中年サラリーマンがF3C日本選手権に挑戦!

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2024年ルールで180度オートローテーションの内容が

地味に変更されています

 

 

新180度オートローテーションを正面から見た飛行経路図です

 

新180度オートローテーションでは

他の上空演技と同じ様に、

スタートコール後に10m以上の水平飛行を行い、

水平飛行中にホールドスイッチをONします

 

ホールドスイッチをONするタイミングに規定はありませんが

センター通過時にはモーターが停止していてオートローテーション状態でなければいけません。

また、センター位置から降下と旋回を開始しなければいけません。

そのため、

ホールドスイッチON後に若干ですが

降下せずに水平飛行をする必要があります。

 

インバーデッドアンブレラ終了後から

オートロ演技開始位置までのアプローチは、

ノーマルモードに戻して進入する方や

アイドルアップのまま速度を落として進入する方など

フライヤーによって様々です

 

選手権予選や選手権ではノーマルモードで進入する選手の方が多いと思います

中にはとてもゆっくりと進入する選手がいますが、

それではホールドスイッチON後に高度を維持した水平飛行が難しいと思います。

ホールドスイッチON後に水平飛行するには

ある程度の機速は必要だと思います

 

ちなみに私はアイドルアップ派です

センター手前4~5mでホールドスイッチをONしても

スティックをその位置で保持していれば惰性で高度が維持できます。

ワンポイントとして、

コンデションディレイを使って

ホールドのピッチにディレイをかける事をおススメします

スムーズに水平飛行から降下に移行できます

 

私はホールドのピッチのディレイに15入れてます

 

 

オートロ演技開始位置も皆さん色々で

高度は70mから高い方は100m以上

奥行きも60m~80m位だと思います

 

例えば高度100m、奥行き80mだとすると

操縦者から直線距離で約133mにもなります

 

目の前の10mと133m先の10mでは見え方が全然違って

オートロ演技開始時の10mはアッという間に通過する感覚ですね

 

着地直前の飛行経路と着地ポイントの採点方法も若干変更がある様です

詳しくはFAIのホームページに演技解説があります

オートローテーションの詳細はこちら

こちらをクリックすると詳細がPowerPointでダウンロード開始します

英文ですがアニメーションの説明なので解りやすいと思います

 

スタートコールのポイントも変更なので

大会でコーラーをする機会のある方も注意ですね

 

 

 

今回紹介したのはFAIのルールです

 

来週末から選手権予選が始まりますが

3月と4月に2024年度F3C審査員講習会が開かれているので

予選に出場する選手の方は詳細を確認しておいた方が

いいかもしれませんね

 

まずはF3Cクラスの結果から...

 

 

出場者が多くF3Cクラスだけで26名

東日本の予選並みの参加人数です

 

MBP JAPANの大会は選手権経験者はハンディがあり

成績は弟が2位、私が7位でした~(^^♪

 

 

 

当日の天気予報は曇り/夕方から雨

出発時の千葉の朝5時の空は予報通りの曇りです

 

飛行場には7時に到着

こちらも雲が厚く、ぽつぽつと雨粒が降ったり止んだり

既に多くの出場者が来て練習していました

広くて整備された綺麗な飛行場です

ありがとうございます!

 

私も開会式まで、

ホバリングの調整と静演技の練習

 

そして9時から開会式

雨は止み、少しですが晴れ間も見えて天気は大丈夫そうです

 

当日のコンデションは

ほぼ右風で時折前寄りに

風速は1~3m位

 

受付時にフライト順のくじ引きがあり、私は16番に

 

フライト中の私をブログ友達のコプターさんが撮ってくれました

ありがとうございます!

