そんなわけで

牡蠣にあたって意識を失い

吐しゃ物で窒息しかけた

わが夫(英国人)は

その後無事に回復。

 

・・いや、回復してくれて

よかったですよ。

 

下手したら私は今年

とんでもない

誕生日プレゼントを

受け取る事態に

なっていましたよ。

 

ちなみに夫は嘔吐直後

非常に意識清明で

「気持ち悪いから

歯を磨き直します」とか

「汗をかいちゃったので

着替えますね」とか

普通に自分で自分の

世話を焼いて

布団に戻って行ったので

私もそのままに

しておいたのですが

後日この話を

わがお散歩仲間の

某夫人にいたしましたところ

「・・・牡蠣にあたって?

吐いて?意識を失って倒れた?

アナタそれは救急車を

呼ぶべき事態なんじゃない?」

 

「えっそうですか?」

 

「だって倒れた時に

頭を打っていたかも

しれないでしょ?」

 

「あ、それは

口頭で確認しました、

本人曰く、倒れる前に

ちゃんと壁にもたれたから

大丈夫という話でした」

 

「気を失うほど

体調の悪い人の言うことを

間にうけちゃ駄目じゃない?」

 

駄目ですかね?

 

ともあれ今のところ

わが夫は大丈夫であるようです。

 

一応次回お医者さんに

かかる際に今回の気絶のことは

伝えるようには言いました。

 

まあでもなんのかんので

病人は労(いた)わりたい私です。

 

弱っている同種族を心配する、

これは人間の、というか

動物の本能かと思うんですけど、

その本能がちょっと

迷惑な方向に暴走しているのが

最近の英国王室ゴシップだと

私は思っております。

 

 

ゴシップというか、

皆様もお聞きに

なりましたでしょう、

キャサリン妃の

写真加工のニュース

 

あの話は前提として

この1月に手術を受けた

キャサリン妃が以来これまで

公の場に一切姿を

現していないことに

端を発しておりまして、

ただこれは手術前から

告知されていたことで

(『術後2、3か月は

キャサリン妃は

仕事に復帰しない』)

患部は腹部だとのことですし

開腹手術を何度か

経験したことのある身としては

「当たり前だよ!腹を切ったら

普通に動けるようになるまで

1か月とか2か月とかは

絶対にかかるよ!その後

手術前と同じくらい元気に

見えるようになるには

1年は必要だよ!」なんですが、

世間の一部はまた

好き放題言っていたようで。

 

何故そこまで

人目を避けるのかとか

どうして病名を隠すのかとか、

そんなの個人の勝手でしょ!

 

要職についている

政治家などなら

公益のためある程度

そうした情報を開示しないと

いけない場面も

あるかもしれませんけど。

 

王室関係者の病気に

陰謀論を持ち出すのは

陰謀論者として下の下ですよ!

 

(注:Norizoさんは

本人がかなりこじらせた

真正陰謀論者です)

 

いずれにせよあちらは術後、

まだ圧倒的に

体も心も弱っている時期、

なんか一部は「いやいや

実は言われているより

妃はさらに重病で」とか言って

喜んでいるらしいですが、

それならなおのこと

安静な治療環境を妃が

手に出来ることを

我々も望みましょうよ。

 

これは親王室とか反王室とか

関係ない話じゃないですか?

 

そもそも論で、私は今回

王室は別にキャサリン妃の写真を

公開しなくてもよかったんじゃ

ないかと思っています。

 

ただ確かに公開しなかったら

しなかったで、

また新たな憶測が

生まれていたとも思うんです。

 

(写真が提示されたのは

英国の『母の日』合わせで、

皇太子夫妻は例年この日

母子写真を公表してきていた)

 

本当に大変な

立場の方たちですよね。

 

何事も隗より始めよで

私も夫にもう少し

優しくしたいと思います。

 

 

ダイアナ妃の

事故死をきっかけとし

英国王室と報道陣の間には

「悪質なパパラッチ行為は

今後ご法度。その代わり

王室側は節目節目に関係者の

写真などを公表する」という

了解が出来た・・・と

私は記憶しています

 

今回キャサリン妃が

退院してから実は一度

米国のゴシップメディアが

『外出する妃の隠し撮り』

写真を記事にしたことが

あったんですが

英国大衆紙はそれを

さらっと無視したんですよ

 

そういうこともあって

王室側というか皇太子夫妻は

多少無理をしてでも

メディアに写真を

渡したかったのかな、と

私は思ったりもしています

 

お礼っていうか仁義っていうか

 

キャサリン妃の平穏な

療養生活を願っての

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