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現在放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」では、描かれているのが平安時代ということで、みなさんがよく知る、下剋上がまかり通る血で血を洗う戦国時代とは異なりまして、あくまで宮中における政略的な掛け引きが中心のいわゆる天皇から授かる「官位」というもので序列が決められていました。
藤原道長はその典型的な例で、縁戚を足掛かりとしてライバルたちよりも高い官位を得て、自分の地位を確立し、例の「この世をば わが世とぞ思う~」という実質的な天上人となったという分けなのです。
以前のこのブログに、伊達政宗様の従三位という「位階」と権中納言という「官位」について書きましたが、武士の世になってからはどちらかというと名誉のための肩書きだった「官位」。
でも、平安時代から徐々に形が出来上がっていった「官職」については正直なところ、私たちはなかなか知識をインプットする機会がないので、ピンと来ない。
実はこちらの動画で、「官職」について詳しく解説してくれていますので、今回はこの機会にぜひ、「官職」について学び、覚えておきましょう!