(画像はコプターさんのブログから拝借)

 

メイン機は年末からフルメンテでバラバラ状態のため

セカンド機で出場です。

 

今回の機体仕様は

機体      クエスト インパクション787

ボディ               Y’sファクトリー リファレンス

ローター    ファンテック 740

テールローター ファンテック 105×3

ジャイロ    フタバ CGY770R(内蔵受信機使用18chモード)

サーボ     フタバHPS-TC700×3 ラダーBLS276SV 

モーター    フタバ FMH-5355 Kv520

ブーリー    26T (ギヤ比 11.67)

アンプ     キャッスル TALON120A(内蔵BECを使用)

                        ガバナはCGY770内蔵ガバナを使用

バッテリー   VANT 5200 50C 6セル×2

プロポ     フタバ 18MZ

 

ローター回転数 ホバリング           1260rpm

        アイドルアップ 1  1700rpm

                       アイドルアップ 2  1700rpm

 

 

CGY770Rが来てからの練習日は

毎回終日調整で終わってしまい

演技の練習が出来ませんでした

そのため演技をパイからオートロまで

全部通してのフライトが出来ずに

大会がぶっつけ本番的な状態なってしまいました

特に静演技のスワローテールや上空のツーループスは

数えるほどしかやってないので不安でした

 

結果は案の定

ミスが多く納得のいくフライトではありませんでしたが

新型ジャイロのCGY770Rと新型モーターのおかげで想像以上の飛びが出来ました(^^♪

これでサーボをTC-701に替えてURモードにしたら

どれだけ良くなるか楽しみですね

 

 

 

大会中のスナップ

 

ゼッケン23

会場のムードメーカー(笑)

同じ千葉の嶋田さん

 

 

右から、島田 嶋田 下唐湊 下唐湊(笑)

 

 

弟の出番前のスターティングボックス

 

 

世界の鬼ちゃん!

いつも色々とお世話になってます

 

 

大会終了後に鬼ちゃんの世界3位機を

みんなでホバリングさせてもらいました

止まりも移動もスムーズ!

 

とても参考になりました

 

 

今回の大会には3Dフライトで有名な若い選手が数名参加していて素晴らしいフライトでした。

F3C予選にも出場するそうです

 

3Dは比較的若い方多いと思うので、

3Dの有名選手がF3Cをする事で若い方もF3Cやってみようと思ってもらえるといいなと思います。

F3C界の若返りと新しい風が入ることは良い事だと思います

 

中年の私も負けない様に頑張ります!

 

 

F3Cクラスのフライトの様子をTakao Air Hさんが

ユーチューブにアップしてくれています。

Takao Air Hさんありがとうございます。

Takao Air Hさんのユーチューブはこちら

 

 

フタバの土橋さんには新型ジャイロでアドバイス等を頂き

大変お世話になりました!ありがとうございます

大会関係者の皆様、出場者の皆様お疲れさまでした

遠方から来ていた方も多く、

沢山の方々と話が出来てとても楽しい大会になりました

 

やっぱり大会は良いですね~(^^♪

みなさんありがとうございました

またお会いした時はよろしくお願いいたします!

 

 

今年のF3C日本選手権の予選等のスケジュールが公開されています

 

RCヘリコプター委員会のサイトはこちら

 

私の参加する東日本予選

今年は参加人数が多そうで、

いつもボーダーギリギリ通過の私には

かなりの狭き門になりそうです(^^;

 

2024新演技になって初の選手権

しかも、CGY770Rやニューモーター

その他新アイテムの登場で

1点の中に数人が入る接戦の予感が...

 

ギリギリ通過から余裕の通過になる様に

しっかり調整・練習したいと思います!

 

 

今年の本選の会場は宇都宮になりました

開催時期も10月上旬から今年は9月下旬になり

少し早まります

 

 

そして、

クラブ対抗競技会の会場がユーポート木更津になりました~(^^♪

日時は10月27日(日)

 

今年は久しぶりの関東


クラブ対抗の会場は岐阜県など西日本方面が多かったですが、

関東近県から東北地区の飛行場でF3Cを飛ばしている方で、クラブ対抗に出たいけど、岐阜までは遠くて諦めていた方、


是非、参加してほしいと思います

クラブ対抗は3人1チームの団体戦です。

今から友人・知人を誘ってチームをつくって練習すれば

十分時間はあると思います

 

参加申込の詳細や受付は

9月下旬から10月上旬には案内が出ると思います

 

