの」曲の歌詞が全く異なる聞こえ方で入ってきて、かなりぐっと来ました。そして、フレディ(役の人)のパフォーマンスのカッコよさ!その後、本物のライヴ・エイドの映像をなんども観ています。ライヴ・エイド、私にとっては完全にリアルタイムなのに、ぜんぜん当時観た印象がないのは今となっては不思議です。話を戻すと、結局は、このクライマックスの効果を最大にするために、いろいろな「作りこみ」がされ、その過程で上記の点は二の次にされたのでしょう。初めてクイーンを知るような人には全く気にならないし、よく知る人もわかっているけれどそこは温かく見ているという印象です。もちろん、エンタテイメントとして大成功しているので、そこはさすがだと思います。
実はこの映画で期待していたことがありました。以前ネットで、「ボヘミアン・ラプソディ」の歌詞の新解釈を読んだことがあります。「ママ、俺は人を殺した」で始まる歌詞で、殺したのは「ストレート」な自分自身であり、自分は「ゲイ」であるということをしっかりと認知し、それに逃げずに生きていくことを宣言した歌詞である、という解釈で、かなり感銘を受けました。映画ではもちろんその描き方はされず、メアリーとの関係の推移の描写に関してもそこまでしっくりこないものがあるのですが、そう割り切れるようなものでもないし、これでいいのかもしれません。
11/10付 se2CHART Top 10
早くも11月。ビルボードイヤーも終わりに近づいてきました。
1. Boo'd Up –Ella Mai (←1) ** 5 weeks at no.1 **
2. Sit Next To Me –Foster The People (←2)
3. King's Dead -Jay Rock, Kendrick Lamar, Future & James Blake (←3)
4. God Is A Woman –Ariana Grande (←5)
5. breathin'- Ariana Grande (←7)
6. Trip –Ella Mai (←12)
7. February 3rd –Jorja Smith (←4)
8. Taki Taki –DJ Snake feat. Selena Gomez, Ozuna & Cardi B (←11)
9. Beautiful –Bazzi feat. Camila Cabello (←15)
10. High Hopes –Panic! At The Disco (←14)
1位は変わらずエラ・メイ。今回は磐石でした。
2位も変わらずでフォスター・ザ・ピープル。全曲聴いてみると1箇所面白いフレーズがありました。まだ1位にはほど遠そうですが、すぐ落ちることもない?
3位は変わらずでキングズ・デッド。これもSZAのウィークエンドと同様かなりの得点を稼ぎそうになっており、エラ・メイと合わせて年間上位は見事に三すくみになりそうです。
4位、5位はアリアナの2曲が順調にアップ。ところでアリアナ、アルバムに入っていないニュー・シングルの動きが絶好調で初の全米1位も獲れる勢いだとか。
6位はエラ・メイの次のシングルがTop10外から上昇。ほとんどブダップと似た感じですが、サビ部分など少しだけメロウさを抑えているかも。こちらもクセになりそうな曲です。
7位は4位からダウンでジョルジャ・スミス。この辺りR&B歌姫ばかりになっています。
8位はTop10外からのエントリーでタキタキ。DJスネイクといろんな人、でありまして、いかにもDJスネイクということ以外はまだあまり把握できてません!タイトルはFEFEとかZEZEに対抗している?
9位はこれもTop10外からでBazziの「マイン」に続くヒットで、カミラ・カベロをフィーチャーした曲。まさに“ビューティフル”なメロディーラインを味わえます。
10位はパニック!アット・ザ・ディスコの全米大ヒット中の曲。方向性を変えたり、メンバーが減ったりと紆余曲折を経てきた彼らですが、これが全米Top10に入るとファースト・アルバムからの"I Write Sins Not Tragedies"以来でしょうか。ファースト(私のオールタイム常連!!)の頃は長い名前の曲タイトルで有名でしたが、ずいぶん短くなったものです。
10/27付 se2CHART Top10
前回から1カ月空いてしまいました。仕事がかなり忙しいのに加え、休日にもいろいろ入ったことから開催できず。今回は、通常の全米・全英エントリー曲の対象曲が多いことから、アルバム・チャートからの曲が新たに対象となってはいません。
1. Boo’d Up –Ella Mai (←1) ** 4 weeks at no.1 **
2. Sit Next To Me –Foster The People (←5)
3. King's Dead -Jay Rock, Kendrick Lamar, Future & James Blake (←2)
4. February 3rd –Jorja Smith (←3)
5. God Is A Woman –Ariana Grande (←6)
6. Lost My Mind -Lily Allen (←8)
7. breathin’-Ariana Grande (←9)
8. Us –James Bay (←4)
9. Better Than That (←13)
10. Shine -Gabrielle (←15)
1位は変わらずエラ・メイ。会社で外が暗くなった後に設置してあるスマート・スピーカーでこの曲を流すと夜景に合ってすごくいい感じなのでよろこんでいたのですが、改めてうちで聴いてみるとそれほどのマジックはなく、今回はあまり勢いのない1位です。2位以下に対抗馬がいないこともあり1位を守りました。
2位に上がったのはフォスター・ザ・ピープル。なんとパンプト…以来の2位です。これもエラ同様夜景に映えたパターン。5位から2位という見た目ほどの勢いはないのでご注意ください。と言いつつも、1位を狙える位置にはつけています。
3、4位とも1ランクずつダウン。ジョルジャも夜景に映える系でした。というか、se2CHARTのTop25をランダムでかけて、結構どれも良かったんです。
5位にアップはアリアナのゴッド~。最初のイメージはそんなでもなかったのですが、しっかり上がってきています。逆に7位まできたブリージンの方が動きが鈍くなっています。
6位に少し戻したのがリリー・アレン。
8位にはジェイムス・ベイのUsがダウンです。」
ラスト2曲はTop10入り曲ですが、ともに懐かしい面々。9位はジェイムス。あのUK大ヒット"Sit Down"で有名な人たちで、se2CHARTでは90年代に"Born Of Frustration"と"Seven"が1位になっています。この曲は最新アルバムからの曲で、ヒットはしていないですがアルバム・チャートTop10の権利から上がってきてTop10入り。ちょっと彼らのかつてのヒット"Laid"の感じも思い起こさせられます。
10位はこれもなつかしい。''Dreams''が大ヒットし、その後も何曲かヒットを出した女性シンガー、ガブリエル。この曲もアルバム・チャートからのエントリー。"Dreams"系の曲で、非常にラジオフレンドリーになっています。
いつのまにか、アルバム・チャートからの曲がやたら増えています(4,6,8,9,10)。次回以降もう少しバランスとれるとよいのですが。