ぜひユーポート木更津に来てください!(^^)/

 

 

 

 

 

フタバから新発売のF3Cモーターです(^^♪

 

 

デザインもカッコいいです

 

Kv値は520

最近F3CではKv520~530が多いですね

 

ちなみに、Kv値が同じでも

モーターの外径や長さでパワーやトルクが違うので

そのモーターに合ったギヤ比設定が必要になりますね

 

 

デザインやパワー以外に、もう1つポイントが

 

 

コード端子が付いた状態で約382g

 

F3C用の大きめのモーターは500g以上あるので

これはかなりの軽量化になります

 

 

シャフトを長持ちさせるために、ひと手間かけます(^^

 

シャフトとベアリングのインナーが擦れない様に

ロックタイトで固定します

 

そのために一度分解

 

 

分解して2点気付きました

 

 

ベアリングが大きい

一般的なモーターのベアリングは外径16mmが多いですが

フタバモーターは外径19mmに容量アップしています

 

 

もう1つは

 

シャフトの根本側にもワッシャーが入ってました

今まで私が使ったモーターで、根本側にワッシャーが入ってるのは見た事がありませんでした

 

ワッシャーが無いとベアリングのインナーとモータ缶が

擦れて削れてしまう事が多いので

私はいつも分解したついでに0.1~0.2のステンレスシムを

入れていましたがフタバモーターは初めから入っていて驚きました

 

 

仕上げに、ロックタイトが乾いたら

ベアリングにお決まりのベルハンマーを塗布して完了です(^^♪

 

 

色々と期待出来るモーターで飛ばすのが楽しみです

 

 

 

サイズはほぼ同じです

 

見た目の大きな違いは、

アンテナの向きと、ジャイロ上面の差し込み口

 

裏面の取り付ネジの位置も同じで、

ポン付けで入れ替え出来ました

 

 

受信機はジャイロ内蔵のものを使用

チャンネルはワイヤレスでセッティングとテレメトリーを使いたいので今回は18chにしました

 

設定は機体に合わせたもの以外のエキスパート系の項目はデフォルトかスタートしてみます

 

静演技

この日の風は前風4~5mでコンデションはあまり良くなかったですが、前後左右の止まりは良い感じです

ちょっと風で上下しましたがガバナの調整で良くなりました

 

移動もスムーズ、特に着陸時の着地寸前のピッチ操作が素晴らしく良いです。

 

 

上空演技

水平飛行が固く良い感じです

キャンドルのフリップ中のレートが一定、ロールも軸ズレしないです

上空はデフォルトでも凄く良いです

調整した760Rより良いかも

 

 

この日は時間が無くて3フライトでじっくり調整は出来なかったですが

全体的な感想は、

サーボの分解能が上がったような微妙な操作にしっかり反応して、操作感が格段に上がってます

 

ちなみに、

サーボはまだ700なのでウルトラレスポンスは試してないですが、ウルトラレスポンスで更に良くなると思うと

どうなっちゃうのか(笑)と期待大です

 

 

今後もレポートしていきたいと思います

 

 

新型のヘリ用ジャイロが発表されましたね~(^^♪

 

進化は止まらない!

CGY770R

ヘリは止まる!!(笑)

 

 

型番の最後にRがあるので受信機内蔵ですね

画像を見るとアンテナがサーボ類のコネクター差し込みの反対側になってるのでコネクターの抜き差しが楽になりそうです(^^♪

 

新型の最大のポイントはウルトラレスポンスモードが搭載された事だと思います。

カー用では以前からありましたが、

ヘリでは初なので楽しみですね

 

ウルトラレスポンスモードを使うには

新型サーボのスワッシュHC701・ラダーHT700で

最新のサーボソフトウェアアップデートが必要です

 

サーボのソフトウェアアップデートはこちら

 

 

先に取説がダウンロード出来るので

770Rが届くまで予習したいと思います

取説ダウンロードはこちらから

 

 

ウルトラレスポンスモード以外の主な変更点です

 

センサーモードが追加されました

ジャイロセンサーのレスポンス設定のようです

初の項目なので、どんな変化があるか非常に楽しみです

 

※取説に重要な説明があります

センサーモードを変更したらLEDランプの点灯を確認してから

電源の入れ直しが必要のようです

 

 

エルロン・エレベーターのエキスパートメニューに

P.ゲインが追加されました。

※エレベーターエキスパートにP.ゲインがありませんが

 ミスだと思います

 

PとIとDで、PID制御になりますが、

Pがどんな役割なのか事前に勉強しておくのも良いかもしれません

YouTubeでPID制御で検索すると視覚的に説明してくれる動画が多いので勉強になります

 

 

ヘッドレスポンス

 

設定範囲が1~30になってます(^^;

760R・755は1~10です

多分、1~10を細分化したと思いますが

逆に1つの変化量が少なくなり調整にはまりそう(T_T)

 

 

ラダーもセンサーレスポンスとセンサーモードがあります

 

 

書き込みで、

760R・755のデータを770Rにコピーが出来るようなので

助かります

 

GPB-1も770Rに対応するために

ソフトウェアアップデートが必要です

アップデートの詳細はこちらから

 

 

楽しみですね~

早く飛ばしてみたいです

 

来月のMBP JAPAN RCヘリコプター大会に間に合うかな~
 

Fさんからのご質問です

ご質問ありがとうございます。

 

回答が遅くなって大変申し訳ありません

 

 

 

質問

いつもブログ拝見させてもらってます。ありがとうございます。

僕は独学でラジコンヘリをやってます。
ホバリングについての質問です。
F3C競技会に出てる方のようにビターっとホバリングすることがなかなかできません。
エルロン、エレベーター方向への流れの修正についてはここのブログを参考に頑張ってます。

止まる姿勢を覚えるといいますかどっちに流れるかってゆうのが最近は流れる前に当て舵ができるようになりつつあります。

前後左右の修正は演練あるのみでマスターできそうです。
 

今回質問させて頂きたいのはピッチ方向(上下への機体の変化)の動きについてです。
例えばなんですがエルロンやエレベーターの舵を打つとピッチ方向にも機体は動くものですか?エルロン、エレベーターの舵をうつと同時にピッチの操作もしてますか?
素人の考えですがヘリは右に傾いてホバリングしてるのでピッチ操作をしてなくてもエルロンやエレベーターの舵を打てばローターが回転してる面も動くので上下動にも影響があるのかなと思ったりもします。

風が吹けばなおさらです。

4~5メートルの風でも前後左右の動きはだいぶ止めれても上下には動いてしまってる感じです。
とにかく機体の上下の動きに対する予知がものすごく苦手です。
風が吹いたら機体が上下に動いてしまうのは風の強弱で浮力などがかわるからですか?

そのへんも教えて頂けたらうれしいです。

ジャイロ設定などで対処できる点があれば教えて頂きたいです。
よろしくお願いします

機体
クエストネオキャリバーGT15-700

エンジン
OS gt15hz2

ジャイロ CGY755

ベースゲイン130%
CYCレート 75d /s
レスポンススタイル +16
スタビリティゲイン5

エルロン
I.Dゲインともに90%
ヘッドレスポンス5

エレベーター
I.Dゲインともに80%
ヘッドレスポンス4

プロポ側
エルロン
デュアルレート65%
エクスポ −12%

エレベーター
デュアルレート50%
エクスポ −12%

ラダー
デュアルレート60%
エクスポ −20%

ジャイロ感度
ラダー100 エルロン 80 エレベーター 80

ピッチカーブは3ポイント
位置−100 レート −40
位置−65 レート +22
位置100 レート +74
センターは4℃ちょっとでホバリングしてると思います。

ガバナーはジャイロガバナー
ガソリンエンジンなのでモデラート

ガバナーゲインは30%
回転数は1380rpm

 

 

回答

 

ホバリングの上下動を止める、

を簡単に言うと

プロポのスティックを、

"機体が上下しない位置に合わせるか"です

当たり前ですね(笑)

 

ホバリングの前後左右で、

ホバリングが止まるように機体姿勢を合わせるのと

考え方は同じです。

 

 

ご質問の

例えばなんですがエルロンやエレベーターの舵を打つとピッチ方向にも機体は動くものですか?エルロン、エレベーターの舵をうつと同時にピッチの操作もしてますか?

 

私は同時にピッチ操作はしてません

 

説明すると、

完全に静止状態のホバリングは重力と揚力のバランスがとれた状態です

その状態から舵を打てばローター面や機体が傾き

揚力の中から舵方向にチカラが分散して揚力が減少します

揚力が減少すれば重力に負けて機体は降下します

ホバリング中にローター面や機体が傾くほど大きな舵を打てば

機体は上下動するのでピッチ操作も必要になると思います

 

ですが、

F3C選手権でホバリング中の修正舵はほぼ打ちません

舵を打ったとしてもスティックをチョンと当てるくらい微小です

そのためローター面や姿勢変化は殆ど無く、揚力変化も無いため上下動もしません

 

 

 

もう1つのご質問

風が吹いたら機体が上下に動いてしまうのは風の強弱で浮力などがかわるからですか?

そのへんも教えて頂けたらうれしいです。

 

ちゃんとした正解かわかりませんが、

私はローター面が板の様なものとして風を受けているからだと思います。

イメージ的には直径1.6~1.7mの丸い板を手に持って

強風の中で立っていると思って下さい

その場合は板が煽られない様に板を水平にすると思います

板を直角に立てたら、もろに風を受けますからね

 

でもいくら板を水平に持っていても

風が強ければ板を抑えているのは大変そうなのは想像できますか?

多分そんな感じだと思います(^^;

 

 

 

ホバリング時の上下動は

70~80%が技術

20~30%が機体設定

私のイメージはこんな感じがします

 

技術向上のための練習として

ずっとホバリングしてるだけでは上達は難しいと思います。

 

 

私のホバリングや静演技の練習方法は、

”爆風の日は絶好の静演技の練習日和”だと思っています

 

最大風速が10~12mを超えてくると

ホバリングで激しく上下します

特に私のホーム飛行場のユーポート木更津は

千葉半島の海風が起伏の激しい内陸を流れてくるので

とてもうねった”汚い風”が吹いてます

爆風時のホバリングは機体が上下1mくらい

瞬間移動する事もあります(^^;

 

爆風時のホバリング練習は、機体が予想外の動きをするので

反射神経の訓練、機体の動き出しの予測などが身に付きます

 

爆風でホバリングはちょっと...

と、いう場合の練習方法を紹介します

 

かなり前にも記事にしましが、動画を見て下さい

 

 

地上10cmのホバリングから

急上昇して静演技高度の2mでホバリングします

 

数秒のホバリング後に急降下して地上10cmでホバリングします

これを繰り返し練習して下さい

 

この練習方法は急上昇急降下で風に煽られる状況を再現しています

 

上昇や降下のスピードは速ければ速いほど効果的ですが

最初は無理をせず出来るスピードから初めて下さい

 

動画は高度10cmと2mの2か所ですが

2024年の新演技では地上から4.5m(演技2.5m)の

ホバリングや通過点があるため、

10cm→2m→4.5mの3か所で練習するのも良いと思います。

 

この練習に慣れてきたら更に精度を高めるために

高度だけでなくヘリパッドの真ん中を意識して

前後左右方向も真ん中からずれない様に練習して下さい

 

この練習方法をぜひ続けてみて下さい

 

 

 

続いて機体側は、

スティックを機体が上下しない位置に合わせやすくなるために調整・設定をする感じです

 

しかし、上下動の安定には多くの要素が絡んでます

 

メインローターの翼型や重量

ローター回転数

ヘッドのダンパー硬度

エンジンの燃調(ニードル調整)

ピッチカーブ

スロットルカーブ

ガバナ調整

ジャイロ調整

機体重量

等々、上げればキリがないです

 

 

その中でも大切なのが、

ピッチカーブ

スロットルカーブ

動力のトルク感

 

Fさんのピッチカーブ

ピッチカーブは3ポイント
位置−100 レート −40
位置−65 レート +22
位置100 レート +74

上記の位置-65は

-75~-80くらいに広げた方が良いかと思います

 

スロットカーブです

Fさんはガバナですが

ガバナゲインが低いと思うので

回転ハンチングしないギリギリまで

上げられれば上げてみて下さい

それだけでも上下動が落ち着くと思います

 

ただ、私としてはエンジン機のホバリングは

ガバナを使わずスロットルカーブの設定をおすすめします

 

エンジン機は気温や湿度など周囲の環境でコンデションが大きく変わるので、その都度ニードル調整が必要になりますが、

ガバナを使うとスロットル開度がガバナに制御されてしまうので

エンジンの調子がわかり辛くなります

そのためエンジンの調子が出ずに上下動が落ち着かなくなります

 

特にガソリンエンジンはグローエンジンの様に濃い目にすればトルクが出てホバリングが止まる、というものでは無いので難しいと思います

 

 

 

ジャイロの設定ですが

ジャイロ調整で上下動を落ち着かせる事は可能です

ただジャイロ調整だけで上下動を止めるまでは出来ないと思います。

 

設定を見させてもらって

エルロンのDゲインは高いと思います

5~10%くらいにして

その分ヘッドレスポンスを4→3→2と

少しづづ調子を見ながら変更しながら見て下さい

 

 

 

かなり長文になってしまいましたが、

ご不明な点やご質問などございましたら

お気軽にコメント下さい

そろそろ2024年シーズンが始まりますね〜

今年も、MBP JAPAN RCヘリコプター大会が 

4月21日(日)に行われます


私も参加します!!


詳細は鬼ちゃんのfacebookでアップされてました



新演技になってからの初めての大会になると思います


選手権予選前の大会になるので

新演技を勉強してきたいと思います


参加する方々、関係者の皆様

今年も宜しくお願い致します!


tさんからのご質問です

 

こんにちは、いつも勉強になる記事ありがとうございます。
現行のF3C演技のピッチは何度から何度まで使ってますか?
私は30年ほど前にF3Cの競技に参加してましたが、
そのときの競技内容は今で言う旧F3Cと近いもので
ピッチはオートローテーションや静演技を含めー5度~+13度でした。
この頃はマイナスピッチを多く取る感じですが
まわりにF3C競技やってる方がいなく情報がないので困っております
さしさわりの無い程度に教えて下さいませんでしょうか?

 

 

ご質問ありがとうございます

久しぶりの質問コーナーです(^^♪

 

私も30年近く前だと

JRのスペリオをOS61エンジンで飛ばしてました

ニトロ30%燃料で高かったですね~(^^;

 

確か、

その当時は680mm前後のメインローターで

アイドルアップで-6度~+1.5度~+9度くらい

オートロでー6度~+13度のカーブは直線くらいだったと思います

 

 

去年の日本選手権出場の時の数値をお伝えします

最スロー~中立~フルハイで記載します

 

ノーマル  -3   ~ +3.8  ~ +9

アイドル1 -10 ~ -0.4 ~ +11.4

アイドル2 -5.7~ -0.4  ~ +8.4

オートロ  -9 ~ -0.6 ~ +13.8

 

ちなみに機体、ローターは

クエスト、インパクション787 

ファンテック 740mm

回転数 ホバリング    1280回転

            アイドルアップ  1720回転

 

使うローターや回転数、好みで違うと思いますが

参考になれば幸いです

 

 

質問コーナーは随時受付しています(^^♪

以前ブログの様に質問記事にコメントではなく

ブログメッセージでご質問下さい!

ユーポート木更津からの飛行場利用についてのお知らせです

 

2月21日から2月26日までラジコン以外のイベント開催のため

ラジコン、ドローンの飛行が行えません。

またイベント関係以外の方の入場も難しいのでご注意下さい

 

大変ご迷惑をお掛け致しますが

ご理解、ご協力のほどお願い致します。